社食(社員食堂)
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今回インタビューを行ったのは、健康労務に特化した法人向けのクラウドサービスを提供する株式会社iCARE。
同企業も、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を満足度高くご利用いただいている企業のひとつです。
株式会社iCAREでは健康に関するサービスを提供しており、「健康」という観点でOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)との親和性の高さを感じていただき、導入を決めていただきました。
導入した目的は、社員の健康にとって重要な要素である「食事」について、企業として取り組みを強化するため、とのこと。
では株式会社iCAREでは、実際にOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を取り入れたことで、従業員の「健康」や「食事」にどのような変化があったのでしょうか?
同社でカスタマーサクセス部/イベント実行委員を務める薄葉 友佑さんに詳しくお話を伺ってきました。
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目次
インタビューへ入る前に、まずは食事が私たちの健康にどれほど重要な役割を果たしているのか、簡単におさらいしておきましょう。
健康のために重要な取り組みでは、「睡眠」「運動」「食事」が大きな要素として考えられています。
「睡眠」
人間にとって睡眠は必要不可欠です。
睡眠不足に陥ると、うつ病や生活習慣病の元にもなりやすいと言われますし、注意力が低下し、事故を引き起こしてしまうといったこともありえます。
また、判断力も低下するため、仕事においても大きな影響を及ぼします。
「運動」
運動不足は、生活習慣病をはじめ、肥満、高血圧や糖尿病の原因にも繋がります。
血行が悪くなることで肩こりや足のむくみ、他にも筋肉量が減ることで腰痛になる可能性もあります。
「食事」
食生活の乱れは、肥満になるだけでなく、心疾患やがんなどさまざまな病気の元にもなっていきます。
食事は3食規則正しく食べましょう、栄養バランスのとれた食事を摂りましょう、とよく言われますが、バランスの良い食事は数々の病気の予防に繋がるのです。
特に食事に関しては、国が推進している働き方改革の中でも非常に注目されています。
現代人は野菜不足によりミネラルが不足していると言われており、ミネラルが不足すると、肌荒れや薄毛の原因にもなりますし、貧血や味覚・聴覚・嗅覚の低下や、脱力感や疲労感も感じやすい体になってしまいます。
この状態が従業員に起こるとどうでしょう。
企業に及ぼす影響は、生産性の悪化、離職率の増加、コンディション低下によるトラブルリスクなども見えてきます。
たかが食事と軽く見てはならないのです。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を利用する企業では、上記の状態まで悪化していることは多くありませんが、食生活の乱れが起こすデメリットを見据え、その対策として先手を打つために導入するケースが多く見られます。
今回お話を伺った株式会社iCAREでも、その思いは同様でした。
では早速インタビューを行っていきましょう。
インタビューイー:カスタマーサクセス部/イベント実行委員会の薄葉 友佑さん
―まずは、株式会社iCAREはどのような企業なのか、教えてください。
弊社では、さまざまな企業の健康労務サポートを行っており、サポートツールとして自社で開発した健康管理を効率化するクラウドサービス「Carely」を展開しています。
「Carely」を使って企業の健康労務を一元管理することで、人事・労務・総務の仕事を楽にする手伝いをしています。
具体的には、健康診断やストレスチェック、残業時間や産業医面談の記録などの、煩雑なデータを一元管理することができます。
僕が所属しているカスタマーサクセス部では、「Carely」を導入いただいた企業様に対して、より効果的な健康労務管理ができるよう、サポートを行っています。
また、弊社は産業医の紹介サービスも行っています。現役産業医でもある代表の豊富な知見を活かし、登録している産業医の育成にも力を入れています。また、「Carely」では産業医の紹介も行っており、その中でも「IT企業専門」という点が大きな特徴です。
弊社の代表を務める山田もまたプロの産業医であり、IT企業をはじめ100社以上の企業を産業医としてサポートしてきました。
その知見とノウハウを活かして、「Carely」に登録している産業医についても育成を行っているため、今の時代の働き方にあったメンタルヘルスケアを実施できているのです。
多くの企業のヘルスケアをサポートさせていただいていますが、弊社としても従業員への健康意識は高く保つようにしており、自社でも健康経営優良法人(中小規模法人部門)、健康優良企業(銀の認定)を取得しています。
―企業規模はどのくらいなのですか?
