社食(社員食堂)

 公開:2026.06.30

 更新:2026.06.30

設置型社食の冷凍・冷蔵タイプの違いとは?メリット・注意点を解説

設置型社食は、オフィス内に専用の機器やボックスを設置し、社員が好きなタイミングで食事や軽食を購入できるサービスです。調理スタッフや厨房スペースを必要とせず、限られた人数のオフィスでも導入しやすい点が特徴として挙げられます。昼食の選択肢が少ないエリアに事業所を構える企業や、外食に行く時間を確保しづらい職場からも注目されています。

この設置型社食には、商品を凍らせた状態で保管する冷凍タイプと、冷蔵庫で管理する冷蔵タイプの大きく2種類が存在します。どちらも手軽に利用できる点は共通していますが、扱えるメニューの幅や保管方法、向いている職場の環境には違いがあります。導入後の使い勝手を左右する部分でもあるため、事前に両者の特徴を把握しておくと安心です。

本記事では、冷凍タイプと冷蔵タイプのそれぞれの特徴を整理し、メリットや注意点を比較しながら解説します。さらに、職場環境別にどちらのタイプが選びやすいかについても触れていきます。導入を検討している企業の担当者は、自社の職場環境に合うタイプを選ぶ際の参考にしてください。

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設置型社食の冷凍タイプと冷蔵タイプとは?

設置型社食を選ぶ際にまず押さえておきたいのが、冷凍タイプと冷蔵タイプという保管方式の違いです。同じ設置型というサービス形態であっても、商品の保存方法が異なるため、扱えるメニューや利用シーンに差が生まれます。価格帯や補充の仕組みもタイプによって変わってくるため、導入前に基本的な違いを理解しておくことが大切です。ここではそれぞれの基本的な仕組みを確認します。

冷凍タイプの設置型社食とは

冷凍タイプの設置型社食は、専用の冷凍庫やフリーザーボックスをオフィスに設置し、冷凍状態の食品をストックしておくサービスです。利用者は好きなタイミングで商品を取り出し、電子レンジで温めてから食べるのが一般的です。設置されたフリーザーには複数の商品をまとめて補充できるため、まとめ買いのような形で在庫を確保しやすい点も特徴です。

ラインアップには、ご飯やパスタなどの主食系メニュー、丼物や弁当形式の一品、惣菜やおかずの単品メニューなどが多く見られます。冷凍によって保存期間を延ばせるため、まとまった食事をしっかり用意しやすいタイプといえるでしょう。補充の頻度を抑えたい職場や、利用人数の予測が立てにくい職場にも向いています。商品の種類によっては、複数の主菜から好みのものを選べるラインアップが組まれている場合もあります。

冷蔵タイプの設置型社食とは

冷蔵タイプの設置型社食は、専用の冷蔵庫やショーケースを設置し、チルド状態の商品を管理するサービスです。そのまま、あるいは簡単な準備のみで食べられる商品が多く、電子レンジでの加熱が必須ではない商品も含まれます。冷蔵庫の扉を開けてすぐに手に取れる手軽さも特徴のひとつです。

ラインアップとしては、サラダやフルーツ、ヨーグルト、デザート、飲み物といった軽食寄りのメニューが目立ちます。気軽に手に取れる商品が多く、食事の合間の休憩や栄養補給を目的に利用される場合もあります。商品の入れ替わりが比較的早いため、季節の食材を使ったメニューを取り入れやすい点も特色といえるでしょう。日々のラインアップに変化をつけやすく、飽きにくい点も利用者にとって魅力につながります。また、サービスによっては毎月のようにメニューが変わるものもあり、同じものを食べ続ける負担が少なく、続けやすいでしょう。

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冷凍タイプと冷蔵タイプの違いを比較

冷凍タイプと冷蔵タイプは、保存方法だけでなく、メニューの傾向や向いている職場環境にも違いがあります。導入を検討する段階で両者の違いをまとめて把握しておくと、自社にとってどちらが合うか判断しやすくなります。下記の表で主な違いを整理しました。

