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-2020.02.24.Mon

福利厚生のカフェテリアプランとは?仕組み・メリット・費用を解説

福利厚生サービスに「カフェテリアプラン」というものがあるのをご存知でしょうか。

就職活動や転職活動の際に目にして、気になっている方もいるかもしれません。

カフェテリアプランとは、従業員の個々の要望に応えることが可能な福利厚生サービスの一つです。

ここでは、カフェテリアプランの概要やメリット、導入にあたっての注意点を解説いたします。

主要なカフェテリアプランや、従業員の満足度を高める福利厚生サービスについても併せてご紹介していきますね。

 

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福利厚生でよく見る「カフェテリアプラン」とは?

カフェテリアプランとは、企業が従業員にポイントを付与することで、福利厚生を自由に選択できるサービスのことを言います。

企業が決まった福利厚生を提供するのではなく、従業員が多くのメニューの中から自由に好きなものを選択できるのが、カフェテリアプランの特徴となっています。

カフェテリアプランは、企業が独自に用意することも可能ですが、豊富なメニューを取り揃えるのが大変だったり、管理に手間がかかることから、外部サービスに委託するケースがほとんどです。

福利厚生費の削減や、従業員の満足度向上が求められる風潮のなかで、カフェテリアプランは注目を集めるようになってきました。

カフェテリアプランという名称は、好きな飲み物や食べ物を選択できるカフェテリアが由来です。従業員はカフェテリアのように好きな福利厚生サービスを自由に選択することができます。

様々な種類の福利厚生を企業が独自に用意すると、コストも労力もかかりますが、カフェテリアプランを委託すれば、簡単に幅広いサービスを提供することができます。

 

カフェテリアプランの仕組み

カフェテリアプランの仕組みは、次のようになっています。

「企業」「従業員」「サービス提供業者」の3者の視点より解説していきます。

・企業:福利厚生メニューを設定し、従業員にポイントの付与を行う。
・従業員:ポイントを使って自由にカフェテリアプランのメニューを利用する。
・サービス提供業者:利用申請の受付やポイントの管理、利用データの報告を行う。

企業はカフェテリアプランを提供する提供業者と、福利厚生メニューについて打合せを行い、従業員が選択可能なメニューの内容を決めます。

従業員は、会社から付与されたポイントの範囲内で、福利厚生メニューを自由に選択することができます。

サービス提供業者は、従業員からの福利厚生メニューの申請受付やポイント管理を行い、従業員のカフェテリアプランの利用状況データを企業に提供します。

カフェテリアプランと、企業独自の福利厚生を組み合わせることで、福利厚生サービスをより充実させることができます。

 

多くの企業が利用している

カフェテリアプランを利用している企業は増加の傾向にあります。

2019年12月に経団連が発表した調査結果によると、カフェテリアプランを利用している企業の割合は年々増加しており、2018年には過去最高の16.6%の企業が利用しているという結果が出ました。

調査を開始した2002年時点では利用率は4.3%でしたので、約4倍の増加ですね。

また、カフェテリアプランを利用している企業のうち、約8割は従業員1,000人以上の大企業となっています。

コスト面などのスケールメリットを活かしやすいため、カフェテリアプランを取り入れている企業は大企業が多いようです。

【引用】日本経団体連合会
https://www.keidanren.or.jp/policy/2019/114_honbun.pdf#page=5

 

カフェテリアプランを利用するメリットとは?

近年、多くの企業が利用しているカフェテリアプランですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

主なメリットについて見ていきましょう。

 

多彩なメニューで従業員満足度の向上につながる

「カフェテリア」という名前の由来どおり、多彩なメニューの中から企業が福利厚生のメニューを自由にカスタマイズ可能です。

従業員一人ひとりのニーズにあった福利厚生を提供できるため、従業員の満足度向上につながります。

 

福利厚生費の管理がしやすくなる

カフェテリアプランでは、まず、従業員一人ひとりにポイントを付与します。

従業員は事前に付与されたポイントの範囲内で福利厚生サービスを選ぶため、福利厚生にかかるコストを事前に把握できるのが特徴です。

ポイント制のため、従業員がどのくらい使ったか一目瞭然で、福利厚生費が上限を上回る心配もありません。

また、従業員の各種手続きをはじめ、各部署から集まる福利厚生費のチェックなど、事務作業も多くなり管理が大変です。

しかし、外部サービスに委託することで、手間のかかる福利厚生の事務作業が不要となり、人件費の削減にもつながります。

 

