福利厚生制度
【福利厚生の基礎解説】法定外福利厚生とは?主要な例や導入メリットを解説
企業の社風や理念を反映する法定外福利厚生は、社会的信頼度の向上や自社のブランディングにもつながるため、導入する内容の検討は極めて重要です。 また、2024年の日 …
近年、おすすめの食事補助と言えば「社食サービス」が注目を集めており、自社に取り入れる企業も増えています。
福利厚生の担当者や経営者の中にも、社食サービスについて気になっている方は多いでしょう。
しかし、いざ導入を検討した際、さまざまなおすすめの中からどの社食サービスを選べばよいか悩んでしまうかもしれません。
そこで今回は、人気の高いおすすめの社食サービスや、手軽で導入しやすいサービス25件をご紹介します。
【1品100円〜】継続率99.2%の福利厚生
置き型健康社食の『OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)』
目次
おすすめの社食サービスをご紹介する前に、社食サービスが何かを改めてご紹介します。
「社食」は社員食堂の略称として使われてきた言葉でもあるため、社食サービスと聞いて「社員食堂」と思われる方もいるかもしれません。
社食サービスは、調理や食事提供のための施設がないことが社員食堂と大きく異なる点であり、主な食事の提供スタイルは次の3つです。
【宅配】あらかじめまとめて注文して、会社に届けてもらう
【対面販売】社内の決まった場所に来て販売してもらう
【設置】オフィス内に置いた専用什器に届けてもらい、自由に購入する
社食サービスの目的は社員の健康維持だけでなく、「オフィス環境を充実させ、社員の満足度を高める」といった側面も持っています。
そのため、健康に配慮した食事を届けるほか、おやつを届けてくれたり、軽食に特化したメニューを提供していたりとさまざまです。
従業員の人気も高く、おすすめの福利厚生の1つとして主流だった社員食堂ですが、なぜ近年では、社食サービスがおすすめされているのでしょうか。
ここでは、社員食堂から社食サービスへと人気が移り変わった主な理由を2つご紹介します。
社員食堂を導入する場合は調理台・ガス・水回りの導入費用はもちろん、調理や食事のスペースを確保しなければなりません。
加えて食事の材料をはじめ、水道光熱費や調理スタッフの人件費といった運営費用がかかるため、どんなに社員食堂がおすすめでも、導入できる企業は限られていました。
ところが社員食堂を持っていても、利用者が少ないために社員食堂を廃止してしまう企業もあります。
実際に、2018年にホットペッパーグルメ外食総研が行ったアンケート調査によれば、社食があると答えた人のうち「ほとんど利用しない」と答えた割合は45.8%という結果も出ており、利用者の少なさが伺えます。
さらに現在では、コロナ禍の影響で社員食堂の利用が減り、継続が難しくなるといったケースもみられます。
先ほどのアンケート結果では、社員食堂を利用しない理由の上位に「おいしくない」「高い」「種類が少ない」といった内容に対する不満が挙げられています。
しかし、コスト面を考えると思い切った改善も難しいため、結果として社員食堂の閉鎖につながってしまうと考えられます。
働き方改革やコロナ禍によって、さまざまな働き方が広がったことも、社食サービスがおすすめされる理由の1つです。
多様な働き方とは、在宅勤務やコワーキングスペース、サテライトオフィスといった本来の勤務地以外で仕事をするテレワークや、社員が働く時間を自由に決める事のできるフレックスタイム制などがあります。
しかし、場所や時間の固定されている社員食堂では、このような柔軟な働き方に対応できません。
社食サービスであれば、企業や社員のワークスタイルに合ったプランやサービスを選ぶことができるため、さまざまな働き方を取り入れている企業に向いています。
このように、運営負担が少なく多様な働き方にも対応可能な社員食堂に代わる食事補助として社食サービスが人気を高め、おすすめされているのです。
社食サービスと言っても、さまざまな種類があります。実際に社食サービスを導入しようと思った際、どのポイントに着目してサービスを選べばよいのでしょうか。
社食サービスは提供方法によって主に3種類に分けられます。
自分の好きなときに利用できる「設置型」、お弁当を届けてもらえる「配達型」、社内の所定の場所で提供される「ケータリング型」の3つです。
設置型は、オフィスに什器や冷蔵庫、冷凍庫を設置する方法で、什器などを設置するスペースさえあれば、時間にとらわれることなく好きなときに利用できると好評です。
配達型は、ランチタイムにオフィスにお弁当を届けてもらえる社食サービスです。人気の飲食店のお弁当や、オリジナルの日替わり弁当など、さまざまな種類のお弁当があります。