比較項目冷凍タイプ冷蔵タイプ
保存方法冷凍保存(フリーザー管理)冷蔵保存(チルド管理)
賞味期限の目安数週間〜数か月程度と長め数日程度と短め
主なメニュー傾向ご飯物・丼・弁当・惣菜など食事系サラダ・フルーツ・飲み物・デザートなど軽食系
加熱の有無電子レンジでの加熱が基本加熱不要な商品も多い
持ち出しやすさ加熱が前提のため持ち出しにくい飲み物や個包装の軽食は持ち出しやすい
向いている職場昼食をしっかり社内で取りたい職場軽食や栄養補給を重視したい職場

表からも分かるように、冷凍タイプは食事そのものをしっかり提供する役割が強く、冷蔵タイプは軽食や栄養補給を補う役割が強い傾向にあります。どちらが向いているかは、社員の働き方や昼食の取り方によって変わってきます。職場の人数や休憩の取り方を振り返りながら、表の内容を確認してみてください。次の章からは、それぞれのタイプのメリットとデメリットを順に詳しく見ていきます。

冷凍タイプの設置型社食のメリット・デメリット

冷凍タイプの設置型社食には、保存性の高さを生かした利点がある一方で、運用面で気をつけたい点もあります。導入後に困らないよう、ここでは具体的に確認していきます。メリットとデメリットの両方を把握しておくと、自社の職場に合うかどうかを判断しやすくなるでしょう。

冷凍タイプの設置型社食のメリット

冷凍タイプの大きな利点は、賞味期限が長く、ストックしやすい点です。商品を多めに補充しておいても期限切れによる廃棄のリスクが比較的低く、補充の頻度を抑えやすくなります。在庫管理の手間を減らしたい職場にとって扱いやすい仕組みといえるでしょう。担当者が頻繁に補充作業を行えない職場でも、運用の負担を抑えやすくなります。

また、ご飯物や丼、パスタといった主食系のメニューを用意しやすい点も特徴です。惣菜や冷凍弁当のように、それだけで食事として成立する商品がそろいやすいため、昼食をしっかり摂りたい社員のニーズに応えやすくなります。社員食堂が遠い、またはない職場でも、食事の選択肢を補う手段として機能します。栄養バランスを考えた主菜と副菜のセット商品を選べる場合もあり、毎日の食事の質を保ちやすい点も見逃せません。

冷凍タイプのデメリット

冷凍タイプは電子レンジでの加熱が必要な商品が中心です。利用者が一斉に昼休憩に入る職場では、電子レンジの台数が限られていると順番待ちが発生し、混雑の原因になりやすい点に注意が必要です。休憩時間が短い職場ほど、この待ち時間が負担に感じられる場合があります。

加えて、冷凍庫や電子レンジを設置するスペースを確保しなければなりません。オフィスのスペースに制約がある場合は、設置場所の確保が課題になることもあるでしょう。レイアウトの変更や配線の確認など、事前の準備が必要になる場合もあります。

さらに、電子レンジで加熱してすぐに食べる商品が中心であるため、外出時に持ち出してそのまま食べるといった使い方には向いていません。デスクから離れにくい社員や、外出が多い社員にとっては使い勝手が限られる場合があります。

冷蔵タイプの設置型社食のメリット・デメリット

冷蔵タイプの設置型社食は、冷凍タイプとは異なる魅力を持つ一方で、運用上の注意点も存在します。続いて、冷蔵タイプの特徴を見ていきましょう。冷凍タイプと比較しながら確認すると、自社の職場にどちらが合うかがより見えやすくなります。

冷蔵タイプの設置型社食のメリット

冷蔵タイプの利点は、サラダやフルーツ、飲み物、デザートのような、冷凍では扱いにくいメニューを豊富に揃えられる点です。野菜や乳製品など冷凍に向かない食材を生かした商品を提供できるため、栄養バランスを意識したラインアップを作りやすくなります。主食を別に確保している社員にとって、副菜代わりに利用しやすい点も魅力です。

また、飲み物や個包装の軽食は持ち出しやすく、外出前や移動中に手に取って利用できる点も使いやすさにつながります。電子レンジでの加熱が不要な商品が多いため、休憩時間が短い社員でもすぐに利用できる点は強みです。商品の回転が速く、新しいメニューを定期的に取り入れやすい点も冷蔵タイプの特色といえるでしょう。

