導入事例

-2020.01.26.Sun

複数拠点の野菜不足をOFFICE DE YASAIで解消!その活用法とは? / 人の森株式会社

今回は、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を複数拠点で導入いただいている人の森株式会社の導入事例をご紹介します。

本社での導入をきっかけに、「華厳工場」「パデル&フットサル 晴れのち晴れ」、別記事でご紹介させていただいたフィットネスクラブ「ココカラ本厚木店」と現在計4拠点で活用いただいている人の森株式会社。

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は配達する商品の個数を調整することで、オフィスだけでなく工場やフィットネスクラブなど、現場のスタッフの人数に合わせて利用が可能です。

実際にどのような形で利用し、社員の食事サポートや野菜不足に役立てているのか、それぞれの拠点でお伺いしてみました。

なお、別記事で訪問させていただいたフィットネスクラブ「ココカラ 本厚木店」でどのように利用されているかは、こちらの記事に詳しくまとめております。

運動前後のエネルギー補給にも!ジムスタッフの健康を支える食事補助 / ココカラ 本厚木店

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置き型健康社食の『OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)』

人の森株式会社 まずは本社に訪問!

今回インタビューをさせていただいたのは、2020年で創業80周年を迎える人の森株式会社。

神奈川県海老名市に本社を構え、社会問題に関わる様々な事業を展開している会社です。

「地球に調和を。社会に豊かさを。人々に幸せを。」をスローガンに掲げ、社会の役に立てる事業を積極的に展開し続けています。

本社でのインタビューでは、「人の幸せを支える部」部長の高橋慶子様、そして「人の幸せを支える部」の高橋くるみ様、黒川郁子様にお話を伺いました。

―新しい事業を次々と展開されているイメージがあるのですが、どのような事業をされているのでしょうか?

弊社は元々採石業から始まりましたが、おっしゃっていただいたように、現在は様々な事業を展開しています。

まず、「未来の森を育む部」という砕石と森の再生を行う部署、「社会環境を支える部」という建築土木や公共工事・インフラ整備などを請け負う部署、「信頼をつなげる部」という砕石・建築の骨材を販売する部署、「水でみんなを潤す部」という、地下水を組み上げてそれを飲み水にすることのできる『膜ろ過システム』を病院や老人ホーム・ゴルフ場などの水の需要が多いところに設置し、水道料金よりも非常に安い価格で水を提供する部署、「未来のタネ栽培部」という、完全閉鎖型の植物工場をつくり、イチゴの生産や研究をしている部署、「まちを盛り上げる部」という、社有地をニーズに合わせて活用し複合型スポーツ施設を運営する部署、地質調査を中心に行っている「ジオのみらい調査部」があります。

また、「ウェルネス社会を創る部」という、人々の真の豊かさの実現をサポートすることを目的とした部署では、フィットネスクラブ『cocokara』を国内で3店舗運営しています。

そのほかにも、「人の幸せを支える部」「「人の森」を支える部」「101点室」という部署があります。

―最近もともとあった部署名を刷新されたとお聞きしましたが

はい、2013年に創業時の相模興業株式会社から人の森株式会社に社名変更をし、さらに2019年の6月に部署名をすべて刷新しました。

それぞれの部署が数字の追求だけではなく、世の中に対してどんな存在でいるべきかを意識しながら仕事をし、組織の縦割り意識の壁を無くすことを目的として実行しました。

「困っている人たちのために世の中に必要とされることを見つけてやっていこう」という社長の考えを反映した形です。

野菜不足の解消に「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を導入!

社員の野菜不足に不安があり、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入された人の森株式会社。

その具体的な導入の背景を伺ってみました。

―ずばり、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

もともとは、社員が昼食で食べるものが偏っているイメージがあったことがきっかけです。

お昼の時間になると、カップラーメンやコンビニのお弁当を食べている人が比較的多かったです。

それをみて、「野菜が不足しているのではないか」と思い、導入に踏み切りました。

―オフィスの近くに飲食店が多くないという食事環境のために、買ってきて食べるという社員の方が多かったのですか?

はい、コンビニなどで買ってきて食べる社員が多かったです。

その中でも特に、必ず誰かしらはカップラーメンを食べているという状態でした。

―他に検討されていたサービスはございますか?

すでに導入を開始していたケータリングサービスはあったのですが、生野菜はいつも残ってしまう傾向があって、野菜を摂取できていない印象がありました。

パンのデリバリーも導入していたのですが、どれも野菜が不足しているので、やはり野菜、特に生野菜を重視したいという想いが強かったです。

メニューは「サラダごはん」中心!野菜を摂ってもらうための活用術とは

現在「サラダごはん」を中心に注文をしている人の森株式会社。

社員へ野菜の摂取を施すためにどんな工夫をされているのでしょうか。

―「サラダごはん」を多くご注文いただいているのはなぜでしょうか?