お弁当の注文可能時間や配達時間はある程度限られますが、「今日は忙しいから自席で」、「天気が良いから外で」、「みんなで食べたいからミーティングルームで」など、食べる時間や場所を自分で選べるメリットがあります。
また、お弁当は栄養バランスが考慮されているものが多く、惣菜の組み合わせを考えなくても、お弁当1つでバランスよく栄養をとることができるのも特徴の一つです。
社内の決まった場所で提供するケータリング型は、社内の会議室やカフェスペースで食事を提供する社食サービスです。
配膳と食事をするためのスペースが必要になりますが、ビュッフェ形式のランチを楽しみながらコミュニケーションをとれるのは嬉しいですね。
特定の日だけビュッフェ形式で会社から食事を提供することで、特別感の演出につながり、モチベーションアップの効果も期待できるのではないでしょうか。
配達型では実現できない、スープや麺類などの食事を温かいうちに食べられるのもポイントです。
配達型とケータリング型の場合、食事が提供される時間は固定となるため、ランチタイムにシフト制を導入しているのであれば、提供時間を考慮する必要があります。
導入にあたっては、サービスの内容や提供方法などを事前に確認し、どのタイプが自社に合っているか見極めましょう。
それぞれのメニューの特徴を比較してみましょう。メニューの選択肢が少ないサービスを導入すると、定番メニューに偏ってしまい、従業員が飽きて利用しなくなってしまう可能性があります。
メニューが健康志向に偏っていて薄味だったり、ボリュームが少なかったりすると、喜ぶ人がいる半面、物足りないと感じる人もいるかもしれません。
社食サービスを導入する際は、メニューの内容や種類はもちろん、どれくらいの頻度でメニューが入れ替わるか、更新頻度を確認しておくとよいでしょう。
導入後も社食サービスに対する満足度など従業員へのヒアリングを行い、今後の運用に生かすのもおすすめです。
社食サービスは設置型、配達型、ケータリング型の3種類があるとお伝えしました。
いずれも、厨房を設ける必要がなく、スペースやコストの面を比較して、社員食堂よりも導入しやすい社食サービスのため、多くの企業で導入が進んでいます。
社食サービスも、企業のさまざまなニーズに応えようと、続々と新サービスが誕生しています。
まずは、設置型のサービスから詳しく見ていきましょう。
設置型のおすすめポイントは、社員が自分のワークスタイルに合わせて、好きなタイミングで食事を摂れることです。
設置型の社食サービスの中から、厳選した10種のおすすめサービスをチェックしてみましょう。
まずはOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)が提供する社食サービス「オフィスでやさい」「オフィスでごはん」をご紹介します。
OFFICE DE YASAIは、不足しやすい食物繊維やビタミンなどの栄養素を、野菜やフルーツ・惣菜で手軽においしく補うことができるため、健康が気になるビジネスパーソンにおすすめです。
安全でおいしい旬の国産野菜やフルーツが食べられる「オフィスでやさい」は、商品のラインアップが年間で60種類以上も変るため、飽きることなく楽しめます。
社員は1個100円から購入できるため、ランチに1品追加したりおやつとして食べたりと、普段の食事に野菜やフルーツを取り入れやすい点もおすすめです。
「オフィスでごはん」は、野菜を中心とした惣菜の他、肉や魚などメインのおかずにぴったりのボリューム感たっぷりなメニューを届けてくれるプランです。
毎月30種類の多彩なラインアップで、グラタンやチャーハンなど1食完結で食べられるメニューもあります。
さらにもう1つのおすすめプラン「オフィスでやさいfor リモート」は、リモートワーク中の社員を持つ企業にぴったりです。
ヘルシーな商品が直接社員の自宅に届くサービスで、惣菜やスムージーの他、農家さんの直産野菜などを、社員が自分の好みに合わせて選べます。
オフィスプレミアムフローズンは、安心・安全とおいしさにこだわった食事を届けてくれる、法人向けの社食サービスです。
創業50年の歴史の中で、安心・安全・おいしさをとことんこだわり、そのノウハウを生かして提供されるメニューは、惣菜・麺類・ご飯ものの他、グラタンやバーガー類、スイーツなど、約60品という豊富さです。
季節を感じられる期間限定メニューや、新商品も展開されており、和洋中の食事をオフィスにいながらいつでも楽しめます。豊富なメニューを楽しみたい方におすすめしたい社食サービスです。
4人ほどの小規模企業から1,000人規模の企業まで利用でき、企業のニーズに合わせたプランを提供しているため、まずは相談してみることをおすすめします。
