福利厚生制度
【解説記事まとめ】食事補助・設置型社食サービス・オフィスコンビニがよくわかる記事15選
近年、企業の経営戦略において「福利厚生制度」の重要性が高まっています。特に従業員のエンゲージメント向上や健康経営を目的とした「食に関する福利厚生制度」の導入は、 …
社食(社員食堂)
公開:2019.10.29
更新:2025.08.29
社食デリバリーとは、文字通り、オフィスに食事が届けられるサービスです。従来の大規模な社員食堂のように、専用の厨房設備や調理スタッフを必要とせず、契約した事業者が定期的にお弁当や惣菜などをオフィスまで配達してくれます。
このサービスの最大の魅力は、なんといってもその手軽さにあります。従業員は、ランチタイムにわざわざ外へ買い出しに行く手間が省け、貴重な休憩時間を有効に活用できます。雨の日や猛暑日など、天候に左右されずに美味しい食事を摂れるのも嬉しいポイントです。また、栄養バランスに配慮されたメニューを提供するサービスも多く、従業員の健康を食事の面からサポートできるため、近年注目される「健康経営」の一環としても非常に有効な手段といえるでしょう。
社食デリバリーサービスは、大きく分けて2つのタイプに分類されます。一つは、オフィス内に設置した冷蔵庫や棚に商品が補充される「オフィス設置タイプ」。もう一つは、毎日決まった時間に注文したお弁当が届く「弁当配達タイプ」です。それぞれのタイプに異なる特徴やメリットがあるため、自社の働き方や従業員のニーズに合わせて選ぶ必要があります。本記事では、これら2つのタイプの特徴を詳しく解説するとともに、具体的なおすすめサービスを合計11種類、厳選してご紹介します。
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目次
便利な社食デリバリーですが、社食のように気軽に利用できること以外にも、実は魅力がたくさんあります。
利用する社員にとっての魅力を1点、導入する企業視点での魅力を2点紹介します。
では、詳しく見ていきましょう。
まずは、利用する社員にとっての魅力の紹介です。
これは先程も少し触れましたが、オフィスの中で食べることができるため、時間の有効活用ができることが、大きな魅力です。
「ランチ難民」という言葉があるように、オフィス街のコンビニや外食のお昼時は混雑していて、レジやお店に並ぶのに時間を取られてしまい、ゆっくりできないことも多いのではないでしょうか。
手作り弁当を毎日持参できれば良いのですが、忙しいとなかなか準備できないことも多いと思います。
そんな忙しいオフィスワーカーの味方になるのが、社食デリバリーのサービスです。
外食や買いに行く時間の節約になるため、オフィスでゆっくりと食事ができます。社食デリバリーを利用して、貴重な昼休みの時間を有効活用をしたいですね。
ここからは、導入する企業視点で見た魅力をご紹介します。
1点目は、豊富なメニューを提供できることです。
社食デリバリーには、日替わり弁当をはじめ、豊富なメニューを幅広い価格帯で提供しているサービスがあります。
その日の気分に合わせて和食や中華が選択できたり、健康にこだわったバランスの良いお弁当が選択できたりと、社食のようにその日の気分で食べたいものを選ぶことができます。
豊富なメニューから選択できるのであれば、社員の満足度が上がり、サービス導入後に高い利用率が期待できますね。
2点目は、低コストで導入できる点です。
食事補助は人気のある福利厚生のひとつですので、社食の導入を検討する企業も多いと思います。
しかし、社員食堂を導入する際にネックになるのが、設備投資や人件費などのコストです。
イニシャルコストもランニングコストもかかるため、導入に踏み切れないケースもあるのではないでしょうか。
社食デリバリーは導入コストが無料もしくは安価で、ランニングコストも抑えられるため、低コストで導入が可能です。
社食デリバリーで気軽に食事補助を導入して、社員の満足度向上や健康づくりのサポートができるのは、企業にとっても嬉しいことですね。
従業員の健康は、企業の持続的な成長を支える重要な経営資源です。食生活の乱れは、生活習慣病のリスクを高めるだけでなく、仕事のパフォーマンス低下にも直結します。
社食デリバリーサービスには、管理栄養士が監修した栄養バランスの取れたメニューを提供するものが数多く存在します。企業が率先して健康的な食事の機会を提供することで、従業員一人ひとりの健康意識を高めるきっかけになります。こうした取り組みは、経済産業省が推進する「健康経営優良法人」の認定を目指すうえでも、有効なアピールポイントとなるでしょう。
