福利厚生制度
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社食(社員食堂)
公開:2019.06.13
更新:2026.05.29
ずっと同じ空間で仕事をするオフィスワーカーにとって、ランチの時間は栄養補給と気分転換を兼ねた大切な時間ですね。どんな時間を過ごすかで、午後の仕事の効率も変わってくるでしょう。
近年では、社員の健康増進のために食の福利厚生が注目されています。社員食堂を設けている会社もありますが、食堂以外にも手軽に導入できる「社食」があります。社食があれば、安い価格で食事を取ることができます。
安い食事だからといってジャンクフードが提供されるわけではなく、安いけれどおいしく、栄養がとれるように配慮されています。
企業が食の福利厚生に力を入れるのには理由があります。充実した食事を取ると、社員の健康が良くなり、仕事の生産性の向上が期待でき、業績アップにつながるからです。
さらに、福利厚生が充実していることは企業のアピールポイントにもなり、ひいては人材確保にもつながります。
今回は、社食が安い理由と、コストを抑えて安いのに栄養価の高い社食を導入する方法について見ていきましょう。
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目次

社員食堂は、外食チェーンやコンビニ弁当と比べて「安い」というイメージを持たれやすい福利厚生です。実際に、ワンコイン前後で昼食を提供している企業も少なくありません。その背景には、一般的な飲食店とは異なる運営の仕組みがあります。社食は利益を大きく出すための事業ではなく、従業員の健康維持や働きやすい環境づくりを目的として運営されるケースが多いためです。
また、社員向けに限定して提供するため、広告宣伝費や集客コストを大きくかける必要がありません。加えて、一定数の利用者が見込めるため、食材の大量仕入れによってコストを抑えやすい点も特徴です。さらに、企業側が運営費の一部を負担するケースも多く、従業員は実際の原価より低い価格で食事を利用できる場合もあるでしょう。福利厚生として食費補助を行うことで、従業員の負担軽減につなげている企業もあります。このように、社食の安さは単なる値下げではなく、「福利厚生」「安定した利用人数」「運営コストの分散」など、複数の仕組みによって成り立っています。
社員食堂は、企業が福利厚生の一環として運営するケースが一般的です。従業員が支払う食事代だけで運営費をまかなうのではなく、企業側も費用を負担することで、比較的安価な価格設定を実現しています。
例えば、1食700円相当のランチでも、企業が費用を補助することで、従業員は300円〜400円程度で利用できるケースがあります。また、社食や食事補助には税制上のルールがあり、一定条件を満たす場合は福利厚生費として扱われます。条件を満たせば、企業負担分は従業員の給与課税対象になりません。
2026年4月からは、食事補助の非課税限度額が従来の月額3,500円から月額7,500円へ引き上げられました。物価上昇への対応や、企業の福利厚生拡充を後押しする目的があります。食事補助が非課税となる主な条件は、以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
| 従業員負担 | 食事代の50%以上を従業員が負担 |
| 企業負担の上限 | 月額7,500円(税抜)以下 |
| 適用開始 | 2026年4月1日以後支給分 |
| 対象 | 役員・従業員への食事の現物支給など |
この制度改正によって、企業は以前より手厚い食事補助を導入しやすくなりました。一方で、条件を満たさない場合は給与課税の対象になるため、運用ルールの確認も重要です。
出典:国税庁「食事の現物支給に係る所得税の非課税限度額の引上げについて」

社員食堂の導入によって従業員の健康状態を良好に保つことで、業務のパフォーマンスアップや仕事の効率化、そして従業員同士のコミュニケーションの活性化が期待できます。
多くの人が企業選びをする際、「食事補助」を優先的に考えているというデータもあります。企業側は安い社食を提供できる社員食堂があることで、優秀な人材を獲得できる可能性が高まるでしょう。
従業員の意欲を高め、業績アップにつなげるため、企業は「食の福利厚生」に力をいれているのです。