「サラダごはん」には色々な食材が入っていて栄養バランスが良く、お肉や豆類などもあって食べごたえもあるので、社内でも人気なためです。

男女問わず、多くの社員が購入していますね。

―他に、社内で人気商品はありますか?

ヨーグルトはすごく人気です!

カレーの食事補助がある日は、カレーにサラダを添えて野菜不足を補っている社員が多いです。

―例えば、ヨーグルトはおやつや残業時間によく買われるなど、利用時間の違いはございますか?

買うのはお昼の休憩の時間という社内の決まりがあるので、社員はお昼に購入します。

逆にいうと、お昼の注文時間にほぼ売り切れている状態なので、夜の残業時間にはほとんど商品が残りません。

たまにサラダごはんが1〜2つ残ることはあるのですが、ヨーグルトやゼリーなど、他のメニューはお昼の時間帯に全て売り切れてしまうほどの人気です。

健康に向けての取り組み

そのほかに、人の森株式会社で行っている健康に向けての取り組みについて伺いました。

主に3つの項目に分けられ、それぞれの項目で様々な取り組みをされているようです。

1.運動に関する取り組み

運動支援では以下3つの支援をしています。

・ウォーキング:週に1度ほどポールを使用して30分程度のウォーキングを行う

・オフィスヨガ:本社にヨガインストラクターさんに来てもらい、月に1度60分のレッスンを実施

・フィットネス施設の無料利用:ウェルネス社会を創る部が運営するフィットネス施設「ココカラ」を、社員は無料で利用可能

2.食に関する取り組み

食に関する取り組みは、野菜中心のバランスの取れた昼食が摂れることを目的として実施しています。

・カレーライス販売:毎月第2・4水曜日に社内でカレーライスを作って、200円で販売。
様々なスパイスを使用した野菜たっぷりの本格的なカレーライスで、社員から大変人気がある取り組み

・パン販売:毎週木曜日、パン屋さんのパンを100円(一部200円)で販売。野菜の入ったヘルシーなパンを中心に毎週変わるラインナップ

・社員昼食当番:毎月第1・3水曜日、社員4〜5名が当番制で30人前ほどの昼食を作り、200円で販売。社員自ら調理を行い食材と触れ合うことで、食に関心を持ってもらう取り組み

・ケータリング:毎週火曜日と金曜日にバランスの取れた献立のランチを1食200円で販売

3.その他の取り組み

運動や食に関する補助以外でも、以下の取り組みをしています。

・「健康宣言証」の取得
特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する「健康経営優良法人」への認定を目指し、まずは「健康宣言証」を取得

・人の森健康マイレージ
食・運動・休養・メンタル・その他の項目ごとに健康に良いとされる行動をするとマイルが貯まり、健康に関する商品と交換ができる制度を、2020年1月よりスタート

・産業看護師
産業看護師の先生が週に1度水曜日に本社に来訪。
社員全員と面談を実施し、健康診断の結果をもとに、社員一人ひとりに「健康宣言」というものを設定してもらう

・禁煙への取り組み
産業看護師の先生によるタバコの害についてのタバコ研修や、禁煙外来に行く際は会社が補助金を負担するなど

―人の森株式会社 本社の皆さん、ありがとうございました!

続いて人の森株式会社 華厳工場にインタビュー!

続いては、人の森株式会社の「華厳工場」へのインタビューをご紹介します。

未来の森を育む部に属する華厳工場は、神奈川県厚木市飯山にある砕石工場です。

未来の森を育む部の早川尚吾様にお話を伺いました。

―華厳工場の事業内容を教えてください。

華厳工場では、発破火薬を使って山を切り崩し、砕石をし、生コン(生コンクリートの通称)を製造するための砕石を生コン業者に送っています。

スタッフのほとんどが男性で、工場稼働が朝早いため、当番制で早出勤務をしている人もいる職場です。

―健康への取り組みとしては、どのようなことをされていますか?

食に関する取り組みだと、本社同様、社内でパンやカレーライスの販売があります。

前日までに注文すれば、翌日お弁当を受け取れるというサービスも利用していますが、利用する社員は全体の約1割と少ないです。

食関連以外ですと、朝礼時に全員でラジオ体操をやっていたり、今月から工場内のウォーキングも実施予定です。

周りに飲食店がない環境で「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」が大活躍!

―華厳工場の周りの食事環境はいかがですか?

工場の周りには飲食店がほとんどない環境です。

また、コンビニまでも車で5分ほどかかります。

そのため、社員はコンビニで購入するか、手作りのお弁当を持参するかですね。

男性スタッフが多いため、手軽なカップラーメンを手にする社員が多くなりがちで野菜不足が目立っていました。

―今回OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入したのは本社の紹介とお伺いしました。導入してみて、いかがでしたか?