福利厚生の格差が抑えられる

ポイントが公平に付与されるので、従業員は一人ひとりのライフステージ、職種、勤務地を気にせずに、福利厚生を平等に受けられるようになります。

従業員のライフスタイル(スポーツをやる人が多い、女性が多い、子育て世代が多いなど)に合った福利厚生メニューを取り揃えることで、不公平感が抑えられ、従業員の満足感が高まります。

 

採用や人材維持への効果

福利厚生が充実している会社と世間にアピールできれば、リクルート効果もアップします。

福利厚生において満足度が高ければ、従業員の離職率が下がり、人材確保に有効です。

また、求職者も福利厚生の内容を重視するため、自社のアピールポイントになるでしょう。

 

カフェテリアプランの注意点

上記の通り、メリットの多いカフェテリアプランですが、利用する際に注意する点もいくつかあります。

 

課税対象になる場合がある

カフェテリアプランで設定できる多くのメニューの中には、課税対象のものと非課税対象のものが含まれます。

ポイントを金券や映画チケット、ギフト券に交換したり、旅行やレジャーなどでキャッシュバックを受けたりするものは、費用補助として課税対象になる場合があります。

同じ費用補助でも、医療費の補助や健康診断、人間ドックなどは会社による健康サポートの一環とみなされるため非課税対象です。

導入する際には、しっかりと確認してからメニューを決定するといいでしょう。

 

運営管理に手間がかかる

従業員にあった福利厚生のメニューを選ぶには、それなりに手間とコストがかかります。

まず、ポイント付与の管理システムが必要です。

もし管理システムを自社で構築できたとしても、それを管理していく人材や時間を確保しなければなりません。

また、従業員の要望も変化していくので、メニューの見直しが大切です。

従業員のニーズに柔軟に対応し、管理システムを変えていく必要があります。

 

ポイントの期限切れが発生する

企業から付与されるポイントには有効期限があります。

いつまでも使用できるわけではないので注意が必要です。

従業員はポイントを使いきれるよう、利用ペースを考えなければなりません。

 

一人あたりのコストが割高になることもある

従業員一人ひとりのニーズを満たせる分、割高になるケースもあります。

従業員の満足度は上がりますが、どんどん支出を増やしてはいけません。

コスト計算をきちんと行い、自社にあったプランを選択する必要があります。

 

パッケージプランとの違いとは?

福利厚生のサービスを外部に委託する場合、カフェテリアプランとパッケージプランの2種類に分かれます。

カフェテリアプランとパッケージプランの違いは以下のとおりです。

◎カフェテリアプラン
・従業員は、付与されたポイントで好きなメニューを選択できる。
・企業側が従業員に提供する福利厚生のメニューを選択できる。

◎パッケージサービス
・委託サービス業者によってパッケージ化されたメニューから、従業員が選択する。
・従業員数に応じた定額制の費用を支払う。

どちらも似たようなサービスで、従業員1人あたりにかかる月額利用料は数百円~と、導入しやすい価格になっています。

大きな違いは、カフェテリアプランは企業が福利厚生のメニューを自由に選択できるため、従業員のニーズを取り入れやすく、パッケージサービスより従業員の満足度が高くなる点です。

では次にそれぞれどのような企業におすすめなのか、見ていきましょう。

◎カフェテリアプランが向いている企業
・今現在ある福利厚生のメニューでは従業員の満足が低い。
・今現在ある福利厚生の利用が少ない。

◎パッケージサービスが向いている企業
・福利厚生をアピールして、リクルートにつなげたい。
・コストをあまりかけないで、幅広い福利厚生のメニューを導入したい。

 

カフェテリアプランで人気のメニューとは?

カフェテリアプランでは、どのような福利厚生メニューがあるのでしょうか。

人気のあるメニューを紹介していきます。

◎レジャー・文化・レクリエーション
アミューズメント施設、宿泊施設、交通機関などの利用補助、ゴルフ場やスポーツ施設などでの割引を受けられます。

家族サービスなどで利用しやすい施設が人気です。

◎財産形成
従業員のライフプランの相談費用、持株会の補助など、国と金融機関などが従業員の財産形成をバックアップしてくれます。

◎保険
火災保険、自動車保険、生命保険など、生活に必要な保険に加入するための支援です。

◎食事手当・給食補助
従業員のランチ代を補助します。

社食でポイントを利用したり、提携している社外の店舗で利用できるチケットに変えたりすることが可能です。

◎育児・介護
育児における保育園や託児所、ベビーシッター費用、介護では介護サービスやグッズの割引が受けられます。

◎住宅
家賃や住宅ローンを補助が出ます。

◎医療・健康
医療補助費だけでなく、健康診断、人間ドック、予防接種なども含まれます。

健康づくり・フィットネスの利用補助もあります。

◎自己啓発
自分のスキルアップのために、通信講座や各種セミナーなどに参加する際の補助も人気のメニューです。

 

