企業の健康経営
マインドフルネスとは?メリットや企業での実践例を紹介
近年、マインドフルネスという言葉を耳にするようになりました。 有名企業が社員研修の一環として取り入れることも多くなり、関心が高くなってきているようです。 しかし …
オフィスにある休憩室といえば、「飲食」や「雑談」、「仮眠」などを行う場所というのが一般的です。
昨今は快適性を意識したオフィスも増えており、休むだけの休憩室から、「リラクゼーションルーム」や「カフェ」を設けた休憩室へと進化してきています。
オフィスは日中の大半を過ごす場所ですので、仕事に集中するスペースも大切ですが、他にも社員がランチをとったり息抜きできるスペースも必要です。
休憩室が充実していると、今まで関わりのなかった他の部署の人たちとの交流ができるなど、社内の交流が活発になります。
また休憩室は、社員のオフィス環境の満足度にも大きく影響しますので、働きやすい環境を整えることが社員のモチベーションにもつながります。
今回は休憩室のメリットやサービス、充実させるポイントについてご紹介します。
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目次
休憩室が無かった場合、自分のデスクで仕事やランチ、休憩をすることになり、オンとオフのメリハリがつかなくなってしまいます。
休憩や気分転換をすることは、メンタルヘルス不調の予防・改善にもつながりますので、休憩室は重要と言えます。
企業の休憩室は、事務所衛生基準規則にもあるように、設置するよう務めなかればならないものであり、仕事の合間や休憩時間など社員にリラックスしてもらうためです。
特にデスク業務の多い社員は、同じ姿勢を長時間続けていると、筋肉の緊張から肩こりの原因につながったり、ストレスが解消されずに蓄積されたりと、心身の不調につながることも考えられます。
オフィスに休憩室を設けると、仕事と休憩のメリハリをつけることができ、適度にリラックスをすることができます。
休憩室はオフィスでオンとオフの切り替えを助ける重要な設備であると言えます。
オフィスに休憩室を設けることで、さまざまなメリットが生まれます。ここでは、メリットを6つご紹介します。
休憩室が設けられていれば、仕事ではあまり関わりのない社員同士が交流する機会が増えます。なかなか知り合うきっかけのない他部署の社員と交流することは、通常であれば難しいでしょう。
しかし休憩室が設けられていれば、そこで顔を合わせることでふとしたことから会話が生まれるかもしれません。社員同士で情報交換をしてお互いの業務を知ることにつながり、仕事の効率化も期待できます。
他にも日常ことを話すきっかけができれば、社員同士のコミュニケーションが活性化するでしょう。
カフェのようにおしゃれな休憩室や、1人でゆっくり過ごせるようなスペースがあれば、仕事が忙しい時にリフレッシュすることができるでしょう。
休憩室から緑や公園といったオフィスに居ながら外の景色が見えると、良い気分転換になります。
会社の立地により難しい場合は、観葉植物などグリーンを置くとよいでしょう。オフィスにグリーンがあるとストレスが軽減すると言われています。
社員の発想力や想像力を刺激するような休憩室を設けると、新しいアイデアが生まれるきっかけになります。
グレー1色の執務室とは異なるカラフルで余裕のある空間、電話の鳴らない落ち着いた環境の中で思考ができれば、さらに良い考えやアイデアも生まれることでしょう。
休憩室の設備が整っていれば、社員はしっかり休息をとりリフレッシュできます。その結果、作業効率のアップや生産性アップにつながり社員は働きやすいと感じるので、満足度が向上するでしょう。
休憩室は企業のブランディングにも有効です。来訪者との打ち合わせスペースとして利用する際、こだわりのあるおしゃれな休憩室で企業の印象が良くなります。
休憩室はランチや休憩の場所としてだけではなく、仕事の生産性アップや作業効率を上げるための場でもあります。
オフィス環境は、集中して仕事に取り組めるスペースはもちろん、休憩室の設置は企業が社員のために投資するに価値が十分にあると言えるでしょう。
充実した休憩室があると、社外にアピールできるきっかけになることがあります。
社員想いの会社であるとアピールできれば、人材採用に良い影響が出ることも期待できます。
オフィスに休憩室を作ろうと思った時、具体的な内装や設備につい意識が向きがちです。しかし、それらのことに取り掛かる前段階にしっかりと考えておくべきことがあります。
休憩室を作り始める前に重要な4つのポイントを押さえておきましょう。
まず社員のニーズを把握しておくことによって、オフィスに休憩室を作る目的を明確にすることが重要です。
もちろんランチや小休憩が主な目的にはなりますが、これまで説明したように、その他の目的で利用したいと考えている社員は多いはずです。
また現状をかえりみて、今のオフィスに不足している要素を洗い出してみることもひとつの方法です。
例えば下記のような例が挙げられます。
・オフィス内で各部署のエリアが独立している、フロアで分かれているなど、他部署の社員と顔を合わせることがほとんどないので、コミュニケーションを図ることを主な目的としたい。