複数フロアや複数拠点でも利用可能なため、サテライトオフィスなど、テレワーク拠点を多く持つ企業も安心して相談できる点もおすすめです。
オフィスおかんは、健康を意識したオリジナルメニューのお惣菜が食べられる社食サービスです。
オフィスの冷蔵庫に毎月届く20種類のメニューは、月ごとに旬を意識した惣菜、食べやすいパンやスープなど、バリエーションに富んだラインアップ。
惣菜はすべて、風味と食感を重視した丁寧な調理方法で作られており、ほっとする家庭の味のおいしさが特徴です。持ち帰って家で食べることもできます。
肉や魚を使った定番メニューは人気が高く、健康を意識しながらもしっかりした満足感があるため、男性にも嬉しいおすすめの内容です。
首都圏向けの「オフィスおかん」、全国対応の「オフィスおかん便」は、どちらも人数規模に合わせてプランを選べます。
さらに従業員の自宅に届けることができるため、テレワークでの利用はもちろん、従業員の育児支援や、単身赴任している社員の食事支援としての活用もおすすめです。
パンフォーユーオフィスは「パン」に特化した社食サービスで、パン好きな社員の多い企業におすすめです。
パンフォーユーオフィスで提供されるパンは、全国のパン屋さんが味や素材にこだわって作っており、百貨店に選ばれるほどのクオリティです。
最大で8種類ものパンがオフィスに設置した専用冷凍庫に届きます。ラインアップも毎月変わるため、さまざまな種類のパンを飽きることなく食べられます。
パンはすべて独自の冷凍技術で冷凍されており、食べる際にレンジで約40秒ほど温めれば、焼きたてパンの香りと食感をいつでも楽しめます。
パンは食事として食べるだけでなく、おやつや夜食としても食べやすいため、パン好きでなくてもおすすめしたくなる社食サービスですね。
メインの「置きカフェプラン」の他、社員の自宅に直接こだわりのパンを届けてもらえる「リモートプラン」もあり、在宅勤務中の社員に嬉しいおすすめのプランです。
mognowa(モグノワ)の語源は、食事のときの擬音語「もぐもぐ」と、生産者と消費者との「輪づくり」。
その言葉通り、生産者と直接つながり、自社で調理を行うことで、質の高い食材を使った食事をリーズナブルに提供しているので、おすすめしたい社食サービスです。
主菜と副菜、主食のご飯が1パッケージとなっており、栄養バランスの整った食事をとることができます。
さらに、独自技術により、添加物を使用せずに長期保存が可能な状態で届けられたり、完全受注生産でフードロスを生じさせない仕組みを築いていたり、割り箸は国産ヒノキの間伐材を使用したりと、健康や環境に対して意識の高い人にもおすすめしたい社食サービスです。
TukTuk(トゥクトゥク)は、コンビニエンスストア型の社食サービスを提供しています。
おすすめポイントは、TUKTUKのアプリから好みの商品をリクエストすると、希望の商品が補充されるユニークな機能です。
食事やパン、飲み物、アイスクリームなど、常時300種類以上と幅広い商品を取り扱っているため、多くの従業員の要望に応えることができるでしょう。
定期的にクーポンがアプリに配信されるなど、買い物を楽しめるしくみが整っていることもおすすめしたい理由です。
アプリ決済が可能で、機器周辺で現金を保管する必要はなく、スマートロックや遠隔監視システムも搭載しているため、不特定多数の人が出入りするオフィスにもおすすめです。
KIRIN naturals(キリン ナチュラルズ)は、食事を提供する社食サービスだけでなく、健康経営に関する施策立案から効果検証まで、健康経営に取り組もうとする企業を支援するサービスです。
ウェルネスストアとウェルネススタンドの2種のサービスを提供しています。
ウェルネスストアは、動画やeラーニング、サーベイなど、豊富な機能と分析を支援し、健康経営の施策立案から効果検証までをサポートし、ウェルネススタンドは、初期費用0円から始められる置き型の社食サービスです。
ウェルネススタンドでは、1日の不足分の野菜が補えるスムージーなど、KIRIN naturalsのために開発した、健康的な飲食物を手軽に補給することができます。
これから健康経営に取り組もうとしているものの、取り組み方法に迷いが残る企業におすすめです。
D-Frozen Foodsは、導入料金0円で、オフィスでレストランのおいしさが味わえる社食サービスです。
冷凍の弁当やパンだけでなく、デザートを取り扱うほか、希望があれば、コーヒーサービスや飲み物、スナックなどを扱うコンビニ機能を追加できます。
おすすめポイントは、運営会社が、オフィス向けにコーヒーサービスやボトルウォーターサービスのほか、清掃サービスなどを提供している株式会社ダイオーズであることです。