便利で人気のある社食デリバリーですが、メリットだけでなくデメリットもあるということを知っておく必要があります。
自社への社食デリバリー導入を成功させるためにも、タイプ別の特徴とデメリットと成り得る面をしっかり把握しておきましょう。
社食デリバリーには「オフィス設置タイプ」と「弁当配達タイプ」の2種類がありますので、それぞれご紹介していきます。
「オフィス設置タイプ」は、社内に専用の冷蔵庫や棚を設置し、専門スタッフが定期的にお惣菜やサラダ、軽食などを補充してくれるサービスです。従業員は好きなタイミングで商品を選び、キャッシュレス決済などで購入します。
このタイプは、もう一方の弁当配達タイプと比較すると、現代の多様な働き方に、より柔軟に対応できる点で特に優れています。弁当配達タイプが「決まった時間に、決まった量を食べる」スタイルであるのに対し、オフィス設置タイプは「いつでも、好きなものを、好きなだけ」という高い自由度が最大の魅力です。
フレックスタイム制や時差出勤が普及し、従業員一人ひとりの働く時間が異なる企業にとって、24時間利用できるというメリットは非常に大きいものでしょう。また、その日の体調や仕事の状況に合わせて食事の量を自分でコントロールできる点も、従業員満足度を高めるうえで重要なポイントとなります。こうした「利便性」と「個々のニーズへの対応力」こそが、オフィス設置タイプの大きな強みです。
【メリット】
・24時間いつでも好きなタイミングで利用できるため、フレックスタイム制やシフト勤務など多様な働き方に柔軟に対応できます。
・ランチだけでなく、朝食や残業時の夜食、小腹が空いたときの間食など、幅広いシーンで活用可能です。
・お惣菜やご飯、サラダなどを自分で組み合わせるため、その日の気分や体調に合わせて食事の量を自由に調整できます。
・従業員が冷蔵庫の前に集まることで、部署を超えた自然なコミュニケーションが生まれるきっかけになります。
【デメリット】
・冷蔵庫や冷凍庫、棚などを置くための設置スペースをオフィス内に確保する必要があります。
・配達されるのは調理済みの商品のため、作りたての温かい食事が提供されるわけではありません(電子レンジでの加熱は可能です)。
・サービスによっては商品のラインナップがある程度決まっており、メニューの自由度が低いと感じる場合があります。
「弁当配達タイプ」は、事前に注文したお弁当を、毎日決まった時間にオフィスまで届けてくれるサービスです。日替わり弁当や定番メニューなど、様々な種類から選べます。
【メリット】
・調理されたばかりのお弁当が届くため、作りたての温かいランチを食べられるサービスが多いです。
・注文の取りまとめと配布が主な業務となり、運用担当者の負担が比較的少なく済みます。
・特別な設置スペースが不要なため、小規模なオフィスでも手軽に導入することが可能です。
・毎日メニューが変わるサービスが多く、従業員が飽きずに継続して利用しやすいです。
【デメリット】
・前日や当日の朝など注文の締め切り時間が決まっているため、急な出社や来客には対応しづらいです。
・配達時間が昼食の時間帯に限定されるため、働く時間が不規則な従業員は利用しにくい場合があります。
・一人前で内容と量が決まっているため、「少しだけ食べたい」「がっつり食べたい」といった個人の要望に合わせた調整が困難です。
・サービスによっては「最低〇食以上」といった最低注文食数が設定されていることがあります。
こちらでは、「オフィス設置タイプ」のおすすめ社食デリバリーサービスを4つご紹介します。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、株式会社KOMPEITOが運営する、導入企業数20,000拠点以上(2025年7月時点)という実績を誇るオフィス設置型のサービスです。「会社にいながら健康的な食事ができる」をコンセプトに、従業員の健康を食の面から力強くサポートします。「OFFICE DE YASAI」の大きな特徴は、企業の目的や従業員のニーズに合わせて最適なプランを選べる点です。
・「オフィスでやさい」プラン
オフィスに設置した専用冷蔵庫に、新鮮なサラダやカットフルーツ、栄養補給に最適なスムージー、ヘルシーなスナックなどが届くプランです。ランチに一品プラスしたり、健康的な間食を提供したりすることで、従業員の野菜不足解消やリフレッシュを促進します。
・「オフィスでごはん」プラン