現在従業員は全部で50名を超えました。
平均年齢は31歳と、比較的年齢層は若く、男女比でいくと、女性の方が少し多い企業ですね。
株式会社iCAREは2011年創業で、「Carely」をリリースしたのは2016年になります。
弊社はいわゆるベンチャー企業でして、企業規模も急成長しており、従業員数はここ1年で2倍になりました。
そのため、従業員が働きやすいようオフィスのフロアも増床したんです。
―健康労務をサポートする、とありましたが、健康労務とは具体的にどのようなものになるのでしょうか?
みなさんご存知かと思いますが、「労務」とは、企業がパフォーマンス高く活動できることを目的として、従業員をサポートするのが仕事です。
それを踏まえて「健康労務」を考えていただくとわかりやすいかもしれません。
つまり、従業員の健康をサポートすることで、企業の業績やパフォーマンスを上げようとする一連の行いのことを意味しています。
弊社が健康労務をサポートするとお話ししているのは、上記の行いに付随する業務全てをサポートする、といったことになるのです。
―なるほど。ちなみに、株式会社iCAREでも健康労務に関連して、健康に関する取り組みを行っているのですか?
そうですね、法定義務にあたる業務はCarelyを使うのでスムーズです。
健康診断で改善すべき点が見つかった従業員には保健指導としてメディカルスタッフからアドバイスがありますし、ストレスチェックは本来年1回ですが、あえて毎月実施することでメンタル不調の未然予防につなげています。
法定業務に手間がかからない分、プラスアルファの取り組みができます。
例えば、健康診断の受診率は100%になるよう従業員への呼びかけや未実施者へのフォローを行っていますし、ストレスチェックは毎月実施しています。
また、日々体を動かすことを重視し、自社のオリジナル体操やラジオ体操を毎日行うようにしています。
その他にも週末にはマラソンイベントに参加したり、就業後にヨガをしたり、オフィスにサイクリングマシンや懸垂マシンを設置することで、従業員が自主的に運動できるような機会作りを行っています。
―導入されて1年くらい経つかと思いますが、そもそもなぜOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を利用しようと思ったのか、そのきっかけを教えてください。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の従業員に知人がいたことが、そもそものきっかけではありました。
それに加えて、「健康」という点で、弊社の事業とOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の親和性が高かったことも導入理由のひとつです。
弊社では健康労務に関するサービスを展開していますので、企業としての健康意識は高いほうです。
そのため、運動系のサポートは多く取り入れてはいるのですが、なにぶん若い従業員が多いこともあり、食事に関しては、あまり気を遣えていなかったのが実情です。
渋谷という立地柄、周りに飲食店はたくさんあるため食事場所に困るということはないのですが、外食が増えたり、コンビニのお弁当ばかりになったりすると、どうしても栄養面では偏りが出てしまいます。
お弁当を持参してくる従業員もいましたが、企業として健康に関する「食事」への取り組みがないことは問題だなと感じ、食事関連のサービスを取り入れたいと思い、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の導入に至ったのです。
―今回OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の導入を主導したのは薄葉さんだったのですか?
僕は前任の担当者から引き継いだのですが、前任も僕も社内でイベント実行委員会を担当しており、その役割の一環として導入しました。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は通常、福利厚生として導入されるケースが多いでしょうから、バックオフィスが主導することが多いのかもしれませんね。
ただ弊社では、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を会社のカルチャーにしたかったので、僕が担当するイベント実行委員会が旗を振ることになったのです。
―イベント実行委員会とは、どのようなことをされているんでしょうか?
