福利厚生制度
食の福利厚生で人気の『設置型社食サービス』特徴・メリットとは?
新型コロナウイルスの流行は、食事の在り方にも大きな変革をもたらせました。影響が長引くにつれ、外食産業では多くの飲食店が厳しい経営状況に置かれています。 帝国デー …
昨今、福利厚生の中でも「社食」が人気があるのはご存知でしょうか?
一昔前の社食のイメージというと、「安い」「量が多い」「早い」などといった、いわゆる「食堂」としての機能を持つだけのものが一般的で、それほど人気はありませんでした。
ホットペッパーグルメ外食総研の調査(2018年9月)によると、社食を使える環境にありながら、ほとんど使わないという回答が45.8%でした。
社食を使いたくない理由を聞くと、「おいしくない」、「高い」、「種類が少ない」といったものが上位にあがっています。
しかし昨今は、社食の人気と共に社食が充実している企業が増えてきています。
ここでは社食とは何か、なぜ今社食が人気なのかを説明していきます。
参考:ホットペッパーグルメ外食総研の調査
https://www.hotpepper.jp/ggs/wp-content/uploads/2018/08/f3f681af850b972ab8b7d7dbfa3c1703.pdf
【1品100円〜】継続率99.2%の福利厚生
置き型健康社食の『OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)』
目次
2015年にマンパワーが行った調査において、「実際にあった福利厚生でよかったと思うもの」についての質問で、「住宅手当、家賃補助」を抜いて「食堂、昼食補助」がトップの1位となりました。
昨今の社食の導入形態について詳しくみていきましょう。
社食は、企業として持っている食事をする社員食堂の施設のことを言い、形態としては、主に以下の3つがあります。
(1)直営方式:社内に施設や設備を設置、食堂のスタッフの雇用も含めて運営
(2)準運営方式:別に会社を設立し社食の運営業務を行う
(3)外部委託方式:外部業者に社食を委託して運営
(1)(2)のメリットは、企業ごとに社食の特色を出すことができることです。
また自由に運営することができるのが強みです。
デメリットは、設備費や人件費が大きくかかり、広いスペースが不可欠となることがあげられます。
(3)のメリットは、外部の業者に依頼することで手間が省け、デリバリー型や設置型などで社食を提供できることです。
デメリットは、たくさんある外部委託先のサービスの中から内容を吟味し、委託する業者を選択する必要があります。
福利厚生は近年重要度が高まっており、就職活動や転職で福利厚生が決め手になるケースも少なくありません。
過去・現在において18~60歳の男女972人を対象にして、「会社の福利厚生として良いと思うもの」についてのアンケート調査です。
第1位:住宅手当、家賃補助(48.3%)
第2位:食堂、昼食補助(33.9%)
第3位:人間ドッグなどの健康診断(33.0%)
一方で、「実際にあった福利厚生でよかったと思うもの」
第1位:食堂、昼食補助(17.1%)
第2位:住宅手当・家賃補助(16.7%)
第3位:余暇施設、宿泊施設・レジャー施設などの割引制度(14.1%)
中でも食堂・昼食補助が上位にあがっており、人気の福利厚生だということがわかります。
出典:マンパワーグループ アンケート調査2015年3月
https://www.manpowergroup.jp/client/jinji/surveydata/150422_01.html
社食が人気なのはどんな理由があるのでしょうか。
・費用面での節約
・時間の節約
・栄養バランスの整った食事
・コミュニケーションの活性化
・補助してもらっている実感が湧きやすい
近年では、健康経営や働き方に対する取り組みが評価され、社食は社員からも企業からも人気のあるものとなっています。
仕事が忙しく、食事をするのにも時間が惜しいという方は少なからずいらっしゃると思います。
外に出かけるだけで時間がかかりますし、待ち時間がかかることも考慮しなければなりませんので、ゆっくり外食をしている時間は取れないでしょう。
コンビニで買い物を済ませるだけでも時間がかかってしまいますので、いずれにしてもゆっくり昼食を食べる時間がありません。
しかし、社食があることで外へ行く手間が省け、その分ゆっくりと食事ができますし、社食であれば天気が悪い日でも食事を楽しむことができるので人気となっています。
仕事が忙しいと、おにぎりやパンなど、簡単なもので食事を済ませてしまうこともあるでしょう。
おにぎりやパンばかりでは、栄養バランスが整っているとは言い難いですね。
時間的には節約できるかもしれませんが、集中力が続かずに仕事の効率が悪くなってしまう可能性は否定できません。
また、長期的に見ると健康を損なう恐れがある可能性があります。
健康を損なうだけでなく、経済的損失が大きいことも米国金融系企業の調査において明らかになっています。
