導入事例
沖縄の老舗パンメーカーが工場ならではの食の悩みを福利厚生で解決! / 株式会社ぐしけん
今回は、沖縄県内では誰もが知っているパンメーカー「株式会社ぐしけん」にお話を伺いました。 株式会社ぐしけんは1951年に創業した老舗のメーカーです。沖縄の大手ス …
近年、働き方が見直され、社員の労働生産性の向上が求められています。
そこで多くの企業は福利厚生の制度を見直し始めています。福利厚生が豊かなものになると、社員のやる気アップやモチベーション向上につながるためです。
中でも特にモチベーションが上がるものとして、食の福利厚生があります。
ランチ時には仕出しお弁当を頼めたり、社員食堂を導入している企業も多いでしょう。
社員数人でランチに行ったりすることも多いと思います。
今回は、ランチを福利厚生の一環として行う「シャッフルランチ」という制度をご紹介します。
シャッフルランチとは何か、企業はどのように導入していけばよいのか、メリット・デメリットなども併せて紹介していきます。
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目次
シャッフルランチとは、普段関わりのない他部署、他支店、先輩や後輩と社員同士でランチに行き、コミュニケーションを促進する制度です。
シャッフルランチに行く頻度は企業によって異なりますが、月1回くらいの頻度で開催されるところが多いそうです。
そのランチ代は基本的には企業が負担します。
無料か格安でランチが楽しめる嬉しい福利厚生です。予算は企業によって異なりますが、1,000円からが多く、2,500円くらいまで支給される所もます。
普段あまり行かないお店や、豪華なランチが楽しめ、仕事のモチベーションも上がりますね。
社員が数人からスタートしていた時は、社員同士のコミュニケーションも取りやすく、個人個人の仕事の効率も上がっていたことでしょう。夜には飲み会にみんなで行き、そこでもコミュニケーションを取りやすかったと思います。
しかし、社員の数も多くなってくると、必然的に他部署とのコミュニケーションも少なくなり、近くの社員としか交流がなくなり、仕事がマンネリ化したり、効率も落ちていってしまします。
また、最近の若者の飲み会離れも背景にあります。夜の飲み会は就業時間外であり、お酒が飲めない、好きではない人は参加することを躊躇してしまいます。
そのような背景があり、近年では、就業時間内に美味しいご飯を食べながら、誰もが気軽に参加し交流できるシャッフルランチが人気になっています。
シャッフルランチが人気だから、福利厚生に取り入れよう!と、安易に導入を進めてしまうのはやや危険です。
ここからは、シャッフルランチのメリット・デメリット、また実施する際のポイントを紹介していきます。
シャッフルランチの「シャッフル」は、メンバーをシャッフルするという意味なので、今まで接点がなかった社員と顔見知りになれるということです。
他部署、先輩後輩など、さまざまな社員とコミュニケーションが深まります。
廊下ですれ違ったことがある程度の関係から、仕事の話をしたりプライベートの話ができるようになるかもしれません。
美味しいご飯を食べながら、会話に花がさき、より良い関係が築けるでしょう。
シャッフルランチによって、関りがなかった社員と繋がることができると、仕事中に聞きたいこと、お願いしたいことがある時に、スムーズに聞けるようになります。
誰かにお願いするということがなくなるので、それだけで仕事の効率があがります。
自分と同じ部署のメンバーでも、チームが違ったりするとあまり話したことがないかもしれません。
シャッフルランチによって話すきっかけが持て、仕事の幅も広がるかもしれません。
会議などの堅苦しい場所では発言しにくい、提案しにくい内容でも、食事をしながらであれば話しやすくなることがあります。
発言したかったことを相談するだけでも、他の人の意見をもらうことで考えがブラッシュアップされ、会議などの機会でも伝えやすくなるかもしれません。
子育て中のママ・パパや、家族の介護をしている社員など様々な状況に置かれている社員がいます。同じ状況の社員同士、仕事の話や相談ができたり、子育てをしながら、介護をしながら両立することの話ができたりと悩みを共有できます。
