福利厚生制度
導入企業が増加中!満足度の高いオフィスへのごはん宅配サービスとは?
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自動販売機には、ジュースなどの飲料系とカップ麺などの食品系がありますが、近年では、福利厚生としてオフィスに自動販売機を設置する企業が増えてきています。
自動販売機の設置・導入は、比較的簡単に行うことができますが、費用面や設置後のメンテナンスなど、考えなければいけないことも多いでしょう。
そのような企業のために、今回は、福利厚生として自動販売機を設置する際の方法や、ラインナップ、その他手軽に導入できる福利厚生についてもご紹介していきます。
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目次
なぜ福利厚生として、オフィス自動販売機の人気が高まってきているのでしょうか?
その理由となる特徴を3つご紹介します。
自動販売機では、ドリンク以外にもパンやお菓子などちょっとした食べ物も販売されています。
朝時間が無くて朝食を抜いてしまった際の栄養補給や、小腹が空いたときのおやつとしても利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスなのです。
福利厚生で売店を設けている場合もありますが、売店は営業時間が決まっているため、早朝や残業中には利用できないケースも多いでしょう。
しかし自動販売機なら、従業員は利用時間を気にせずいつでも自由に購入が可能です。
外出する時間はないけれど、休憩がてらコーヒーでも、と思った際すぐに購入できるのが自動販売機の強みです。
最近の自動販売機は現金だけではなくキャッシュレス決済にも対応しているため、スマホひとつで購入できる手軽さも嬉しいですね。
福利厚生での自動販売機は、災害時の備蓄としても活躍します。
近年の日本では、地震や台風などの自然災害によって交通機関が麻痺し、会社で一夜を過ごしたり、企業が避難場所として利用されたりというシーンは珍しくありません。
このような災害はいつ起こるか予測が立てづらいため、企業はしっかりと備蓄を行う必要があります。
しかし、ストック場所にも限度があるため、十分な量を補充できない場合もあるでしょう。
もちろん通常の備蓄は行ったうえで、自動販売機も設置されていれば、万が一の際には大きな助けになってくれるはずです。
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オフィスの自動販売機の特徴についていくつかご紹介しましたが、では福利厚生で自動販売機を導入することの、メリットやデメリットは何があるのでしょうか?
従業員側のメリットとしては、まず自動販売機のメニューが福利厚生価格で購入できるという点があげられます。
数十円の違いかもしれませんが、何度も利用するとなると結構な金額になりますね。
また、社内に福利厚生の自動販売機があるということは、飲み物や食べ物を買いにわざわざ外出する必要がなくなるため、移動時間の短縮になり、業務効率の改善にも繋がっていきます。
冬の寒い日や雨の日など、外出するのが億劫な場合もありますし、ランチ時にはコンビニも長蛇の列になっているため、余計に時間が掛かります。
そのようなストレスを感じることがなくなるという点はメリットと言えるでしょう。
福利厚生とは、企業が全従業員を対象として提供する金銭以外の報酬のことを指し、どの従業員も平等に利用できる福利厚生が良いとされています。
そのため、時間を気にせず誰もが利用できる自動販売機は、福利厚生の利用率も高まると考えられるため、企業側にとってもメリットのあるサービスだと考えられます。
自動販売機だけなら場所も取らないため導入も簡単、かつ満足度の高い福利厚生だと思うと、多くの企業が導入しているのもうなずけます。
一方、福利厚生の自動販売機にはデメリットもあります。
例えば自動販売機を稼働させるための電気代は、節電タイプで月々3~4,000円ほど掛かってきます。
サービスを運用するには一定のコストは必要ですが、導入前にはどの程度のコストが必要かは試算しておいた方が安心です。
また、設置にはある程度のスペースを要します。休憩室などが広ければ問題ありませんが、無理にスペースに詰め込んでしまい、貴重なスペースが窮屈になってしまわないように注意しましょう。