従業員の人材定着や離職率を低下させたいといった課題は多くの企業が持ち合わせています。
安い社食を提供し、コミュニケーションを取れる社員食堂があることで、従業員の士気が高まります。さらに、満足度が向上し離職率の問題解決になると言っても過言ではありません。
健康増進の第一歩は食生活からです。従業員の健康維持はもちろん、できることなら自社で働くことで健康増進につながってほしいと願っている企業も多いでしょう。
忙しいという理由でコンビニ食や安いファストフードに頼ることは、思考力の低下につながる可能性もあります。仕事意欲を高めるためにも、安い社食を提供できる企業は従業員の健康増進にも役立ちます。
職場では同じチームや席の近い人とのコミュニケーションはあるが、他部署とはあまり関わりがないという人も多いのではないでしょうか。
同じ職場で働くもの同士、風通しの良いコミュニケーションを取ることは日々の出社の楽しみにもなります。
企業側も、従業員のコミュニケーション活性化は会社の雰囲気が明るく活発になるという利点も含んでいます。
福利厚生が充実している企業は従業員の満足度も高い傾向にあります。
満足度が高まるとそれをSNSを通し世界に発信する人々が増えていきます。充実した福利厚生は、いまや時間をかけずともできる企業ブランディングの一つではないでしょうか。

これまで社員食堂のメリットをあげてきましたが、もちろんデメリットもあります。
社員食堂を取り入れるには、莫大な設備投資が必要です。キッチンや食事スペースの確保、社員食堂で働く人材の確保など、企業側はコスト面で負担を強いられることになります。
社員食堂は、手頃な価格で食事を取れる福利厚生として人気があります。しかし、運営内容を長期間変えないままでいると、従業員から不満の声が出る場合もあります。特に多いのが、「メニューのマンネリ化」と「利用しづらさ」に関する課題です。
まず、メニューについては、毎日利用する従業員ほど変化の少なさを感じやすくなります。価格を抑えながら安定的に提供する必要があるため、定番メニュー中心になりやすく、「安いが飽きやすい」という印象につながるケースもあります。マンネリ化を防ぐには、定期的なメニュー更新が重要です。例えば、以下のような工夫を取り入れる企業もあります。
| 取り組み例 | 内容 |
| 季節限定メニュー | 夏は冷たい麺類、冬は温かい汁物などを提供 |
| おすすめメニュー追加 | 月替わりで新メニューを導入 |
| 従業員アンケート | 人気メニューや要望を収集 |
| 健康志向メニュー | 低糖質・高たんぱくメニューなどを追加 |
特に、従業員アンケートは満足度向上につながりやすく、「意見が反映されている」という実感を持ってもらいやすい施策です。
また、営業時間に対する不満もあります。社員食堂は昼休み中心の営業になりやすいため、外回りが多い従業員やシフト勤務の従業員は利用しづらい場合があります。昼休憩の時間がずれる職場では、「行ったら営業が終わっていた」というケースも起こりがちです。近年では、働き方の多様化に合わせて、営業時間を広げる企業も見られます。
| 対応例 | 特徴 |
| 朝食提供 | 出勤前に利用しやすい |
| カフェタイム導入 | 軽食やドリンクを提供 |
| 夕食対応 | 残業時にも利用可能 |
| 設置型社食の導入 | 営業時間に左右されにくい |
このように、社食は便利な福利厚生である一方、運営方法によっては不満が蓄積する場合もあります。従業員の働き方や利用状況に合わせて改善を続ける姿勢が求められます。
社員食堂に興味はあるものの、「専用スペースを確保できない」「大規模な設備投資は難しい」と悩む企業も少なくありません。そのような企業から注目されているのが「設置型社食」です。設置型社食は、冷蔵庫や専用ボックスをオフィス内に設置し、従業員が手軽に食事を購入できるサービスです。一般的な社員食堂と比べて導入ハードルが低く、中小企業でも取り入れやすい点が特徴です。
設置型社食は、オフィスの空きスペースを活用しやすく、大規模な厨房設備を必要としません。サービス事業者が商品補充や管理を行うケースが多いため、企業側の運営負担を抑えやすい点も特徴です。また、営業時間に縛られにくく、従業員が好きなタイミングで利用しやすいメリットがあります。設置型社食の主な特徴をまとめると、以下のようになります。
・厨房設備が不要
・少人数のオフィスでも導入しやすい