長年、オフィスにさまざまなサービスを提供している同社ならではの、スマートなシステムにまとめられています。
利用方法は、冷凍庫から商品を取り出し、専用アプリでスキャンし、電子レンジで温めるだけと簡単。
同社の社員が商品の在庫管理や補充を行っているため、安心して任せることができるのでおすすめです。
既に同社と取引があるのなら、サービスを追加する感覚で、より手軽にりようできるでしょう。
ESKITCHEN(イーエスキッチン)は、1品100円の健康惣菜をいつでも手軽に食べられる点がおすすめの社食サービスです。
惣菜のメニューは、20種類以上あり、半分は新たなメニューと入れ替わるため、飽きずに利用できる仕組みとなっています。
は手作り弁当やコンビニ弁当などに1品加えることで、より健康的な食事に変えることができるでしょう。
惣菜のほかに、フルーツやデザート、サラダなども用意しているため、健康志向の社員におすすめの社食サービスです。
保冷バッグがあれば、帰宅時に惣菜を購入して、夕食や翌日の弁当のおかずに使用するなど、就業時だけでなく、帰宅後の社員の生活にも貢献してくれます。
早朝勤務や夜勤の従業員に、健康的な食事を提供したいと考える企業におすすめです。
ミニストップポケットは、コンビニエンスストア「ミニストップ」が提供する設置型の社食サービスです。
セルフレジを設置してあるため、専用のスタッフは必要ありません。
ベーシックプランは300種、プレミアムプランは1,000種と、多くの商品を取り扱うことが可能です。
ミニストップのプライベートブランドの取り扱いも可能で、外出しなくても、お店のおすすめする「いつものあの味」をオフィスで楽しむことができます。
決済方法は、交通系ICやWAON、QR決済、楽天Edyと、多くの方法が選べることも魅力と言えるでしょう。
利用予定人数が100人以上でない場合、コンビニは設置できませんが、100人に満たない場合は、カップラーメンやお菓子などを取り扱う「おやつぷらすセレクト」を設置することができます。
「オフィスファミマ」とは、ファミリーマートの運営する設置型の社食サービスです。
省スペースで、電源を入れず手軽に使用できるところがおすすめのポイント。
本社食サービスの全寸は、幅570センチ、奥行き390センチ、高さ1290センチで、オフィスに段ボール一個分くらいのスペースさえあれば導入できます。
特に、小規模のオフィスで軽食に利用したいという企業におすすめの社食サービスです。
小スペースながら、ファミリーマートのラインナップからチョイスされたチョコレート、カップ麺、スナック、半生菓子など、25~30種類から好きなアイテムを選べます。
代金は商品を取り出すときに代金箱に入れるシステムで、1週間に1回程度、ファミリーマートのサービス・スタッフが商品を補充してくれます。
設置導入費は無料で、メンテナンスもサービス・スタッフが対応しますので、管理者を置く手間や諸経費はかかりません。
わざわざ外出することなく、ティータイムや小腹の空いたときにいつでもオフィス内で社食サービスを利用できますので、従業員にも喜ばれることでしょう。
オフィス付近に売店のない企業や会議や残業で外出できない場合も活用でき、災害時の備蓄としてもおすすめの社食サービスです。
「セブン自販機」は、セブンイレブンの運営する店舗と同じ約65種類のアイテムをオフィスで利用できる設置型の社食サービスです。
設置条件として、次の4つを満たす必要があります。
1.利用者数または1日の就業者数は300人以上
2.契約期間は1年以上(更新は設置日より1年ごと)
3.オフィス内に設置スペース(約2.2メートル×2メートル)が必要
4.設置スペース付近にコンセントが必要(100V15A 接地極付×2)
初期投資は、設置するときの電気工事と自販機にかかる電気代のみで、メンテナンスの費用はかかりません。
本社食サービスは、近隣のセブンイレブンの店舗から1日1回以上、商品がオフィスに配送される仕組みで、オフィスの近くにセブンイレブンのある中規模企業におすすめです。
自販機内で販売期限の切れた商品は、自販機が自動で販売を中止するため、企業が管理する必要はありません。
本社食サービスは、近隣の加盟店と相談しながら自社に合うよう社食サービスをカスタマイズしたい企業にもおすすめです。
支払いも、店舗と同様に現金・nanaco(電子マネー)・suicaなど交通系電子マネーを利用できます。
「筋肉食堂Office」は、冷凍の宅配弁当サービスの設置型社食です。
2023年1月13日~2月3日に「かんたん宅食ガイド ラクタさん」が冷凍宅配弁当の利用者1,746人を対象に実施したアンケートでは、3部門「メニューの豊富さ」「料金満足度」「総合満足度」で第1位を獲得しました。