さらに、取り揃えるラインナップにも注意が必要です。どのようなメニューの自動販売機を導入すれば従業員に使ってもらえるか、事前にある程度検討しておく必要があります。この見立てがズレてしまうと、導入したのに使ってもらえないというリスクにつながる可能性もあります。
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では福利厚生の自動販売機にはどのようなタイプがあるのか、それぞれの設置方法と合わせて説明していきます。
まずは王道のドリンク自動販売機から紹介してしきます。
メーカー自販機は、ひとつの飲料メーカーのドリンクを専門に扱う自動販売機です。
大きな特徴は、本体の横に飲料メーカーの名前が大きく記載されていることです。各飲料メーカーは、TVCMなどの広告で自社のロゴをアピールしており、社員にとってはCMや電車の中吊り広告や街の広告で見かけた馴染み深いロゴがついていれば、安心感があるでしょう。
販売されるドリンクはそのメーカーのものに限られており、コーヒー・お茶・炭酸飲料・ジュースなど、各メーカーのブランドがラインナップされます。
人によって「お茶といえば、このブランド」のように、お気に入りの飲料ブランドがあったりしますよね。各飲料メーカーが行なっているマーケティング活動の効果が顕著に反映されるのが、メーカーのロゴの入ったメーカー自販機なのかもしれません。
この種類の自動販売機を福利厚生として導入する際のメリットは、メーカー系列の会社が運営している場合が多いため、アフターフォローがしっかりしている点です。
メーカー自販機がそのメーカーのドリンクを専門に扱うのに対し、混載機は異なるメーカーのドリンクを販売できるのが魅力です。
メーカーによって、得意なドリンクの種類が異なります。福利厚生で設置する自動販売機を一つのメーカーに絞りたくない時に、おすすめなのが混載機です。お茶はこのメーカー、ジュースと炭酸ドリンクはこのメーカー、栄養ドリンクはこのメーカーというように、いいとこ取りできるというわけです。
各メーカーで人気のブランドが集まっていれば、満足度が高い福利厚生になりそうですね。
カップ自販機は、その名の通りカップで販売される自販機です。
その場でドリンクを作り、カップに注ぐため、特にコーヒー類では強みを発揮します。
ボタンを押した後に、その場で豆を挽き、抽出する自販機もあるため、豆の香りを味わうこともでき、コーヒーが好きな人にとっては嬉しいでしょう。ミルク・砂糖の量を変更したり、温度調整ができるものもあり、自分好みのコーヒーを飲みたいけれど、自分でコーヒーを淹れるのは時間がないという社員におすすめです。
スープやジュース、フローズンドリンクを提供できるタイプもあります。
上記のカップ自販機の1/2程度の幅になったのが、この自動販売機です。
機能はそのままに、提供できるドリンクの種類を人気のものに絞ることで、省スペースを実現しています。オフィスに自販機設置スペースがない場合、休憩スペースもしっかり確保したいという場合の福利厚生におすすめです。
紙パックのドリンクを販売できる自動販売機です。
この紙パック自販機では、通常の自動販売機では販売していない牛乳や野菜ジュース、乳飲料を購入することができるので、健康のことを考えた福利厚生としてもいいですね。
福利厚生としての自動販売機には、パンやおやつなど食品を取り扱うものもあります。
以前は、食べ物の自動販売機はパンやおやつなどの軽食が主流でしたが、最近ではきちんとした食事を購入できる自動販売機も増えてきました。
例えば、設置型社食やオフィスコンビニなどがあります。
これらは自販機のような「全自動」ではなく、商品を自分で取って決済する「セルフサービス」の形をとっています。
今までは食の福利厚生として社員食堂を設置する企業もありましたが、導入コストや運用コスト、スペースの問題などがあり、中小企業やオフィスビルに入っている企業にとっては導入のハードルが高いのが難点でした。
しかし、設置型社食やオフィスコンビニは、オフィス内に冷蔵庫や什器を設置するだけで、従業員がいつでも気軽に商品を購入できるサービスを手軽に導入できるため、中小企業やオフィスビル内の企業で導入する企業が増えています。