冷蔵タイプの設置型社食のデメリット

注意したいのは、冷蔵タイプは賞味期限が短い点です。人数が少ないオフィスでは商品がなかなか減らず、期限切れによる廃棄が発生しやすくなるため、在庫管理に手間がかかる場合があります。補充の量やタイミングを職場の規模に合わせて調整する必要があるでしょう。発注の頻度が増える分、担当者の確認作業も増えやすくなります。

また、冷蔵タイプのメニューはサラダや軽食といった副菜的な商品が中心になりやすく、冷蔵メニューのみで昼食をしっかり取るのは難しい場合があります。主食となるメニューが少ないため、他の食事と組み合わせて利用する運用が前提になりやすい点も踏まえておく必要があります。社員によっては、物足りなさを感じる場合もあるかもしれません。そのため、ラインアップはしっかり確認しておく必要があります。

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冷凍と冷蔵、どちらの設置型社食を選ぶべき?

Evoto

ここまで見てきたように、冷凍タイプと冷蔵タイプにはそれぞれ異なる強みがあります。どちらを選ぶべきかは、職場の人数や働き方、社員が求める食事のスタイルによって変わってきます。以下の表に、職場環境別のおすすめの目安をまとめました。

職場の特徴おすすめのタイプ
昼食をしっかり社内で取りたい職場冷凍タイプ
軽食や栄養補給を重視したい職場冷蔵タイプ
人数が少なく在庫管理の手間を抑えたい職場冷凍タイプ
外出や移動が多く持ち出し利用をしたい職場冷蔵タイプ

昼食をしっかり社内で取りたい職場や、まとまった食事メニューを求める社員が多い場合は、冷凍タイプが選びやすいです。一方、軽食や栄養補給を重視したい職場、外出や移動の多い働き方をしている社員が多い職場では、冷蔵タイプが適しているでしょう。職場の人数規模や休憩時間の長さも、選び方を判断するうえで参考になります。利用する社員の声を取り入れながら検討していくと、導入後のミスマッチを減らしやすくなります。

冷凍・冷蔵の併用もおすすめ

実際の運用では、冷凍タイプと冷蔵タイプを併用する選択肢も検討に値します。主食系メニューは冷凍タイプで、サラダやフルーツ、飲み物は冷蔵タイプで用意するといった組み合わせにより、社員それぞれのニーズに幅広く対応しやすくなります。一方のタイプだけでは補いにくい部分を、もう一方のタイプで補完できる点が併用の利点です。

両方を導入する場合は、設置スペースや管理の手間が増える点も踏まえながら、自社の規模や運用体制に合わせて検討していくと良いでしょう。冷凍と冷蔵のバランスは、利用する社員の人数や食事に対する考え方を見ながら調整していくことが大切です。導入後も利用状況を確認しながらラインアップを見直すことで、運用を続けやすくなります。商品の入れ替えや補充のタイミングを定期的に見直すことで、無駄の少ない運用につながります。

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冷凍タイプと冷蔵タイプ、それぞれの特徴を踏まえたうえで自社に合う設置型社食を選ぶことが、社員の食生活を支えるサービスとして長く活用していくためのポイントになります。片方のタイプだけでは物足りなさを感じる場面も出てくるため、両方の良さを取り入れたいと考える企業にとって、冷凍と冷蔵の両タイプを選べるサービスは有力な選択肢になるでしょう。

そこでおすすめしたいのが「オフィスでやさい」です。「オフィスでやさい」は、冷凍・冷蔵どちらの商品も取り扱っており、職場の状況に応じてラインアップを組み合わせられる設置型社食サービスです。主食系のメニューを冷凍で、サラダやフルーツ、飲み物を冷蔵で提供するなど、社員の多様なニーズに対応しやすい点が特徴です。職場の人数や働き方の変化に合わせて、ラインアップを柔軟に見直せる点も、利用しやすさにつながります。

導入を検討する際は、自社の職場環境や社員の働き方を踏まえながら、無理のない運用方法を選ぶことが大切です。冷凍と冷蔵、それぞれの特性を理解したうえでサービスを選ぶことで、社員にとって使いやすい設置型社食を実現しやすくなります。職場に合った形を見つけながら、無理なく長く続けられる運用体制を整えていきましょう。

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