企業の健康経営

-2019.04.26.Fri

働き方改革を加速させる「食の改革」とは?

働き方改革関連法が2019年4月1日に施行され、長時間労働の是正に向けた仕組みが動き出しました。

労働者の健康を重視して労働時間削減を進め、また、正社員と非正規社員の不合理な待遇格差の解消を目指す内容になっています。

この働き方改革には職場環境の改善も、社員の仕事に対する意欲へのカギとなることでしょう。

職場環境の改善の手助けにもなる、「食の改革」についてご紹介させていただきます。

 

働き方改革とは

働き方改革とは政府の重要政策のひとつであり、一言でいえば「一億総活躍社会を実現するための改革」のことです。

一億総活躍社会とは、少子高齢化が進む中でも「50年後も人口1億人を維持し職場・家庭・地域で誰しもが活躍できる社会」です。

 

働き方改革の目的

現在の日本では「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」など、働き方の変化に直面しています。

簡単に言うと、人口が減少しており労働力が不足している状態です。

この労働力不足を解消するための働き方改革として3つの必要なことがあります。

・ 働き手を増やす
・ 労働生産性を向上させる
・ 出生率を上昇させる

 

「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じて多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。

前述した働き方改革関連法は、
・ 長時間労働の是正
・ 正規、非正規雇用者の不合理な処遇差解消
・ 多様な働き方の実現

この3点が柱となっています。

こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる働き方改革を考えることが重要な課題になっています。

 

参考:厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html

 

長時間勤務の原因

最近では、過労死や健康被害など長時間労働を起因とするニュースを耳にする機会が増えました。

そもそもなぜ長時間労働が起きるのでしょうか?

長時間労働の原因はさまざまな理由があると思いますが、経済産業省の意識調査から長時間労働の原因として上位を占めているものは以下の通りです。

・ 管理職(ミドルマネージャー)の意識・マネジメント不足
・ 人手不足(業務過多)
・ 従業員の意識・取り組み不足
・ 社員の生産性・スキルの低さ
・ 長時間労働を是とする人事制度・職場の風土

 

参考:https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H28FY/000377.pdf

 

専門性の高い職種では人手不足による残業が多くなったり、人件費を節約するために業務過多となることがあるようです。

また頼まれごとを断れない性格の人ほど残業を受けやすく、社内の雰囲気で定時に帰りづらくなっている、といったケースもあります。

残業を減らすために個人が改善するだけではなく、企業全体で働き方改革に取り組む必要があります。

 

生産性の向上が鍵

生産性とは簡単にいうと労働者1人あたりが生み出す成果(労働者が1時間で生み出す成果)のことです。

何を対象として見たいのかによって2つの生産性があります。

 

①物的労働生産性
 生産量(販売金額など) / 労働力で求める生産性のこと
 成果の全体量 

②付加価値労働生産性
 付加価値額/労働力
 成果の全体量から人件費や原材料などの投入分を差し引いた成果量

※付加価値額とは、企業が新たに生み出した金額的価値のこと。国際社会としての日本の労働生産性はGDP(国内総生産)を付加価値額として計算します。

 

働き方改革では、人手不足の解消のためには生産性を向上させることが必要とされています。

生産性を向上させるためには、労働者のスキルアップ・業務効率化と経営効率の改善など、働き方改革が必要です。

長時間労働により、社員のパフォーマンス力や健康が脅かされた状態では企業の生産性も上りません。

労働生産性を向上させると、
 ・労働時間が少なくなり、長時間労働が減る
 ・非正規雇用であっても正規雇用並みの待遇を期待できる
 ・労働力不足でも事業は継続できる
以上のことが期待できるのです。

 

社員がより生産的に働くためには

社員がより生産的に働くための働き方改革には、個人のパフォーマンス力が不可欠です。

企業側が個人のスキルやモチベーションを向上させるために働き方を見直すことで、個人のパフォーマンス力が発揮されるでしょう。

 