健康に気を遣う人に向けた健康的なメニューのラインナップも充実しており、福利厚生として導入すれば食費の補助になるのに加え、従業員の健康維持や健康意識の向上にもつながるため人気です。
提供しているメーカーによってラインナップは異なりますが、代表的なものは下記になります。
・サンドイッチ
・主食
・おにぎり
・お惣菜
・サラダ
・カットフルーツ
・お菓子
・栄養補助食品
・カップ麺
間食や軽食の自動販売機も、ドリンクの自販機と同様に、まずは見積り依頼や資料請求を行いましょう。
後日メーカーの担当者が来社してサービス内容や価格の詳細について説明してくれますので、内容に問題がなければ、日程を決めて契約書を締結して設置完了となります。
設置当日は自動販売機の設置業者や営業担当者などが立ち合い、自販機の設定や商品補充を行います。
作業時間は約1時間で、補充した商品が設定した温度になれば販売可能となります。
ただし、食べ物の自動販売機の場合、お弁当やハンバーガー、給湯装置付きのカップ麺など、機械の中で調理をして食事を提供する自動販売機であれば飲食店営業許可が必要となります。
また、福利厚生としての運用方法の整備や自動販売機を置くための十分なスペース確保も必要なため、導入前にしっかり確認をしておきましょう。
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メリットの多い福利厚生での自動販売機導入ですが、設置する前にはいくつか気をつけたいポイントがあります。
「喜んでもらえる福利厚生だと思ったのに、こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、事前に下記の点をしっかり検討してくださいね。
「せっかく社員に喜んでもらいたいと福利厚生を導入しても、意外と利用率が低かった」となっては残念ですよね。
自社の社員の求めている福利厚生は何か、事前にリサーチできるとミスマッチがなく安心です。
例えば、どんなドリンクに関する福利厚生のニーズが想定されるでしょうか。以下で、予想されるニーズを見てみましょう。
・低価格で購入したい
毎日利用する可能性がある福利厚生のため、なるべく利用しやすい価格で販売されていたら嬉しいですね。
・様々なバリエーションを購入したい
様々なバリエーションのニーズがある場合は、複数の種類の自動販売機を設置すれば、幅広いニーズに対応できます。十分なスペースが確保できない場合は、混載機の導入が効果的でしょう。年齢・性別が幅広く、社員の嗜好が異なる場合も、喜ばれる福利厚生になるはずです。
・食品が購入したい
食事の時間が不規則になってしまう社員が多い企業や、夜勤がある企業では、食品が購入できる自販機のニーズが高いかもしれません。オフィスの周りに飲食店が少なかったり、コンビニ・食料品店がない場合も、食品購入のニーズが高いでしょう。
その場合は、軽食・間食の自動販売機が適しています。
・健康志向のドリンクが購入したい
野菜不足になりがちなオフィスワーカーから、健康的な食を支援する福利厚生のニーズが高まっています。栄養価に優れた野菜ジュース・牛乳などが提供できる、紙パック自販機がマッチするでしょう。トクホ飲料の取り扱いのあるメーカー自販機や、混載機にトクホ飲料を取り入れるのもおすすめです。
・キャッシュレスで便利に購入したい
都市部では見かけることの多い、キャッシュレス対応自販機も人気が高まっています。キャッシュレス対応自販機はお財布を持たずに電子マネーで購入できるので、仕事の合間に手軽に購入しやすく、福利厚生の利用機会が増えそうです。
福利厚生で導入したい自動販売機が決まったら、設備面も忘れずに確認しましょう。
設置するスペースは十分にあるでしょうか。自動販売機のサイズは、ドリンクの収容本数と取り扱い種類(何種類販売できるか)によって異なります。幅がスリムなもの、小型のもの、奥行きが少ないものなど、バリエーションがあるため、自社の設置したいスペースに合うものを検討しましょう。
また、必ず設置には電源が必要です。一般的な自動販売機は、家庭用電源(100V)があれば設置できます。カップ式の場合は、水道が必要です。なければ、業者が請け負ってくれる場合があるので、導入したい場合は相談してみましょう。