TGIF(サンクスゴットイッツフライデー)の企画を行ったり、新年会や忘年会を開催したり、あとはシャッフルランチなどの運用を行っています。
イベント実行委員会のミッションは「株式会社iCAREのカルチャーを醸成すること」なので、それに関わるものはすべてここで実行しています。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)についても、単なる健康サポートのひとつではなく、社内のカルチャーとなり、弊社の魅力のひとつとして浸透して欲しいという思いで取り入れています。
―カルチャーとして浸透させるという考え方はとても素敵ですね!導入後、従業員のみなさんはどのような使い方をされていますか?
利用方法として多いのは、コンビニ等で買ってきたお弁当やカップラーメンにサラダを追加する使い方でしょうか。
今までの通りの食事だとどうしても野菜が足りなくなるので、プラスアルファとして活用しているシーンをよく見かけます。
そのため、サラダは人気ですぐになくなってしまいますよ。
他には、夕方小腹が空いた時間にフルーツやドリンクを冷蔵庫から取っている姿をよく見かけます。
今までは、どうしてもお菓子やジャンクフードでお腹を満たすことが多かったので、それの代わりに野菜やフルーツなどの健康的な食べ物に自然と手が伸びている姿を見ると、食事が改善されている兆し見て取れてとても嬉しく思います。
全体的に野菜を食べる機会は圧倒的に増えているので、従業員の健康に繋がっていると思います。
―メリットとして感じられる点はありましたか?
やはり、外食やお弁当を買いに行く際の移動時間がなくなるため、時短ができたのは大きなメリットでした。
近場のお店だとしても、身支度をして、会社を出て移動…と考えていると、往復で10分くらいはどうしても掛かってしまいます。
忙しい時にはその10分すら惜しい、ということもあり、それによって昼食を抜いてしまう場合もありますので、この時短は従業員にとっては非常に助かっています。
ランチタイムだとお店が混雑しているので余計に時間も掛かりますし、社内で完結できるというのは嬉しいです。
また夕方の間食時にもわざわざコンビニまで移動しなくても良いので、とても重宝しています。
―カルチャーとして、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は浸透してきていますか?
そうですね、株式会社iCAREの文化のひとつとなってきているな、と実感しています。
浸透させるための工夫もしており、その中のひとつとして、社内で利用しているチャットツールでのOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)専用チャンネルがあります。
専用チャンネルでは、新商品が届いた際の告知を行ったり、「もっとこんな商品が欲しい・増やして欲しい」といったリクエストを集めたりしているのですが、このように気兼ねなくやり取りできる場を作ることで、従業員がサービスについて、自主的に参加するような風土ができ、結果的に利用率の向上にも繋がっています。
また、従業員はみんなOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の入荷を心待ちにしているので、売れ残ることもありません。
今では新商品が入荷すると、チャット上で商品の話題で盛り上がっていることもあるので、カルチャーとしてはしっかり根付いてきているのだと感じます。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)自体が従業員同士のコミュニケ―ションツールとして浸透してきているので、従業員の食事サポートと、弊社を作るカルチャーのひとつとして、今後も利用していきたいと思っています。
株式会社iCAREでの導入の特徴は、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を会社のカルチャーとして取り入れようとしたことだと感じます。
単なる食事サポートという立ち位置だと、どうしても従業員は受け身になりがちですが、企業のカルチャーとすることで、従業員一丸となって盛り上げていこう!という気持ちにさせているのでしょう。
その結果、従業員の満足度向上にも繋がっています。
株式会社iCAREのように、運動面でのサポートは充実しているものの、食事まではサポートしきれないという企業も多いと思います。
社食の設置となるとコストや手間も掛かりますので、手軽に食事サポートを取り入れたい、という場合には、ぜひ一度OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を検討してみてください。
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