効率化のためのさまざまな方策

業務の効率化をはかるために企業では様々な方策を立てているかと思います。

このような基本的な働き方改革を再度検討されてみてはいかがでしょう。

業務の見直し
   今までの作業を分析し、効率的な働き方に変える
   不要な作業を廃止する

システムやツールを導入する
   時間や労力をかけず日々の作業を正確に行う

職場環境を物理的な面から変える
   導線に合わせたデスクや機器のレイアウト変更
   福利厚生を利用した取り組み

 

業務の仕組みの効率化

個人が効率よく働くために必要なことは、「業務の緊急性と重要性を把握すること」です。

優先させるべきは重要性の高い仕事です。重要性は低いが緊急性の高い仕事は、つい目の前の仕事を後回しにしてしまいがちです。緊急性の高い仕事に振り回されては、重要な決定事項などは遅れてしまいます。社内の手の空いている他の人に対応をまわすことも必要でしょう。仕事の効率を上げる働き方改革のポイントを見てみましょう。

 

① 仕事のスケジュール管理をきっちり行う。
仕事の締め切りから逆算し、完成までのステップをスケジュール化していく。

② 優先順位をつける
前述したとおり、その仕事の緊急性と重要性を確認したうえで優先順位をつけていく。

③ 情報共有は結論から話す
短時間で簡潔に情報共有を行うことで、互いのスケジュールを遅らせない。

 

無駄なものを排除する

生産性を向上させるために現状の働き方を見直してみましょう。

現状の働き方のなかで、下記のように無駄になっている業務や慣習はありませんか?

 

① 以前からの伝統を守ることが目的となっており「通例どおり・・・」と業務を行っている。

② 成果に直結する業務ではなく、そこに関係する周辺業務に時間をかけている。

③ 毎日の業務の中で時間を多く取られているものがある。

 

付加価値額や生産額に直結する業務にどのくらい時間をかけることができているのでしょうか?

意外とその他の周辺業務に時間を費やしていることに気づきませんか?

改善したい問題点、自分でやらなくてもよい作業を見極めて決めていくのは生産性向上のための働き方改革の大切な一歩です。

 

業務以外の職場環境にも改革が求められている

みなさんの職場は働きやすい環境であると感じられますか?

厚生労働省が発表した「働きやすい・働きがいのある職場づくりに関する報告書」では、職場が働きやすいと答えた人々は、仕事に関する意欲が高く、その企業は社員の離職率は低く業績も高くなる傾向がある、とされています。

長時間労働の抑制だけでは働きやすい職場となることはできません。

働きやすく、生産性の高い職場には以下のような特徴が見られます。

① 人間関係が良好で、会社の雰囲気が良い。
② 人事育成や人事評価に対する制度がしっかりしている。
③ 手当や休暇などの福利厚生が充実している。

このような職場環境でしたら「今日も頑張って働こう!」と意欲を持って仕事に取り組めますよね。

 

参考: https://www.mhlw.go.jp/chushoukigyou_kaizen/investigation/report.pdf

 

社員の「食」環境を改善する取り組み

経済産業省が発表している「健康経営オフィスレポート」では、社員の健康づくりは企業の成長のための投資であるとされています。
社員の健康維持や増進への取り組みを将来的な収益性等を高める投資として考えるのが「健康経営」です。

企業は健康経営の取り組みで、社員のパフォーマンスを最大限にサポートするだけではなく、優秀な人材の確保や健康的に働き続けてもらう働き方改革を提案することが可能です。

 

参考: 経済産業省「健康経営オフィスレポート」
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/kenkokeieioffice_report.pdf

 

食環境が抱える課題

食環境が企業にとっても、社員にとって重要であることは分かりました。

しかし、実際に働く私たちの食環境はどうなっているのでしょう?

 

ランチの混雑

一般的に仕事をしていると昼食・休憩をとる時間は、お昼の12〜13時の約1時間ほどという方が多いと思います。

ランチをとるために社員食堂や外の定食屋・コンビニへ向かってもどこも混雑していてランチを食べるのも一苦労。

せっかくの休憩で疲れてしまうといった方もいるのではないでしょうか?