夜間の集まりには参加しづらい人も、ランチであれば参加しやすく、話す機会を得やすいのではないでしょうか。
シャッフルランチで重要となるのは、どのようなメンバー構成のグループを作るかです。
ランダムにメンバーを決めるのか、意図的にメンバーを組み合わせていくのかなどをしかっり決めなくてはなりません。
お店のチョイスもシャッフルランチを何回も行っていくと、同じお店になったりとマンネリ化してしまいます。
会社近くの人気店、女性が好きそうなメニューがあるお店、メニューが豊富にあるお店など、その時のメンバーに合わせてお店選びをするといいでしょう。
メンバー同士で決めてもらうのもいいかもしれません。
シャッフルランチに参加する社員は全員話が大好きとは限りません。人見知りな人、話したくてもなかなか話せない人もいます。もしも全員が人見知りだと会話も弾まず、暗いランチになりかねません。
その為、あらかじめ話す話題を何個か決めておいたり、質問カードを用意したり、会話が上手な人をメンバーを置き、楽しく会話ができるようにするのもいいでしょう。
シャッフルランチの時のランチ代は基本的には企業が支給するため、多くの社員が積極的に参加するでしょう。
しかし、ただ楽しかっただけのランチにしてしまうのはもったいないことです。
実施した結果どうだったか、アンケートを実施するといいでしょう。
こんなところが良かった、ここは改善したほうがいいなど、次回開催する時に参考になります。
そして、アンケート結果を社内に共有することで、今まで参加を躊躇していた社員が参加してくれたり、何回も参加してみたいと思う社員も出てくるかもしれません。
より有意義なシャッフルランチになるよう改善していくことも大切です。
いざ我が社にも食の福利厚生を!とシャッフルランチを取り入れようと思っても、まずは何をしていいか分かりませんよね。
うまく導入できなければ、ただ企業が支給したランチ代で、無料のランチをして終わりになってしまいます。
何回かシャッフルランチをし、円滑に回らなくなるとそのうち自然に制度がなくなってしまうかもしれません。
そのようにならない為に、これからご紹介する方法で進めていくのをお勧めします。
シャッフルランチを開催すると決まったら、あらかじめ解決したい問題などを明確にしておくとよいでしょう。
その後、社内に発信し、シャッフルランチ制度を知ってもらわなければなりません。
社内に発信の仕方は様々です。
社内報を使ったり、掲示したり、社内のSNSに投稿したりと、主催者側のやりやすいやり方で発信します。
その際、なぜシャッフルランチを開催するのかを明確にしていきます。
例えば「他部署など普段関りのない社員とのコミュニケーションの活性化」といったものです。目的が明確なら、共感した社員が参加しやすくなります。
シャッフルランチには中心となって運営を行うメンバーが欠かせません。
その際、複数人を集めて「コアメンバー」という形にして、チームで各種運営業務を担っていくのがよいでしょう。
目的の達成のためによりよいシャッフルランチ制度が実現できるよう、チームで意見を出し合ったり、運営業務を分担したりしながら進めていきましょう。
続いては、シャッフルランチの肝となるグループ決めです。
会社の規模や雰囲気にもよりますが、完全にランダムに決めるのもいいですし、目的に合わせてグループメンバーの選定を行っていくのもよいでしょう。
例えば、同じ働くママ・パパ社員、介護中の社員、趣味などが一緒の社員、地元が近い社員、仕事上で関りがありそうで今まで話していない社員などでマッチングさせると、良き相談相手にもなり、より良い関係が築けるかもしれません。
話題がある程度一緒だと、全くの初対面でも話がしやすかったりもします。
また、もしも話が弾むかどうか心配な場合は、話が上手な司会的な社員をグループにおき、会話をリードしてもらうのもいいでしょう。
シャッフルランチに参加するのを迷っている社員に対するフォローも欠かせません。
その際方法としては、ランチの様子を写真や動画で撮り、社内で共有するといいでしょう。
社内SNSなどにアップし、今回はこんなメンバーで開催したと紹介し、どこのお店でこんな料理だった、どんな内容を話したのか、載せるとイメージも湧きやすくなるでしょう。
参加したメンバーの感想なども載せると、次は参加してみたいなとメンバーがどんどん増えるかもしれません。