こちらは専用の冷凍庫を設置し、無添加や国産食材にこだわって作られた健康的なお惣菜が毎月届くプランです。ハンバーグやカレーといった満足感のある主菜から、バランスを整える副菜、ご飯まで豊富なメニューが揃います。従業員は1品100円からという手軽な価格で購入できるため、お財布にも優しいのが魅力です。その日の気分や食欲に合わせて主菜と副菜を組み合わせたり、持参したお弁当に一品加えたりと、自由な使い方ができます。
もちろん、冷蔵庫と冷凍庫を両方設置し、これら2つのプランを併用することも可能で、従業員の食の選択肢を最大限に広げられます。
宅配タイプのお弁当では「注文のタイミングを逃してしまった」ということが起こりがちですが、冷蔵庫・冷凍庫を設置するこのサービスならその心配は無用です。いつもより早く出勤した日の朝食に、遅くまで残業する日の夕食に、あるいは仕事の合間に小腹が空いたときなど、24時間いつでも好きなタイミングで利用できるのが最大の強みです。従業員一人ひとりが、自分のペースで食べたいものを必要なだけ購入できる、非常に使い勝手の良いサービスといえるでしょう。
企業の福利厚生担当者にとって、運用の手間が少ない点も嬉しいポイントです。専用の冷蔵庫・冷凍庫や電子レンジは貸与され、代金の支払いも、現金を入れる集金箱や、専用の電子決済アプリで完結するため、社内担当者に余計な手間は一切かかりません。
「従業員の健康を食事面から本格的にサポートしたい」「手軽に導入できて、多くの従業員に喜ばれる福利厚生を探している」という企業にとって、これ以上ない選択肢の一つです。
まずは公式サイトで詳しい情報を確認し、自社に最適なプランについて問い合わせてみてはいかがでしょうか。
「オフィスおかん」は会社に冷蔵庫と専用ボックスを設置し、健康的で安心・安全な美味しいお惣菜を会社にいながらいつでも食べることができる社食デリバリーです。
オフィスワーカーの健康に配慮して丁寧に製造した美味しいお惣菜を、24時間いつでも好きな時に好きな量を一品100円という手軽な価格で食べることができます。
導入している企業の規模は社員3名から1,000名の企業と幅広いことが特徴です。
テレワークにも対応しており、「オフィスおかん仕送り便」で社員の自宅まで届けれくれるサービスがあります。
「TukTuk」は、小さな無人コンビニをコンセプトに専用アプリを使って利用できる冷蔵庫設置タイプの社食デリバリーです。
専用アプリから好きな商品を選び、自分専用のQRコードを使って冷蔵庫の施錠を解除できます。
品揃えは弁当だけでなく、デザートに飲み物、スナック菓子、インスタント食品から日用品まで揃っています。
チャット機能を使ってリクエストをすることが可能で、次回補充時には希望の商品を陳列してもらえます。
全国対応の、健康的なお弁当をオフィスに届けてくれる社食デリバリーがFit Food Biz Liteです。
・「タンパク質」「脂質」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」「抗酸化物質」の7大栄養素を医師・管理栄養士が監修しこだわった健康弁当
・4日間の冷蔵保存が可能なため、好きなタイミングで昼食をとることが可能
・嬉しいワンコイン弁当
・導入前に無料の試食会や食育セミナーで試すことができる
・添加物である防腐剤や保存料を使用せず、作った日から4日間の日持ち
社食デリバリーの導入を考えるとき、サービスの内容は確認しますが、実際の味は頼んだときにしか分かりません。
ですが、Fit Food Biz Liteは試食会があるので、導入する前に味が確かめることができ、社員の反応を見てから決めることができます。
4日間の日持ちは、酸化を防ぐ技術として空気を窒素に変える「窒素充填(ちっそじゅうてん)」によって実現しています。
添加物を使用していないため、身体への影響を考えて「できれば添加物はとりたくない」と思っている社員も安心して食べられるお弁当ですね。
ランチ代は毎日かっかってくるものなので、「できれば安く済ませたい」と思っている方にもぴったりな、ワンコイン弁当も嬉しいです。
続いて、「弁当配達タイプ」のおすすめサービスを紹介します。
弁当配達タイプの社食デリバリーは、お弁当をオフィスに運んで対面販売を行ってくれるものと、あらかじめ必要な商品を注文し、注文したお弁当を届けてくれるものがあります。
おすすめの弁当配達タイプの社食デリバリーサービスを3つ紹介します。
対面販売で、4,000種類以上の豊富なメニュー提供が特徴の社食デリバリーがシャショクルです。