普段口に入れるものが、私たちの健康や能力を作り出しています。
栄養バランスを整えることは、健康を保つことに加え、仕事の生産性をアップさせることにもつながるのです。
参考:OFFICE DE YASAI
https://www.officedeyasai.jp/pdf/officedeyasai_merit.pdf
社食は多彩な福利厚生の取り組みの中でも人気があるとお伝えしましたが、その理由は以下の通りです。
・費用面での節約
・時間の節約
・栄養バランスの整った食事
・コミュニケーションの活性化
・補助してもらっている実感が湧きやすい
近年では、社員の健康増進に努める「健康経営」に取り組む企業を国が支援していることもあり、社食は、社員に人気があるだけでなく企業からも熱い視線が注がれています。
人気があるのだから、社食をすぐさま導入したほうがいいと思う方も多いでしょうが、なかなか実現することができないのには訳があります。
社員に人気の社食を企業が簡単に導入できない大きな理由の一つ、それは膨大なコストが掛かるからです。
まず、調理するための厨房設備と飲食をするフロアなどのスペースが必要です。
建物を建築したり増築したりすることはもとより、社内に空いているスペースがある場合でも、水道やガスを引いて空調を整え、飲食するのに快適な仕様に整えるのには大変な費用がかかります。
この時点で、自社に社食をつくることを想定してみて、費用がいくらかかるのか分からなくなった方もいらっしゃるかもしれません。
このように導入コストが高ければ、社員に人気があるからといってすぐに始められないことが分かりますね。
設備が整っても、調理をしてくれる人がいなければ、食事は用意できません。
働く人を雇用するか、運営専門の会社に依頼する必要があります。
社食の運営にはさまざまな方法がありますが、主なものには以下の3つがあります。
・直営方式:自社内に施設や設備を設置、スタッフの雇用を全て自社で運営
・準運営方式:自社とは別に会社を設立して、業務を任せて運営
・外部委託方式:業務を外部に委託して運営
社食の直営方式と準運営方式は、自社が運営に深く関わっているため、特色を出すことができます。
その企業のオリジナルメニューの開発やイベントの実施など、臨機応変に運営できることです。
しかし、調理する人も社員として雇用するとなると、給与のほかに社会保険の加入などで人件費は膨らんできます。
提供しているメニューに人気がない場合は、検証して改善していかなければなりません。
その点、社食の外部委託方式は、運営の一切を任せられるので、仕入れやスタッフのシフト管理などのマネジメントも必要ありません。
複数社の社食を運営している会社ならノウハウを持っていますので、他社で人気のメニューを応用したり、効率のいい運営方法を採用したりと、導入してすぐに安定した運営を期待できます。
しかし、社食の運営・管理を業者に委託しても、自社の持つ施設・設備のメンテナンス費用などは必要になってきます。
導入コストの部分でお伝えしましたが、社食スペースがなければどこかにつくる必要があります。
例えば、ビルの1室を借りてオフィスとしている場合は、厨房設備を置いて食堂スペースを確保することなど、とても難しいことですね。
賃貸物件ですから、勝手に使用用途を変更して改造することはできませんので、ほぼ不可能と言ってもおかしくないでしょう。
社食の運営方式の1つ「外部委託方式」の中には、社食を「会社が提供する食事」と広義で捉え、お弁当や惣菜を配達してくれる、食堂のいらないデリバリー型やオフィス設置型社食などのサービス提供会社への委託も含まれます。
デリバリー型といえば、宅配弁当は昔から根強い人気がありますが、最近では、働き方が多様になったためか、いつでも手軽に栄養補給ができるオフィス設置型社食が人気を集めています。
今、人気のオフィス設置型社食は、その名の通り、社食をオフィスに設置するものです。
例えば、コンビニチェーンなどが提供するオフィスコンビニもオフィス設置型社食の1つですが、オフィス内に小さな陳列棚を設置し店舗と同じ商品を並べるものです。
社内をコンビニ代わりにし、人気のお弁当やカップラーメン、パンなどを、社内にいながらいつでも購入することができます。
オフィスコンビニの中には、食品以外にも事務職員に人気の文房具や日用品など、各企業向けにカスタマイズした商品群を用意しているものもあります。
さらに、菓子メーカーによる女性に人気の置き菓子サービスなどもあります。
すでに市販されている商品を取り扱うのではなく、独自開発の商品を取り扱うオフィス設置型社食も登場し、人気を博しています。
オフィス設置型社食の中には、導入に際し自社で何一つ用意しなくてもいいというサービスがあります。
サービス提供会社から、電子レンジや冷蔵庫、冷凍庫などを借り受けて設置すると、生鮮食品や冷凍食品などを補充してくれるというものです。
初期費用などの導入コストは各社で異なります。冷蔵庫などの電化製品は無料レンタルとなっているサービスも多いです。