Facebookに載せたりする企業も多いそうです。
社内の掲示物や社内広報などいろいろな場所で共有していきましょう。
楽しいシャッフルランチの後は、必ず参加者にアンケートをとりましょう。
メンバーはどうだったか、コミュニケーションはとれたか、お店のチョイスはどうだったかなど感想を聞きましょう。
その中で得られた回答をもとに、次回のシャッフルランチのやり方を改善しメンバーを飽きさせることなく続けていければ、シャッフルランチが社員みんなに浸透し、福利厚生の一環として定着できることでしょう。
それでは実際にシャッフルランチを運用するとき、どのような注意点があるのか見てみましょう。
シャッフルランチの目的は、社内コミュニケーションの活性化ですから、当然普段ランチをしているメンバー以外とのメンバーを引き合わせる必要があります。
しかしだからといって無作為にシャッフルランチのメンバーを選んでしまうと、そこで同じ部署の人が集中してしまったり、同じような役職の人たちが集まってしまったりということも偶然ながら発生してきます。
そこでメンバー構成の際は無作為にシャッフルしつつも、その後に少し恣意的に手を加えて調整する必要があります。
その際、会話をリードするタイプの社員が含まれるメンバー構成に調整すると、会話が弾みシャッフルランチをスムーズに進められます。
単純に無作為というのもいいですが、他部署間交流になるメンバーということは固定しつつも、「子育てパパたちの集まり」「同じ趣味の集まり」のようにテーマを決めて、その中でシャッフルランチのメンバーを構成するのもおすすめです。
毎回同じメンバーではマンネリ化し、シャッフルランチの意味がなくなってしまいますが、最初はある程度共通の話題がある他部署メンバーを集めると、話が弾んでコミュニケーションが促進されます。
人数の多い会社では、ほとんどが初対面という状態でシャッフルランチが始まる場合も少なくありません。
前述したとおり、メンバー構成の段階で会話をリードできる社員を入れたり、共通の話題のあるメンバーを選ぶのも、シャッフルランチで会話が生まれる工夫のひとつです。
それでも会話が生まれない場合は、話題提供アプリなどを使って会話のきっかけを作るのも手です。
最初に会話のきっかけがつかめれば、案外そのあとは自然と会話が続いていくものです。
シャッフルランチの目的はあくまでも、他部署間など普段交流のないメンバーとのコミュニケーションの場の創出です。
毎回同じようなメンバーでのランチは気楽で楽しいかもしれませんが、マンネリ化は本来のシャッフルランチの目的を果たすことにつながりません。
マンネリ化を防ぐため、メンバー構成はその都度変えるのが理想的です。
またシャッフルランチが毎回同じお店で行われるというのもマンネリ化を感じさせる原因となります。
お店を変えたり、メニュー構成が豊富なお店をチョイスするなど、環境面でのマンネリ化防止も工夫しましょう。
今まで挙げた注意点を読むと、管理側の負担が大きくてシャッフルランチは面倒だなと思ってしまうかもしれません。
メンバー構成や会話のきっかけづくり、メンバーやお店のマンネリ化防止など、管理側で工夫すべきことはたくさんあります。
しかし今はさまざまな便利ツールがあり、それらを使いこなせば管理側の負担は大幅に軽減することができます。
無作為のメンバー構成に便利なのが、自動的にあみだくじを作成してくれる「あみだ.com」(https://xn--l8j0c9d.com/)です。
人数を決定しURLを参加メンバーに送って名前を記入してもらうだけで、システムが自動的にメンバーを引き合わせてくれます。
またchatworkやslack等を社内コミュニケーションツールとして利用している企業では、ツールにプログラムを入れるだけでシャッフルランチのメンバー構成から日程調整、日程決定後のメール連絡までを自動化することも可能です。
ちなみにslackでのBotコードが下記にて公開されているので利用してみてはいかがでしょうか。
https://gist.github.com/hmatsuda/2d1d54746e01702ecfde5387190c0475
シャッフルランチの会話のきっかけ作りには「topicker」というアプリがおすすめです。