・来賓室を別に設けるよりは、休憩室を兼用して来客対応できるスペースにしたい。
・デスクワークが多いので、休憩というよりリフレッシュ目的で軽い運動などができるスペースや設備がほしい。
・作業や移動が多く体を使う業種であるため、オフィスの休憩室では静かに落ち着ける雰囲気で、個人用スペースなどが多い方がいい。
アンケートによって社員に直接意見を聞く他、普段のオフィス内での社員の過ごし方や、通常業務のなかで困りがちなことなどを観察してみるとよいでしょう。
それらの結果を反映することによって、オフィス全体に好影響を与えて、社員のニーズに合った休憩室が実現します。
次に休憩室を作る目的を整理することが重要です。上記の項目で社員のニーズがわかることで、例えば下記のような目的が考えられます。
・社員同士で気軽なコミュニケーションをとれる場所が欲しい
・打ち合わせや来客対応でも使いたい
・集中できるようなワークスペースとして
・社内イベントを行う場所が欲しい
実際に利用する社員が、休憩室をどのように使いたいと思っているのか目的をしっかりと整理し、利用率の高い休憩室を目指しましょう。
オフィス内での休憩室の設置場所に気を配ることも忘れてはいけません。
あらかじめ決定した、休憩室を設置する目的に沿っているかどうかを、念頭に置いておきましょう。
先述したように、休憩場所としての目的を優先する場合は、執務室からの視線や音をシャットアウトする工夫が必須です。
ただし、コミュニケーションスペースを目的とした設置である場合は、この限りではないかもしれません。あえてオフィスの中心エリアに休憩スペースを据えることによって、他部署との動線が繋がり、コミュニケーションが活性化することを狙ったオフィスの例もあります。
目的に沿って執務室からの距離感にも気を配りながら、ベストな配置を探ってみましょう。
オフィスの中では、休憩室は付加的なものとされ、執務室のスペースの方を十分取るように優先されがちです。
ただ、近年注目されている健康経営の考え方にあるように、社員の健康維持・増進によって企業経営への好影響が期待できますので、もっと経営的視点で考える必要があります。
オフィスにおける休憩室の役割や利用目的を踏まえて、十分なスペースを確保するべきであるといえるでしょう。
休憩室をを多目的に利用することを視野に入れて積極的に活用していけば、費用対効果としても十分に見合ったものになるはずです。
オフィスによりよい休憩室を作るための重要な5つのポイントを押さえておきましょう。
オフィスで一日中過ごしている中で、休憩によるリフレッシュやメリハリを付けることは、業務効率を保つ上でも重要です。仕事をしている空間と休憩をする空間の区別がはっきりと分かるデザインにすることが望ましいです。
例えば、次のような案が考えられます。
・執務室と違う壁紙にする
・照明を執務室と変える
デザインが変われば、同じオフィスの中でも「リフレッシュする空間」であることが明確になるため、仕事と休息のメリハリがつきます。
また、休憩室へ行っても、執務室から丸見えでは、落ち着いて休憩することができません。
狭いオフィスでは難しいこともあるかもしれませんが、例えば次のように少しの工夫をすれば視線が気にならなくなります。
・椅子の配置を変更する
・窓やドアにスクリーンを取り付ける
休息中に仕事をしている他の社員が視界に入るオフィスでは、業務のことが気になってしまいゆっくり休めません。
オフィスの中でも、休息をする場所であることが明確になるよう、執務室から丸見えにならない工夫をすると良いでしょう。
休憩室に来ることで、社員がリフレッシュできることが大切です。次のような休憩室であれば、リフレッシュしやすいでしょう。
・おしゃれな空間
・防音やプライベートが保たれている
・リフレッシュできる落ち着いた雰囲気
・適度な広さ
・景色が良い
・1人になれる空間がある
オフィスの立地や広さによりできないこともあるでしょう。しかし、自社では無理だからと諦めてしまうのではなく、社員がリフレッシュできるようにと意識して空間を作ることがおすすめです。
オフィスにある休憩室を利用する目的はランチをとることだけではありません。例えば、以下のような利用が考えられます。
・コミュニケーションがとれる工夫がされている
・打ち合わせや来客対応にも使える
・集中したい時はワークスペースとして
・社内イベントができる
様々な目的をもつ社員のニーズに応えられる空間になっていることが大切です。
休憩室の目的に合わせた家具を用意することもポイントです。フレキシブルに使いまわせるものが必ずしも良いとは限りません。
当初設定した休憩室の利用目的にきちんと沿っているかどうかが優先ポイントです。
リラックス目的で床座にしているエリアがあれば、ラグや座布団、クッションなどを置いても良いでしょう。
テーブルと椅子のセットにしても、コミュニケーションスペースや打ち合わせ用には大きめのテーブル、休憩室を多目的に使いたい場合は折りたたみ式などの簡単に移動や配置換えができるタイプ、オフィス外からの来客対応にはきちんとした印象の対面テーブルといった、さまざまな選択肢があります。
併せて、掃除やメンテナンス、耐久性など、維持管理方法についても考慮しておきます。