社内でとても好評です!

注文は約8割がサラダ(生野菜)です。

本社に紹介を受けたこともあり、華厳工場でもサラダごはんを販売したところ、大きくて男性でもお腹に溜まるため、よく売れています。

野菜不足や健康の改善に役立っていると思います!

一方、利用している社員が段々決まってきてきたので、今後はどうやってより多くの社員に利用してもらうかが課題となっています。

ー早川さん、ありがとうございました!

3軒目は「パデル&フットサル 晴れのち晴れ」

最後に、まちを盛り上げる部が運営する複合型スポーツ施設「パデル&フットサル 晴れのち晴れ」へのインタビューをご紹介します。

2018年5月1日にオープンした、「パデル&フットサル 晴れのち晴れ」は、パデル、テニス、フットサル、ボルダリング、トレーニングジムを楽しむことができる、大型スポーツ総合施設です。

様々なスポーツを利用できることが特徴で、スペインの国民的スポーツ「パデル」がプレイできるコートを、千葉県で初めて導入したことも注目の1つとなっています。

こちらでは、まちを盛り上げる部の藤岡範秋様にお話を伺いました。

課題はコンビニ中心の食事

―食事に関して、どのような課題があったのですか?

働くスタッフに野菜不足が目立ち、健康的な食事を摂れていなかったことです。

私どもの事業所はJRの駅前という立地なものの、近隣にはコンビニしかなく、飲食店に行くには車が必要でした。

そのため、休憩時間に食べる食事がコンビニ中心となっており、野菜不足や栄養に偏りがでていると感じました。

身体が資本のスポーツ施設なのに、スタッフの健康管理が心配な状態で、このままではいけないと思いました。

「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」の魅力とは?

―OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)はどんなきっかけで導入されたのですか?

本社での導入をきっかけに気になっているサービスでした。

お客様と同じくらいスタッフも大切な存在ですので、そのスタッフの健康管理にも力を入れるべきと考え、導入に至りました。

本社や通常のオフィスだけでなく、こういったスポーツ施設でも導入できることがとても有り難いです。

現在、社員・アルバイト含めて約20名在籍しているのですが、アルバイトは大学生などの若い世代も多いため、休憩時の食事にはどうしてもお腹を満たせる炭水化物や、手軽に食べられるカップラーメンを選んでしまう傾向にありました。

また、コンビニにもサラダや野菜の惣菜は売っていますが、量が少なく単価が高いため、毎日購入することはできないという事情もあるようでした。

そういった状況を鑑みたときに、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は、手軽に野菜を摂取でき、野菜不足を解消できる取組みとして最適でした。

―導入後の反響はいかがでしたか?

美味しい野菜や、高たんぱくでヘルシーなチキンが食べられると、スタッフも喜んでくれています。

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の商品にプラスして、おにぎりやパンなどの炭水化物を持参してもらい、スタッフ各自が栄養バランスの良い食事を取るように心がけています。

また、もともとお弁当を持参していたスタッフも、お弁当だけでは野菜不足・たんぱく質不足になりがちだったので、足りない栄養素を補う形で活用してもらっています。

―特に人気のメニューなどはありますか?

女性にはVita+シリーズ(シロップ漬けフルーツ)や蒸し野菜が人気です。

男性には、高たんぱくな卵やサラダチキン(特に鶏めし味とピザ味)が好評です。

毎月登場する「期間限定商品」を取り入れて飽きが来ないよう、また少しでもスタッフに喜んでもらえて、野菜不足を解消できるような発注を心がけています。

ー藤岡さん、ありがとうございました!

まとめ

健康経営優良法人を目指していたり、様々な運動や食事支援を実施されており、健康への意識が高い人の森株式会社。

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入することで、これまでの支援ではなかなか実現できていなかった「社員の野菜不足の解消」に効果を発揮しているようでした。

本社だけでなく、周辺の食事環境があまり充実していなかったという「華厳工場」や「晴れのち晴れ」など、人数が少ない拠点でも利用できることが、導入の後押しにもなったのではないでしょうか。

また、冒頭でもご紹介しましたが、人の森株式会社が運営するフィットネスクラブ「ココカラ 本厚木店」でもOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)が導入されています。フィットネスクラブのトレーナーの皆さんがどのように利用しておられるのか、詳しくはこちらの記事を御覧ください。

運動前後のエネルギー補給にも!ジムスタッフの健康を支える食事補助 / ココカラ 本厚木店

これからもOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は、社員の健康をサポートし、今の食事に関する課題を解決できるよう、サービスを提供していきます。

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