本社食サービスの導入費は1ヶ月28,000円で、専用の冷蔵庫を設置すればすぐに利用できます。
おすすめのポイントは、専属の管理栄養士が監修し、プロのアスリートも推奨する免疫力・睡眠の質の向上や疲れにくい身体づくりに効果のある高タンパクで低カロリーなメニュー。
毎日食べても飽きが来ないよう、約100種類のラインナップを取りそろえています。
自社工場で製造された弁当は、新鮮な食材を使用し保存料を一切使用していませんので、毎日安心して食べられるところも企業の社食サービスとしておすすめです。
決済は、PayPayやクレジットカードなどのキャッシュレス決済にも対応しており、現金を管理する必要はありません。
また、本社食サービスは、全国に対応している毎月10社限定の無料試食キャンペーンも実施しています。
リモートワークにも対応していますので、特に健康経営の一環で社食サービスを導入したい企業におすすめです。
「フローズンフーズ」は、食べたいときに温めるだけで食べられる設置型の冷凍社食サービスです。
管理栄養士の作成したヘルシー料理や高タンパク・低糖質・低カロリーのメニューを数多く取りそろえています。
独自の冷凍技術による焼きたてパンの宅配やデザートなど、女性従業員の喜びそうなラインナップが豊富なところも本社食サービスのおすすめポイントです。
賞味期限も6ヶ月以上と長いので、オフィス内に社員食堂がない・近隣の飲食店やコンビニがいつも混んでいるなどの理由で社食サービスを導入したい企業におすすめします。
「オフめし」は、心幸株式会社の提供するオフィス設置型の社食サービスです。
おすすめのポイントは、卸売業ならではの卸売価格で利用できるところでしょう。
昭和24年の創業当時は、「ミニコンビニ」として食品や菓子類を卸売価格で提供していました。
現在は、飽きの来ない常温の惣菜や冷凍弁当をはじめ、カップ麺や菓子パン類、飲料など約400種類のアイテムを週1回、オフィスに卸売価格で配送しています。
全国エリア対応で従業員が1名でも導入できますので、小規模企業や過疎地に所在する企業の社食サービスとしてもおすすめです。
支払いはキャッシュレスにも対応しており、現金を管理する必要はありません。
ちなみに、諸経費は入会費2,000円、月会費6,000円のほか、商品代金と配送料になります。
お弁当などを届ける配達型の社食サービスは、従来から多くの企業で利用されてきました。
注文をするだけで、企業側は特に準備することが少ないため、手軽に利用できるというメリットがあるからです。
今は、お弁当だけでなく、さまざまな食事を配達してくれる社食サービスもあります。
配達型のおすすめ社食サービスを3つ、紹介しますので、チェックしてみましょう。
シャショクラブは、週1回からと、手軽に利用できるプランも用意しているので、おすすめしたい社食サービスです。
お弁当の内容は、数十種類も用意されており、その日の気分に合わせて選択できます。
多くの従業員がお弁当を注文した場合、さまざまなメニューのお弁当が配達されると、弁当の種類が混在しがちです。
同社のお弁当は、名前入りのラベルシールを貼り付けており、自分の注文したお弁当が一目で分かるようになっています。
契約プランに応じてポイントが付与され、保有ポイントを使ってお弁当の注文もでき、お得感を感じられる社食サービスです。
ごちクルNowは、契約しているレストランが作る、日替わりのお弁当を配達してくれることが魅力の社食サービスです。
東京都内のさまざまな飲食店の味を楽しむことができるため、ランチタイムが楽しみになるでしょう。
お弁当は、和食や洋食だけでなく、中華、ヘルシーなもの、有名店が作るものなど、幅広いジャンルのお弁当を提供しています。
現在は、68店舗、1026種類の品ぞろえを誇ります(2023年1月時点)。
飲食店が混雑していて並ぶ必要がある方や、近隣に飲食店がないオフィスにお勤めの方などにおすすめの配達型社食サービスです。
お弁当.TVは、管理栄養士が監修し、薄味で野菜たっぷりの日替わり手作り弁当を提供しています。
おすすめしたいポイントは、日替わり弁当のほか、特上のり鮭重やスマートミールなど、さまざまなお弁当も提供していることです。
ご飯の種類は、金芽ロウカット玄米や雑穀米などからも選ぶことができ、サラダなどのサイドメニューも追加可能で、健康志向な方にも喜んでもらえるでしょう。
利用登録を済ませれば、当日朝9時までの注文で、12時にはお弁当が届くほか、注文はパソコンやスマートフォンから個人的に行えるため、便利です。
決済方法は、クレジットカードや電子決済、コンビニから選択できます。
健康志向と簡単な手続きが両立しており、忙しい方にもおすすめしたい社食サービスです。