・会議テーブル2台程度のスペースがあれば、オフィスの空きスペースが社食になる
・日替わりのお弁当は4,000種類以上のメニューから5~15種類が届けられる
・導入費・固定費0円
・1個500円前後~1,500円前後
・有名店のお弁当の取り扱いもある
・お弁当の準備、販売、代金回収は専属スタッフが対応
・支払は現金、電子決済、QR決済
・関東、関西中心にサービスを提供
価格が幅広いため、「今日はご褒美弁当!」なんて要望にも応えることができます。
対面販売は社員数が多い企業向けですが、配達のみのプランであれば、1日20食から導入が可能(ただし月額料金が必要)です。
問い合わせから4週間後にスタート可能なので、余裕をもって申し込みをするといいですね。
【シャショクル公式サイト】https://shashokuru.com/
安価なお弁当1種類にこだわり、1日60,000食提供している社食デリバリーが玉子屋です。
・メニューは日替わり弁当の1種類
・旬の食材を使用し、栄養バランスを重視したお弁当、おかずが平均7種類入っている
・日替わりオフィス弁当1つ470円
・お弁当容器は午後に専門スタッフが回収
・平日(月曜~金曜)毎日、1日10食以上から注文可能
・午前9時~午前10時に注文することで当日配達可能
・支払は企業がまとめて行い、当日現金払い、週締め、月締めなど
・東京23区と川崎市、横浜市の一部エリアでサービス提供
メニューは1種類ですが、ワンコインでおつりが出るのは嬉しいですね。
毎日60,000食提供というスケールメリットを生かして低価格で販売が可能となっているようです。
コストに対するこだわりは強く、食材ロスは驚きの廃棄率0.1%未満だそうです。
注文可能な時間帯が限られていますが、当日からデリバリーしてくれるので、すぐに利用開始したい場合に便利です。
【玉子屋公式サイト】http://www.tamagoya.co.jp/
お手頃なお弁当を数種類、デリバリーの頻度や曜日が選べる社食デリバリーサービスが弁当将軍です。
・初期費用、固定費無料
・申込後数日でスタート
・お弁当は550円~630円
・120種類以上の日替わりメニューから毎日4種類届けられる
・当日お弁当を見て買うことができる
・頻度や曜日の選択が自由(週に1日~5日)
・渋谷区、港区、目黒区、豊島区を中心にサービス提供
デリバリー頻度の自由度が高いので、曜日によって社員の勤務体制が違う場合など、柔軟な対応が可能です。
お弁当の価格がお手頃なうえ、数種類から毎日選べるので、お昼の時間が楽しみになりますね。
【弁当将軍公式サイト】http://bento-shogun.jp/
「食べるだけで栄養管理」をコンセプトに、栄養士が監修をした訪問販売タイプの社食デリバリーがbento.jp Dailyです。
・毎日メニューが変わる、日替わり弁当を販売
・必要な栄養素を詰め、カロリー(600kcal)・糖質・脂質は控えめで、完食しても大丈夫
・100種類以上の日替わりメニュー
・おかずは、お肉・魚・野菜を日本または世界の国のレシピで味付け
・弁当数の発注はなく、購入した分だけの計算になり、集計が不要
・指定された社内スペースでの販売
・初期費用が0円で始められる
日替わり弁当で、100種類以上のメニューがあるので飽きがきません。
また、世界の国のおかずが食べられるので、旅行気分を味わえてランチの時間がより楽しくなりそうですね。
通常は食べすぎ防止に「腹八分目」がいいと言われていますが、bento.jp.Dailyは完食してもカロリーが600kcalなので安心して完食し、満腹感を味わえます。
集計が不要なのも管理がしやすいため、いちいちお弁当の注文数を確認して発注がない分、会社側としても楽に始められます。
【bento.jp Daily公式サイト】https://bentojp-daily.business.site/
「2nd Kitchen」は「出張食堂」と呼ばれるユニークな日替わりの配膳サービスでしたが、現在はコロナ可の影響により「日替わり弁当配達」をサービスとしています。
380円でこだわりの日替わりメニューを提供し、ご飯は「こしひかり」を使用。天然出汁や国産野菜を使用したこだわりのメニューを提供している社食デリバリーです。
毎日食べても飽きないように薄味で減塩の健康的で家庭的な味を提供しています。
【2nd Kitchen公式サイト】https://b2b-kitchen.com/