さまざまな会話のネタをランダムに表示してくれるので、初対面でシャイなメンバーが集まってしまっても大丈夫です。
しかも表示したくない話題は個別にオフにしておけるので、シャッフルランチにふさわしくない合コン用の会話ネタのようなものを表示せずに利用することができます。
https://apps.apple.com/jp/app/id1465907079
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.colyde.topickr&hl=ja
シャッフルランチのお店のマンネリ化防止には「どこ食べ」というアプリで、ルーレット的にお店選びをしてみるのも面白いでしょう。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.i258lab.lunchdecide&hl=ja&gl=US
コロナ禍では他部署メンバーと外でランチをするシャッフルランチなど実現できないのではと考える人も多いのではないでしょうか。
ましてやテレワークが増えればそもそも出社しないので、メンバーと関ることもままなりません。
しかし実はこの閉塞したコロナ禍だからこそ、気軽なコミュニケーションの重要性はより高まっているのではないでしょうか。
そこでデリバリーサービスを福利厚生で活用し、オンラインでのシャッフルランチを実施している企業もあります。
企業側が食に福利厚生サービスで従業員のランチ代を負担し、テレワーク中の従業員たちはオンラインでつながりながら、共にランチを楽しむというスタイルのシャッフルランチで、コロナ禍こそコミュニケーションを楽しんではいかがでしょうか。
シャッフルランチ以外にも、ランチで使える福利厚生があります。
中でもおすすめなのは、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)です。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は、その名前の通り、オフィスで野菜が簡単に食べられるという福利厚生です。
導入するとオフィスに冷蔵庫(冷凍庫)が設置され、その中に野菜・フルーツ・惣菜などが補充されます。
福利厚生であるため企業側も負担してくれているので、従業員は一つ100円からというお手頃な価格で野菜を購入でき、コンビニなどで買うよりコストを抑えることができます。
社内の休憩スペース等の近くに冷蔵庫を設置しておけば、自然といろいろな部署の従業員が同じところに集まってくるので、自然と話す機会が増えます。
本来であればシャッフルランチのように場を設けるまでもなく、社内コミュニケーションの活性化につながるきっかけになります。
とはいえコロナ禍ではそれもなかなか難しい状況です。
早く心置きなく会話をしながら食事をとりたいものですが、今は辛抱の時期です。
そんな状況の中で、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)はランチや休憩中に、オフィス内でお手軽に健康的なランチやおやつを購入できるのが強みです。
コンビニなどわざわざ社外に出なくて済むので、不特定多数の人と接触するリスクを大幅に抑えることができます。
また新鮮な野菜やフルーツを摂取することで、感染症に負けない健康な体を維持することも期待できるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
最近は、お一人様ランチ、お一人様焼肉、お一人様カラオケなど、一人でも楽しめるものも増えてきました。
「気軽に一人で!」も、とても良いですが、人と接することで、今まで発見出来なかった事、知らなかった事などたくさんの気づきが生まれます。
最初は難しいかもしれませんが、シャッフルランチ制度を使って、いつも関わらない人と話してみると、意外な発見が出来て、どんどん話すのが楽しくなるかもしれません。
仕事中にも話しかけられる関係になると、新しい取り組みが生まれたり、相談相手になってくれたりするかもしれません。
コミュニケーションをとることが少なくなってきている今こそ、シャッフルランチを導入し、美味しく楽しく、より良い関係を作ってみませんか。
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