 

栄養不足

仕事が立て込んでいて簡単に口に運べるおにぎりや菓子パン。

一人暮らしで毎食、コンビニのお弁当やカップラーメン・・・などの偏った食生活による栄養不足が指摘されています。

 

ダブル糖質(例)おにぎりプラスカップラーメン … 塩分摂取過多

パンのみ … 脂質が多くなりたんぱく質不足

サラダのみ … 炭水化物とたんぱく質が不足(ヘルシーだが栄養のバランスがとれていない)

忙しさや手軽さ、価格の安さを求めるあまり健康を意識してはいるが実際は、カルシウム(乳製品や魚)・たんぱく質(豆類・魚・肉)・食物繊維(野菜全般・穀類)・鉄分(特に葉野菜・レバー)などが不足しているのです。

 

参考: https://style.nikkei.com/article/DGXMZO17003440Z20C17A5000000/

 

「健康」は生産性に影響する

前述の「健康経営オフィスレポート」では以下の分析がまとめられています。

「健康経営に貢献するオフィス環境の調査事業」では、 20,000 名以上(所属企業 200 社以上)のビジネスマンの働き方と健康問題に関する調査を実施しました。

オフィス環境(空間・設備・情報・運用)を整備し、健康 の保持・増進に繋がる行動を誘発することは、個々の健康状態に影響し、最終的には健康問題による出勤時の生産性低下や

健康問題による欠勤の解消に結び付くこととなっています。

社員の働き方やコンディションを整えることで生産性の向上へ繋がります。

 

食環境を改善する取り組み

働き方改革はもちろん、食環境を改善する取り組みも各企業で盛んになってきているようです。

野菜・果物の摂取不足が以前より問題となっています。

不足しがちな野菜やフルーツを積極的に社員にとってもらうことで健康意識への変化、従業員満足度、生産性の向上へとつなげていくことができるのではないでしょうか。

 

食事補助

福利厚生を利用した食事補助を行っている企業はたくさんあると思います。

マンパワーグループのアンケート調査では福利厚生としてあったら良いと思うもの第2位に食事関連、あって良かったと思うもの第1位に食事関連がランクインしています。

「食」は会社からサポートしてもらっている実感が湧きやすいのですね。

言い方を変えると「食」の福利厚生を利用して社員の満足度をアップさせることで、コンディションを良くしパフォーマンス力をあげることができるのです。

では、社員の満足度を高め健康的に足りない栄養素を補うことができる方法をご紹介します。

 

デリバリー型サービス

社員食堂のない企業に社員向けにランチを提供するサービスのことです。

デリバリー型社食を運営する会社が、飲食店などと契約し企業や団体に弁当を届けるサービスです。

毎日決まった時間に社内でお弁当を販売するものや、デリバリーの日替わりメニューを給食スタイルでとることのできるサービスなどもあります。

 

設置型サービス

オフィス内に専用の冷蔵庫やボックスを設置するだけで、定期的に軽食やランチが届くサービスです。

なかでも、このあと紹介する「OFFICE DE YASAI」は、会社のオフィスで食べられる、おいしい旬の野菜や果物の「置き野菜サービス」です。

冷蔵庫をセットし、週に2回(最大5回)新鮮な野菜やフルーツ、ヘルシースナックをお届けします。従業員は好きな時間に購入することができ、月々に変わる豊富な商品が楽しめます。

「安心・安全・安定」へこだわり品質管理も徹底されています。

 

OFFICE DE YASAIの導入事例

導入実績数は5年間で1,000社以上(2019年3月時点)。「働く人の健康」や「働きやすい環境・福利厚生」に真剣に取り組みたい企業にぴったりで、導入効果は従業員利用率90%以上と高い利用率を誇ります。

導入した企業の声を紹介します。

 