「DeliEats DR」は、利用者のモバイルアプリからメニューのリクエストを受け付ける訪問販売型の社食サービスです。
リクエストされたメニューは、レストランシェフにデータで配信され、お昼限定でオフィスにランチを届けてくれます。
保存料・合成着色料を使用していないランチメニューは、なんと1,000種類以上。
毎日、8種類以上のメニューを選べて、毎日飽きずにランチを楽しめるところもおすすめです。
契約条件は、1日あたり販売個数70個以上の企業で、配達は東京23区・神奈川県・埼玉県エリアに対応しています。
初期費用・継続費用は無料で、ランチの平均価格がリーズナブルな550円代というところもおすすめのポイントです。
本社食サービスは、ほかの配達型サービスとくらべて種類の多さも評判で、95%以上の継続率を誇っています。
特に、関東圏内の中規模企業におすすめしたい社食サービスです。
「社食DELI」は、導入企業500社以上、累積販売食数は8,000万食を超え(※2023年)、1日1万食以上の弁当販売実績を誇る配達型社食サービスです。
おすすめは、毎日8~10ブランド、和洋中ほか30種類以上という豊富なメニューで、ブランドも定期的に入れ替えて利用者が飽きないよう工夫されています。
本社食サービスのプランは、次の3つです。
1.通常販売プラン
・契約条件:1日70食以上の利用
・対象エリア:1都3県
・特徴①:メニューは平均30種類
・特徴②:テーブル1台分の省スペース
・特徴③:スタッフの対面販売
2.補助販売プラン
・契約条件:1日70食以上、100名以上
・特徴①:メニューは平均30種類以上
・特徴②:テーブル1台分の省スペース
・特徴③:スタッフの対面販売
3.デリバリープラン
・契約条件:利用者ごとに対応
・対象エリア:関東・関西エリア
・特徴①:会議・研修の注文も可能
・特徴②:メニュー選定可
・特徴③:スタッフの対面販売
いずれも導入費は初期費用0円で、導入後はシステム利用料・スタッフ派遣料・配送料が必要です。
テーブル1台分の販売スペースさえ提供できれば、準備・販売・片付けは派遣スタッフが全て対応してくれるので、企業に専属の担当者を置かなくても導入しやすいでしょう。このほか、売店や食堂の卸売販売や展示会・イベントの臨時販売・置き型のキャッシュレス販売や冷凍販売など、幅広くニーズに対応しているところもおすすめです。
ケータリング型の社食サービスは、社内に厨房設備を用意することなく、本格的な料理を提供可能なため、しっかり食事を摂りたい方におすすめです。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で提供されるため、食事の喜びを感じられるでしょう。
おすすめのケータリング型の社食サービスを2つ、紹介します。
時々食堂は、厳選された食材を使った料理を専用スタッフが提供するケータリング型社食サービスで、オフィス内にいながら、レストランの味とサービスを体感できるので、おすすめです。
メインメニューをはじめ、サイドメニューやスープ、ご飯のほか、デザートも用意してくれます。
好きなものを好きなだけ選んで盛り付けられるため、レストランよりも自由に、食事を楽しめるでしょう。
専用スタッフが片付けをしてくれるため、ランチタイムのように限定された時間であっても、充実した食事時間に変えることが可能です。
おすすめポイントは、月1回、週1回の特別なランチタイムにも利用可能で、オフィス内にいながら「非日常」を感じてもらうための空間づくりも手伝ってくれることです。
食事を栄養補給だけでなく、コミュニケーションの時間として大切にしたい企業におすすめの社食サービスと言えるでしょう。
nonpi Chef’s LUNCH(ノンピシェフズランチ)は、nonpiのトップシェフがメニューを監修した、栄養価と彩りにこだわった日替わりメニューのほか、季節の食材を使用したオリジナルメニューや、テーマ性のあるイベントメニューなどを提供しているおすすめの社食サービスです。
毎日、セントラルキッチンで製造した手作りのランチを運んで来てくれるので、現地で調理を行う必要はありません。
おすすめポイントは、同社が、おいしい食事を提供するだけでなく、社員が集まる食事の時間に会話が生まれやすくするためのアイデアも提供し、実践していることです。
食事を通して社員同士のコミュニケーションを活性化したいと理想を抱くものの、実施するのは難しいと感じてはいませんか。
そのような方におすすめしたい社食サービスです。
設置型・販売型の社食サービスのほかに、いつもの店舗が社食になる【飲食店活用型】サービスもあります。
この章では、代表的な3つのサービスを紹介しましょう。