・初期費用を抑えやすい
・24時間利用できるサービスもある
・商品補充や管理を委託しやすい
・健康志向メニューを導入しやすい
近年は、サラダや惣菜、冷凍食品、軽食など商品ラインナップも広がっています。
一般的な社員食堂と設置型社食には、それぞれ特徴があります。以下の表では、両者の違いを比較しています。
| 比較項目 | 一般的な社食 | 設置型社食 |
| 導入コスト | 高め | 抑えやすい |
| 必要スペース | 広い | 小スペースでも可能 |
| 厨房設備 | 必要 | 不要な場合が多い |
| 営業時間 | 限定されやすい | 柔軟に利用しやすい |
| 運営負担 | 比較的大きい | 軽減しやすい |
| メニュー提供 | 温かい定食中心 | 軽食・惣菜・冷凍食品など |
| 導入しやすさ | 大企業向けになりやすい | 中小企業でも導入しやすい |
一般的な社食は、温かい食事を提供しやすく、福利厚生としての存在感もあります。一方で、設置型社食はコストやスペース面の負担を抑えながら導入しやすく、柔軟な働き方にも対応しやすい特徴があります。近年は、オフィス規模や働き方に合わせて、設置型社食を選択する企業も増えています。
OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)では、大きく3つの特徴があります。
ひとつめは、社員の満足度が高められる点です。
健康にこだわったラインナップで、コンビニなどで購入するより安い価格で購入できます。また、独自の電子決済サービス「YASAI PAY」を利用することで、キャッシュレス決済が可能です。
事前に登録したクレジットカードでの決済が可能で、アプリからQRコードを読み込むだけで簡単に支払いができるため、現金をわざわざ用意する手間もなくなります。
ふたつめの特徴は、面倒な手間がかからないことです。
商品の補充や冷蔵庫のメンテナンスなどは、OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)のスタッフが行うため、企業側ですることはありません。
最後に、安心・安全であるということです。
OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)のメニューはすべて国内で作っており、食材を加工する過程で、着色料や保存料が一切使われていません。商品の賞味期限なども厳重にチェックされています。
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やさいプラン・ごはんプラン、それぞれのメニュー例を紹介します。
【やさいプラン(冷蔵)】
新鮮な野菜や旬なフルーツを使用した以下のようなメニューが、約60種類あります。
・ざく切り野菜
・カットフルーツ
・サラダごはん
・スムージー
・ヨーグルト
【ごはんプラン(冷凍)】
メニューは約30種類です。不要な添加物は極力使用せず、国産の食材をできるだけ使った主食・惣菜などを取り揃えています。
企業側は社員食堂を運営するような莫大な費用をかけずとも、安い価格で従業員の喜ぶ食の福利厚生を実施できます。
従業員側は一部会社が負担してくれることで、社食と同じように安い価格でバランスのよい美味しい昼食が摂れます。
オフィスワーカーにとって社内でおいしい食事が取れることはうれしいことです。
安い価格でおいしい食事が取れれば、自席にいながらリフレッシュできそうですね。
福利厚生としてのアピール効果も期待できます。
OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)について詳しくはこちら
今回は、社食が安いのはなぜ?その理由と、コストを抑えて社食を導入する方法とは?についてご紹介してきました。
オフィスワーカーにとって便利でお得な社食ですが、企業によってさまざまな社食があることが分かりました。
企業は、社員食堂の設置やいろいろな社食サービスを利用し、食事面から社員の健康をサポートしていくことが大切です。
福利厚生の充実や食事環境の整備を行うことで、人材の定着だけでなく、人材確保にもつながります。
近年、注目されている「食」の福利厚生は、今後も取り入れる企業が増加していくでしょう。
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