メンテナンスは簡単だが壊れやすい、耐久性はあるが手入れが面倒な家具を選んでしまうと、長期的な目線で見た場合、余計なコストがかかる恐れもあるので注意が必要です。
オフィスの休憩室は、機能性などのほか、提供されるアイテムも重要になります。
自動販売機を設置しているオフィスは多いと思いますが、そのほかにもあると良いアイテムとして、「リフレッシュできるアイテム」「調理器具」「ドリンク・軽食」の3つの視点からご紹介します。
マッサージチェア
オフィスでデスクワーク行っていると、同じ姿勢を続けていることや目の疲れが原因となる肩こりに悩まされます。
休憩室にマッサージチェアがあれば、凝り固まった筋肉をほぐしてくれるので、リフレッシュできますね。
雑誌や本
休憩中は、スマートフォンを見て過ごす方も多いでしょう。
ブルーライトで目が疲れたり、情報のインプットが多くて頭が疲れたりと、休憩中にも関わらず、知らず知らずのうちに疲れてしまう可能性があります。
普段見ない雑誌や本があれば、気分転換になりますし、スマホを見ることによる疲れを軽減することができます。
アロマ
リラックスをしたいときに、アロマを焚くと効果があります。
香りによって、リラックス効果が期待できるもの、リフレッシュ効果が期待できるものがありますので、オフィスにさまざまな種類のアロマグッズを準備しておけば、その日の気分によって使い分けることができます。
プロジェクター、スクリーン、スピーカーなど
歓送迎会や誕生会、軽い打ち上げなどのイベント・部署の集会などに休憩室を利用する場合にあると良いのがこれらの設備です。
イベントを盛り上げる映像を流したり、司会者や主役を映し出したりすることで、イベントや集会の運営をよりスムーズに行えるでしょう。
比較的広い休憩室の場合は、マイクやスピーカー設備なども整えておくと安心です。
パーソナルブース
休憩室内に手軽に設置できる「パーソナルブース」は、仕切りと椅子、コンパクトなデスクがセットになったオフィス用家具です。
置くだけで半個室のような形で使うことができますので、一人で集中したい、または周囲を気にせずリラックスしたいときに最適です。
ミニキッチン
料理が好きな方は、オフィスにキッチンがあれば、良い気分転換になり、出来立ての料理を食べることができると午後の仕事も頑張れることでしょう。
仕事以外のコミュニケーションを取るきっかけにもなりますので、自然とオフィスの会話が増えることも期待できます。
カフェコーナー
仕事をしていると、ホットドリンクで一息付きたくなることがあります。
コーヒーにはリラックス効果や、頭がすっきりして集中力が高まる効果がありますので、休憩室にあると喜ばれる飲み物です。
そのほかウォーターサーバーの設置や、冷蔵庫にドリンクを設置するなど、水分補給ができるアイテムがあると嬉しいですね。
サンドウィッチなど軽食の提供
最近は働き方改革で、出勤時間を柔軟に対応できる企業も増えてきています。
オフィスに軽食を提供できるコーナーがあれば、朝ごはんの提供や、夜食の提供をすることができ社員にとっても嬉しいサービスです。
休憩室で使え、食事を提供することができるサービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」をご存知でしょうか?
オフィスの休憩室に冷蔵庫や冷凍庫を設置すれば、専門スタッフが商品や消耗品の補充をしてくれるので、手間がかからず便利なサービスです。
「OFFICE DE YASAI」のラインナップの特徴などについてご紹介します。
「健康経営」とは、社員の健康を経営的な観点で戦略的に支える取り組みであり、社員が健康になれば、企業の生産性アップなどさまざまなメリットがあります。
「OFFICE DE YASAI」は、社員の健康を食事から支えることができるサービスです。
・安全で美味しい国産野菜やフルーツ
・卵、豆腐、サラダチキン
・スムージーやフルーツジュース
・無添加や国産食材にこだわったお惣菜
「OFFICE DE YASAI」は、このような健康的なラインナップが特徴である設置型の食事提供サービスです。
毎月メニューが変わるお惣菜や、年間60種類以上の季節に合わせて変わる野菜やフルーツ、ヘルシースナックがオフィスに直接届けられます。
休憩室での昼食や、小腹が空いたときにいつでも手軽に利用ができるので、社員の健康を気軽に支えることができます。
「OFFICE DE YASAI」を導入することで、ランチの時間など、社員が設置されている冷蔵庫(冷凍庫)へ総菜や野菜を買いにオフィス内の休憩室に集まります。
社員が同士が自然に集まれる場所があれば、普段会話をしない社員同士の交流が増え、社内コニュニケーションの活性化のきっかけになることでしょう。
オフィスに休憩室を設ける理由や重要性、ポイントについてご紹介してきました。
休むだけの休憩室ではなく、社員同士のコミュニケーション活性化の場にするなど、企業にとっても社員にとってもメリットのある空間にしたいものです。
休憩室の空きスペースに設置するだけで、社員の健康を支えることができる「OFFICE DE YASAI」は、コミュニケーション活性化も助けてくれる便利なサービスです。
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