「チケットレストラン」は、株式会社エデンレッドジャパンの運営する全国25万店舗以上と提携している社食サービスです。
これまでに利用者数は約15万人、2,000社以上の導入実績があります。
利用する際は近隣の加盟店をアプリで検索して加盟店を利用し、会計時はICカードで会計できるので、導入後の流れもスムーズです。
プランは2つで、ICカードタイプのチケットレストランタッチと、食事補助額の上限のないチケットミールがあります。
本社食サービスを導入すれば、従業員は定価の半額で利用でき、深夜や土日など平日以外の勤務時間に利用できるところもおすすめです。
ランチだけでなく休憩時のコーヒーやお菓子などにも利用できますので、女性従業員にも喜ばれそうですね。
「びずめし」は、Gigi株式会社が運営し、全国各地の店舗を社員食堂にできる社食サービスです。
本社食サービスは、2023年にウェルビーイングな企業を表彰する「ウェルビーイングアワード2023」の「モノ・サービス」でゴールドアイデア賞を受賞しました。
コロナ禍以降に増加したリモートワークや営業職で出張の多い従業員など、多用な勤務形態に対応しているため、自社従業員は食の福利厚生を平等に活用できます。
利用可能な店舗は全国で20万軒以上、全国のコンビニやコーヒーショップなども対象ですので、地域密着や交流促進などワークスタイルに合わせて利用できるところもおすすめです。
食事補助の金額は企業側で自由に設定でき、従業員は配布されたチケットを使えば毎回定価の半額で利用できます。
出張や会議など、従業員の出入りの激しい企業におすすめしたい社食サービスです。
「どこでも社食」は、株式会社シンシアージュの運営する社食サービスで、月額25,000円で導入可能です。
企業が自社の予算に合わせて食事補助の金額を設定すれば、従業員はサービス加盟店を社食として利用できます。
利用店舗で「どこでも社食アプリ」のQRコードを読み取って、スムーズに会計を済ませられるところもおすすめのポイントです。
食事補助額は、毎月、従業員のスマートフォンのアプリに自動チャージされます。
企業は、月に一度送られてきた請求書の金額を支払うだけですので、バックオフィス部門に余計な手間がかかりません。
従業員利用率も99%と高く、同じビル内のカフェや対面のお店との個別提携も可能ですので、オフィス近辺に飲食店の多い企業におすすめです。
無料のオンライン説明会も実施していますので、地域密着型の社食サービスの導入を検討されている企業は、一度参加されてはいかがでしょうか。
社員食堂に比べて導入がしやすいことや、好みに合わせたサービスが選べるなど、社食サービスがおすすめされる理由をご紹介してきました。
社食サービスを導入した際、企業にどんなメリットがあっておすすめされているのかをご紹介します。
社食サービスの導入は、従業員の満足度向上につながるおすすめの方法です。
おいしい食事が安く手軽に摂れることは、忙しい従業員の心をほっとリラックスさせ、仕事へのモチベーションアップにつながります。
加えて設置タイプの社食サービスであれば、いつでも自分の好きなタイミングで食事をとることが可能です。
時間や出勤スタイルに縛られず、忙しいワークスケジュールの中でも無理なく食事ができることで、社員がそれぞれ適切なタイミングで気持ちをリフレッシュできるでしょう。
労働人口が減少傾向にある上、多様な働き方が広がった今、よりよい職場環境で自分らしく働きたいと考える人は多いでしょう。
企業としては、自社の生産性アップのために優秀な人材を確保したいと考える一方で、採用した人材にもなるべく長く働いてほしいものです。
おすすめの社食サービスを取り入れることは、従業員の職場環境への満足度を高めるとともに、人材の維持や離職を防ぐ効果が期待できます。
人材維持や離職防止の方法はさまざまですが、社食サービスは比較的取り入れやすく、満足度も見えやすい方法の1つです。
人材の定着を考えている企業にとっても、充実した職場環境を求める社員にとっても、おすすめの施策と言えるでしょう。
より自社にマッチした人材確保のために、企業ブランディングを行う会社が増えていますが、ブランディング効果としても社食サービスの導入はおすすめです。
社食サービスを導入することで、「社員の健康をサポートしたい」「職場環境を充実させて、活き活きと働いてほしい」といった企業理念や経営理念を伝える1つの方法になります。
言葉で伝えることも大切ですが、実際にどんな施策を行っているかも、ここで働きたいと感じてもらえるおすすめの方法ではないでしょうか。
社食サービスは食事の現物支給にあたるため、企業が負担した分の費用を福利厚生として計上できます。