日本マクドナルド株式会社

定期的な健康診断の結果から、多くの従業員の野菜不足が判明。

高層階にあるオフィスということもあり、オフィスから出ずに栄養の偏った食事をとりがちであること、またオフィスから10分ほど足を伸ばし高価なサラダを購入している社員がいることなどから野菜をとりやすいオフィス環境を作ろうと導入しました。

 

株式会社JACリクルートメント

社員の診断結果を見たところ、脂質代謝や肝機能等の有所見率が高いことがわかり社内食堂の導入を検討するも、大規模な改装が必要なこともあり悩んでいました。

OFFICE DE YASAIを知り、ヘルシーな野菜であるという点や調理が不要な点、導入コストの観点でもマッチしたことで、特に社内の反対もなくすぐに導入決定に至りました。

2018年に健康増進への取り組みが評価され「健康経営有料法人2018ホワイト500」へと認定されています。

 

イーライン矯正歯科

栄養バランスの良くない食事が目につき、しっかりとした食事で栄養バランスも考えられた「オフィスでごはん」の導入を決めました。

ランチタイムの選択肢が増え、昼食を持参する手間や物足りない時の一品追加に貢献しているとのことです。

手軽で使い勝手の良さも気に入られている様子。従業員の満足度にもつながっており、管理も負担にはなっていないようです。

 

ヘルシーなメニューで社員の健康をサポート

OFFICE DE YASAIには選べる2つのプランがあります。

 

① オフィスでやさい

季節に合わせた豊富な商品がラインナップされています。

1個50円~のお手軽プライスで安全でおいしい国産野菜やフルーツが豊富、オフィスで気軽に食べられるハンディサイズの商品が特徴です。

 

② オフィスでごはん

月々変わるお惣菜がオフィスに届きます。

無添加や国産食材にこだわった商品が、全国どこでも対応可能な冷凍便で届き、毎月約24,000円から手軽に食環境を充実させられます。「基本コース」「無添加コース」「吉野家コース」の3つのコースから選択ができ、中でも「無添加コース」では栄養管理士が厳選したお総菜が届きます。

 

どちらのプランもヘルシーなメニューで社員の健康をサポートします。

 

集中力を欠かない食事で生産性もアップ

一日の中での血糖値推移が、その日の生産性に影響を及ぼしています。

低血糖状態は、疲労感や集中力の欠如・頭痛・イライラを引き起こすといわれています。

また、欠食が続いた後の急な糖質摂取は血糖値の急上昇や急降下を引き起こし、 眠気を誘う要因といわれています。仕事中でもしっかり血糖値をコントロールし、集中力を高めて生産性をアップさせたいですね。そのためには栄養バランスの整った食事がとても大切です。

 

職場のコミュニケーションが活発になる

多くの企業は、職場のコミュニケーションが業務を行う上で重要であると感じているようです。最大の理由として、普段から社員同士のコミュニケーションが活発になることで、働きやすさが向上するからではないでしょうか。

OFFICE DE YASAIを導入した企業の中には、新商品やお気に入りの商品の話、お互いの食生活の話など会話のきっかけが生まれ、コミュニケーションが活発になった、という声もありました。

生産性向上のためにも、職場内のコミュニケーションは重要ですね。

 

まとめ

働き方改革関連法が施行され、労働環境の是正に向けた様々な取り組みがクローズアップされています。

人手不足の解消に生産性の向上が必要であり、そのためには社員の身体的・メンタル的なサポートも必要となってくるということ。社員の職場への満足度が生産性向上のひとつの手段となること。

この働き方改革を加速させるために「食の改革」も必要なことをお分かりいただけたでしょうか?

OFFICE DE YASAIなどのサービスを利用し、食の環境を整えることで働く社員のパフォーマンス力の向上、健康サポートやストレスを軽減させることができます。

働き方改革と同時に、社内の「食の改革」にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

健康経営につながる!食の福利厚生
>> OFFICE DE YASAI <<


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