サービス提供会社の多くが、あらかじめ福利厚生費の範囲に収まるようなプランを設けていることも人気の理由です。
キャッシュレス決済を導入しているところもあり、利用金額のデータを取ることも容易です。
オフィス設置型社食に人気が集まっているのは、導入コストが少なく、管理コストが抑えられるという企業側のメリットも大きいからかもしれません。
前項でお伝えしたとおり、オフィス設置型社食を導入する場合には設備(冷蔵庫や電子レンジ)の置き場が必要ですが、社食を設置することと比較すれば、比べものにならない程の省スペースで導入が可能です。
設備の近くに休憩用のテーブルやイスを置けば、ほっと一息つける空間ができあがるので、よりよい環境づくりに貢献するかもしれません。
見晴らしのいい場所で食事を取るのも、業務を早く片付けたいから、と自席で済ますのも社員に任せてもいいでしょう。
オフィス設置型社食は、そもそも外出せずオフィスにいながら食事が購入できるということが最大の特徴なので、飽きさせないような仕掛けが考えられています。
人気の定番商品は販売を継続しつつも、旬の食材を使った商品や話題の食品など商品の入れ替えを行っています。
社食を充実させることは、社員にとって活力を与えることに繋がります。
社食の中でも特に人気のある事例5選を以下に紹介します。
全て栄養管理士が監修した、あたたかく健康的なメニューが人気です。
社員の健康・体調管理に大きく貢献していることでとても人気があります。
みんなの食堂は、あたたかいご飯がブッフェ形式で提供されます。デリバリー形式だと誰かを誘って食べるようになり、コミュニケーションする機会ができたという声も聞くことができました。
盛り付けをするときや、食べるときにワイワイと楽しく会話が弾み、コミュニケーションができますね。
日々新しいメニューを開発しているため、同じメニューばかりで飽きてしまうこともありません。
家庭的な味付けで、毎日でも利用したいと思えるような工夫がされていて、人気があります。
1食500円、初期費用は0円で気軽に社食を導入することが可能です。
参考:みんなの食堂
https://www.jfd.co.jp/service/shokudou/
TAVENAL には、「食べることでなりたい自分になろう」という願いが込められています。
この社食サービスは、宅配だけではなく、社員の健康知識・意識・行動の見える化を行っていることが特徴です。
社員の結果集計から会社全体の健康レベルを5段階で評価し、それに適した健康レベル向上プログラムを提案しています。
わずか数十秒で生活習慣をチェックできる機器を貸出しております。
糖質量について、適度な運動ができているかについてなど、生活習慣の成績を数値で確認することができます。
医師、管理栄養士監修のもと会社の健康レベルに応じた食事を提供します。糖質を3段階に適正化したチルド弁当が用意され、人気があります。
様々なアプローチから健康をサポートする人気の社食サービスです。
参考:TAVENAL (タベナル)HP
https://tavenal.com/ffbl
有名店のお弁当から、低価格のお弁当まで幅広いメニューが約4000種類以上も用意されている、デリバリー型の社食です。
もちろん、自身で毎日豊富な種類から選ぶのは大変ですので、要望に合わせて毎日飽きが来ないように、数種類のお弁当を日替わりでを届けてくれます。
定期配送プランと対面販売という、選べるサービスプランがあります。
①定期配送プラン
・少ない数量でも利用が可能
・配達ドライバーが指定の時間に配達
②対面販売プラン
・販売スタッフが接客販売
・企業のランチタイムに合わせて販売が可能
毎日食べても飽きないくらいの豊富な種類が用意されていますので、季節やイベントに合わせたお弁当を提供することができ、人気があります。
また、ご褒美に少し豪華にしたい時には高級な価格帯のお弁当を選んだりしても良いですね。
参考:シャショクル
https://shashokuru.com/
Soup Stock Tokyoは「世の中の体温をあげる」スープ専門店としてスタートしました。
オフィスに届けられるのは、素材のおいしさそのままにしたSoup Stock Tokyoの味が本格的に楽しめる冷凍スープです。
従来は湯煎でしか調理できませんでしたが、電子レンジで簡単に調理できるように改善されました。
お弁当にプラスして食べられるのがとても良いですね。
また、夏場寒い冷房の中にいる方には、温かいスープを飲むことで身体が温まって良いでしょう。
店舗でも人気の「オマール海老のビスク」をはじめとした様々な種類のスープが用意されています。
Soup Stock Tokyoのスープが、オフィスにいながら手軽においしく食べられることで人気の社食サービスです。
参考:スープストック
http://www.soup-stock-tokyo.co.jp
オフィススープ
https://officee.jp/magazine/soup-stock-tokyo/
ちょっとお腹が空いてしまったけれど、ごはんを食べるほどではない・・・という方にお勧めの人気の社食サービスがあります。