特に現在はコロナ禍の影響もあり、社員の求める福利厚生の内容は変わってきているため、実際に変化を感じている担当者や経営者も少なくないかもしれません。
自社の福利厚生を見直したいと考えている方や、時代のニーズに合った福利厚生を導入したいと考えている方にも、社食サービスはおすすめです。
社食サービスを導入すると、健康的で質の高い食事を従業員に安価で提供できるようになるため、従業員の健康増進にも多くのメリットがあるといえます。
オフィスに社食がない場合、忙しい人はコンビニで買ったパンやおにぎりのみを食べたり、長時間何も食べずに仕事を続けたりする人もいるかもしれません。
社食サービスを提供することで、栄養の偏った食事をしていた人や、食事を抜いていた人もバランスの良い食事を摂ることができるのでおすすめです。
社食サービスがあると、自然と人が集まるようになり、オフィス内コミュニケーションの活性化につながるメリットがあります。
同僚や上司、他部署の知り合いなどとも顔を合わせる機会が多くなり、コミュニケーションが増えることが期待できます。
社内コミュニケーションが増えると、気分をリフレッシュできるだけでなく、他の従業員の仕事内容を理解したり、新しい企画が生まれたりなど、さまざまなプラスの効果をもたらしてくれるでしょう。
メリットが多い社食サービスですが、導入時に気を付けなければならない点やデメリットもいくつかあります。
以下を参考に、自社で導入可能か検討してみるとよいでしょう。
設置型やケータリング型の社食サービスの場合、什器や冷蔵庫、電子レンジなどの設置場所や、配膳と食事をするためのスペースが必要です。
社食サービスは社員食堂よりも導入しやすいとはいえ、十分なスペースを確保できない場合はおすすめできません。
事前に什器を設置した場合やケータリングを行った場合のシミュレーションを行い、レイアウトを事前に考えておきましょう。
昨今、テレワークの普及により出社しない方の人も増えていますが、社食サービスは出社している人しか使えないというデメリットがあります。
利用できない人がいると不平等になるだけでなく、利用人数の減少により商品が余ったり、売れ残って賞味期限が切れてしまう可能性もあります。
自社の出社状況を踏まえてサービスの規模や内容、品数を検討しましょう。
同じ社食サービスを継続利用していると、メニューの種類がマンネリ化してしまう可能性があります。
健康志向のメニューを導入している場合、カロリー制限や栄養バランスを重視することで、結果的にバリエーションが少なくなるかもしれません。
「メニューのバリエーションが少なくて飽きる」「ラインアップがなかなか変わらない」など、マンネリ化は社食サービスの利用率低下にもつながります。
利用者アンケートをとるなど適宜従業員にヒアリングを行い、メニュー内容の改善や刷新を行うのがおすすめです。
最後に、社食サービスを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
どんなにおすすめの社食サービスであっても、従業員のニーズに合っていなければ、満足度を高められないばかりか、利用してもらえないかもしれません。
社食サービスを利用してもらい十分な導入効果を得るためにも、まずは社員が社食サービスに何を求めているかをよく把握することが重要です。
社食サービスを導入する際は、ぜひ社内で事前にヒアリングすることをおすすめします。
誰がどんな意見を出したかわかってしまうとなかなか本音が聞けないこともあるため、ヒアリングの際は無記名式のアンケートなどがおすすめです。
年代や性別などのチェック欄を設けておけば、項目別に分類できるため、どの層にどんな希望が多いのかを知りたい場合にもおすすめです。
社食サービスを選ぶ際は、社員の満足度だけでなく、健康的なメニューを提供できるかという点にも注目しておきたいものです。
企業として社員全体の健康増進や維持を行う健康経営が重要視されている今、満足度だけを重視したメニューでは不十分であると言えます。
素材や作り方にこだわっているかというだけでなく、必要な栄養素や不足しやすい栄養素を補えるメニューになっていたり、仕事の合間の食事でも取り入れやすい形になっていたりするものがおすすめです。
おすすめの社食サービスを厳選してご紹介しましたが、やはり選定時に大切なポイントは、社食サービスの導入によってどのような効果を得たいかという点ではないでしょうか。
社員の満足度を高めたいのか、ブランディングや生産性向上も視野に入れたいかによって、おすすめの社食サービスが異なります。
今回の記事を参考に、ぜひ導入目的や社内ニーズに合った社食サービスを見つけてください。
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