ドリンクの販売価格をいくらにするかは、どのように決定したら良いのでしょうか。
まず、自動販売機ビジネスのお金の動きを考えましょう。自動販売機の設置費用は業者が負担してくれるため、お金がかかりません。実際に設置者が負担するのは、毎月の電気代やカップ型自販機なら水道代です。
1本のドリンクが売れた場合、それは(1)ドリンクの原価、(2)自動販売機業者の利益、(3)設置者の利益、の3要素に分けることができます。
どのような形で社員に対して提供したいのかによって、(3)設置者の利益を調整する必要があります。福利厚生で自動販売機を設置するなら、設置者の利益を低く抑え、安く販売し、社員の満足を優先するといいでしょう。
見積もりをとって業者を比較検討する際に、シミュレーションを出してもらうと、よりイメージがつくためおすすめです。
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従来はドリンクの自動販売機サービスが主流でしたが、最近ではお出汁や冷凍餃子、限定のカップラーメンなど珍しい商品を取り扱う自動販売機や、ぞろ目が出ると無料でもう1本もらえる自動販売機など、ユニークな自動販売機も増えてきました。
ここからは、会社の福利厚生にもおすすめのユニークな自動販売機サービスを2つご紹介します。
食品を扱う自動販売機として、パンやおやつなどの軽食を販売する自販機を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、健康に気を遣っている方の中には「もっと健康的な食事が買えたらいいのに」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこでおすすめなのが、オフィスコンビニの一つ、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」です。
福利厚生として人気のオフィスコンビニには、お菓子だけを販売するサービスやコンビニのように多様な商品を揃えているサービスなどさまざまな種類があります。
「オフィスで野菜」では、安心安全な国産野菜で作るスムージーやサラダ、健康志向のお惣菜、カットフルーツなど、健康的な食事を提供しているのが特長です。
健康的なメニューが充実している「オフィスで野菜」であれば、福利厚生として導入することで従業員に対する食費補助になるだけでなく、従業員の健康維持や増進にもつながるのでおすすめです。
最近では健康経営の取り組みの一つとして福利厚生に「オフィスで野菜」を導入する企業も増えているようです。
オフィスコンビニをうまく取り入れて、従業員の健康を食の面からサポートしていきましょう。
もう一つのユニークな自動販売機は、サントリー株式会社が提供する「社長おごり自販機」です。
一見普通のドリンク自動販売機に見えますが、「2人の社員が社員証を同時にタッチすると、好きなドリンクを無料で手に入れられる」というユニークな福利厚生サービスです。
2人の社員が一緒に飲み物を手に入れることで、挨拶以上食事未満のちょうどよい雑談の時間が生まれ、職場内のコミュニケーションが増えるとして注目を集めています。
導入企業には利用人数や利用時間帯、新しいペア数などのデータを見られる管理画面が用意されており、自動販売機導入の効果を可視化することが可能です。
また、一人当たりの一日利用上限数やおごり機能の稼働時間制限、同ペアでの利用回数制限など企業独自のカスタマイズができるため、ただドリンクを提供するだけではなく、福利厚生として効果的な運用が期待できるでしょう。
今回は、福利厚生としての自動販売機について、その他手軽に導入できる福利厚生についてご紹介しました。
食の福利厚生はどの企業でも人気が高く、導入することで従業員満足度に大きく寄与するため、検討している企業も多いでしょう。
今回ご紹介したような福利厚生としての自動販売機や、オフィスコンビニといったサービスは、手間もかからず導入もしやすいため、飲食関連の福利厚生が初めてという企業であっても安心です。
従業員のニーズを確認したうえで、ぜひ自社に合った福利厚生を導入してください。
社員の健康改善につながる新しいオフィスコンビニ
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