オフィスグリコは、お菓子やアイス、飲み物などを設置する人気のサービスです。
ボックスや冷凍冷蔵庫を無料で貸し出してくれるので、簡単に導入でき、設備費も抑えることができます。
会社にいながら気軽にお菓子を購入できますし、ワンコインで購入できるのはとても嬉しいですね。
商品の入れ替えがありますので、飽きずに利用することができます。新商品を楽しみに、ついつい通ってしまう社員さんが多いようです。
また、オフィスグリコでは2015年秋にコーヒーシステムが提供され、徐々に導入が拡大しつつあります。
置き場所を選ばないコンパクトサイズがとても好評を博し、様々な規模の企業でコーヒーを楽しむことができるようになりました。
コーヒーは2種類用意されているので、人気のお菓子や気分に合わせながらコーヒーを楽しむのも良いかもしれません。
参考:オフィスグリコ
https://www.glico.com/jp/enjoy/service/officeglico/
健康的生活を送るためには、栄養バランスが整った食事を摂る必要があります。
しかし、仕事を毎日忙しくこなしながら、毎食栄養を考えて食事をするというのは、両立が難しいかと思います。
そんな問題を解決するのが今人気の社食を、上手に利用することです。
社食は栄養バランスが整った食事が考えられており、社食を利用するだけで健康的な生活を送る第一歩となります。
以下では、人気の社食の1つ、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を紹介します。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は、設置型社食のサービスを提供している、いま注目のサービスです。
オフィスに置いた専用の冷蔵庫に、新鮮な野菜やフルーツが常時設置されているので、野菜不足を補ったり、小腹が空いた時に健康的なものでお腹を満たすことができるため、男女問わず人気が出ています。
このサービスでは、ただ食事がとれるだけでなく、社内で不足しがちな野菜やフルーツを手軽に食べることができるメリットがあります。
福利厚生の1つとして、社員の健康管理と社内のコミュニケーション活性化にもつながります。
設置型であれば、あまりスペースがない企業でも手軽に設置することができるため、人気となっています。
参考:OFFICE DE YASAIのホームページ
https://www.officedeyasai.jp/
冷蔵庫を設置し、週2回~新鮮な野菜やフルーツ、ヘルシースナックをお届けします。
社員の方がオフィスで手軽に食べられるよう、ハンディサイズのパックが1個100円(税込)~購入可能です。食べやすいちょうどいいサイズになっています。
季節ごとにその時々の旬な食材を取り入れ、年間で60種類以上がリニューアルされます。
それぞれの企業・社員のニーズにあわせて商品数や商品の内容など柔軟に対応できるため、安心して利用できるのも人気のポイントです。
日本人は野菜やフルーツの摂取量が足りていません。
厚生労働省の「平成29年 国民健康・栄養調査」によると、野菜の摂取量はどの年齢層も目標値を下回っています。
健康を保つために最適なサービスとして、「社食」を有効に利用することをお勧めします。
その中でもOFFICE DE YASAIは、野菜やフルーツがとても充実しており、設置型社食として大変人気を集めています。
常にオフィス内に手軽に野菜やフルーツを手に取れる環境があることで、日頃から身体に良いものを食べることが可能になります。
また、野菜やフルーツをとることの意識付けに繋がり、社員全体の健康への意識改革に役立っており、大変人気の社食です。
参考:厚生労働省の「平成29年 国民健康・栄養調査」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177189_00001.html
最近人気の社食について詳しく説明してきました。
単に「食堂」としての機能だけでなく、社員同士のコミュニケーションとしての役割を持っていたり、社員の健康管理のための役割を持っていたりと、色々な役割を果たしており、人気があります。
社食の中でも特に人気があるオフィスでサラダやフルーツが手軽に食べられるOFFICE DE YASAIについて詳しくご紹介しました。
OFFICE DE YASAIは、企業に合わせたプランを提案してくれるので、安心して導入することができます。
社員は1個100円~という値段で利用できるので、気軽に野菜やフルーツを手にとってみようという気持ちになります。
野菜やフルーツが気軽に食べられる環境があるので、体調管理にも気を使うようになることも期待できるでしょう。
社員の体調管理のためにも、OFFICE DE YASAIを利用してみてはいかがでしょうか。
社員の健康改善につながる新しい福利厚生
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