「シャショクラブ」は都内最大規模のオフィス向けランチ宅配サービスです。アプリやパソコンから必要な数だけ注文できるので、弁当の売れ残りを心配する必要はありません。
前日の17時、店舗によっては当時の9時まで注文可能。毎日10種類以上の弁当から選ぶことができ、飽きてしまう心配もありません。
たくさん食べる人に嬉しいボリューミーな弁当や、身体のことを考えている人に嬉しいヘルシーな弁当など、幅広いニーズに対応。
福利厚生で利用する場合、1食あたり250円からという価格も嬉しい社食デリバリーです。
【 シャショクラブ公式サイト】https://shashoku-love.jp/lp/
社食デリバリーサービスは非常に便利ですが、導入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、選定段階で注意すべきポイントがいくつかあります。自社の状況と照らし合わせながら、慎重に比較検討を進めましょう。
社食デリバリーでは、購入や注文を行える時間に制限がある場合があります。
そのため外回りの仕事が多い社員では使いづらい場合もあります。
内勤の人なら、ランチの時間に社食デリバリーがくれば購入可能ですが、外勤の人は、社食デリバリーの販売時間にオフィスに戻ってくる必要があります。しかし、それはなかなか難しいでしょう。
他にも、オフィスの中での勤務でも急な接客が入ったりすると、予定通りにならず社食デリバリーの販売時間を逃してしまった、なんてことも出てくると思われます。
このように様々な理由で、社食デリバリーの販売時間に買いに行くことができず、一部の社員が満足に利用できない場合があります。
社食デリバリーの中で多いのはお弁当系です。
お弁当系の場合、ご飯とおかずがひとまとめになっているため、どうしてもお弁当の量の調整をするのがなかなか難しくなります。
「量が多すぎて残してしまった」、「逆に量が少なすぎてお腹が空いてしまった」といった問題が出てしまうと、次は買うのを控えよう、と思って利用しなくなる社員が生まれてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
社食デリバリーをいざ導入するとなると、たくさんの業者の中から選ぶ必要があり、この選定がなかなか大変です。社員が利用してくれそうなサービスを選ぶ必要があるからです。
たくさんの業者の中からそれぞれの特徴を調べて、比較検討をしていかなければなりません。
一番安い社食デリバリーを導入しても、社員が求めている弁当ではなく、利用してくれないかもしれません。
社員一人ひとりの味の好みを考えていたら、社食デリバリー業者の数は1社に決められなくなってしまいます。
社食デリバリーを導入することが確定したのであれば、社員が喜んで利用してくれるものがいいと考えると思います。
しかしながら、社員の誰もが満足する社食デリバリー業者にするのはとても難しいことと言えます。
「業者を何件も入れて競わせては。」と考えるかもしれませんが、業者がいくつも増えてしまうと逆に管理が増えて会社の負担になります。
社食デリバリーを利用する人は、ランチに外食やコンビニなどに買いに行っていた人たちが利用する率が高いと考えられます。
貴重な休憩時間を外に出て、移動や待ち時間を使っていた社員にとっては、会社でランチが過ごせることは時間の節約にもなります。
ですが、弁当を作って持ってくる人が多い場合は、もともとランチの時間は減らしていないので、社食デリバリーの魅力を感じないかもしれません。
このように、社食デリバリーを導入しても利用する人が限られてしまうと、使いづらくなるケースが考えられます。
いかがだったでしょうか?
オフィスに食事をデリバリーしてもらえる、社食デリバリーについて紹介してきました。
時間の有効活用や健康管理につながる社食デリバリー。
導入コストが低いので、食事補助の導入を検討している場合におすすめのサービスとなっています。
なかでも、いつでも必要なものだけ購入することができる、自由度の高い設置型の社食デリバリー「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は一押しのサービスです。
社食のないオフィスでは、利便性の高い社食デリバリーサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
社員の健康改善につながる新しい福利厚生
>> OFFICE DE YASAI <<
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