主要サービスと費用

次に福利厚生としてカフェテリアプランを提供している主なサービスをご紹介します。

 

ベネフィット・ステーション

ベネフィット・ワンが運営する「ベネフィット・ステーション」のカフェテリアプランでは、企業の状況をヒアリングした上で、コンサルティングしてプランを設計してくれます。

運用がスタートしてからも、ニーズに合わせて途中でメニューを変更することが可能です。

1人当たりの月額費用目安
・ポイント付与費用:5,416円(ベネフィット・ワンでの2016年の平均年間65,000ポイントより算出)
・ポイント管理費:320円(従業員1,000人以上の場合は110円)
・ベネフィット・ステーション加入費用:600円

別途必要な費用
・システム設計費用:450,000円程度~
・入会金:20,000円~(従業員規模による)

ポイントは、実際に利用されたポイントのみ請求されます。

【ベネフィット・ステーション】
https://bs.benefit-one.co.jp/bs-official/service/cafe.html

 

福利厚生倶楽部

リロクラブが運営する福利厚生倶楽部と同時に契約すると加入できるカフェテリアプランです。

制度移行の支援や、利用率向上に向けたコンサルティングをしてくれます。

1人当たりの月額費用目安
・ポイント付与費用:5,561円(福利厚生倶楽部の2016年の平均年間66,739円より算出)
・福利厚生倶楽部加入費用:550円~750円(従業員規模による)

別途必要な費用
・入会金:30,000円~100,000円(従業員規模による)

年間4万円から6万円程度のポイントを配布する企業が多く、全体の約3割を占めるようです。

残ったポイントは繰り越し、もしくは清算することができます。全体の約6割が清算を選択しています。

【福利厚生倶楽部】
https://www.reloclub.jp/fukuri/cafe/

 

WELBOX

イーウェルが運営する福利厚生サービスWELBOX。

綿密なコンサルティングとサポートを強みとしており、他社同様パッケージサービスとの組み合わせでカフェテリアプランの提供を行っています。

1人当たりの月額費用目安
・ポイント付与費用:4,881円(経団連資料より平均消化額を採用)
・WELBOX利用料:400円~500円(従業員規模による)

【WELBOX】
https://www.ewel.co.jp/category/service/cafeteria/p795/

 

ライフサポート倶楽部

ソリルグループが運営する福利厚生事業です。

直営のリゾートホテルやスパなどを優待価格で利用できるのが特徴です。

1人当たりの月額費用目安
・ポイント付与費用:4,881円(経団連資料より平均消化額を採用)
・基本料金:350円
・管理費:150円

別途必要な費用
・入会金0円

【ライフサポート倶楽部】
https://www.fukuri-resol.jp/fukuri.html#section01

 

各社、1人当たりの月額料金で比較してみると、5,000円~6,000円程度になるケースが多いようです。

従業員数に応じてサービス利用料などが違うため、気になるサービスは事前に見積を依頼して比較検討することをおすすめします。

 

より手軽に従業員の満足度を高められる福利厚生とは?

カフェテリアプランは自由に選べて満足度も高い福利厚生ですが、1人当たりのコストは割高になるケースもあります。

より手軽に従業員の満足度を向上できる福利厚生事業があれば、魅力的ではないでしょうか。

カフェテリアプランのなかでも特に人気の高い食事補助の福利厚生で、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」という置き野菜サービスがあります。

オフィスの空きスペースに冷蔵庫を設置するだけで手軽に導入することができ、従業員はいつでも新鮮な野菜やフルーツを食べることができるサービスです。

では、どのような福利厚生なのか具体的に見てみましょう。

 

「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、設置型の食事補助となっています。

従業員は、オフィスにいながら、好きなときにサラダやカットフルーツなどの軽食や、健康的なお惣菜を手頃な価格で購入することができます。

設置企業における利用率はなんと90%以上!人気の高さが分かる福利厚生サービスです。

 

「オフィスで野菜」では下記2種類のコースがあり、従業員のニーズに応じて選択することができます。

オフィスでやさい

・サラダやカットフルーツ、サラダチキンなど、健康的なラインナップ
・スムージーやゼリーなどのヘルシースナックも充実
・従業員の購入価格は1個100円~
・企業の月額負担額は40,000円~
・初期導入費は50,000円

 

オフィスでごはん

・無添加や国産食材にこだわったお惣菜
・主菜、副菜、主食を組み合わせることで、健康的なランチを食べることができる
・無添加コース、種類豊富な基本コース、吉野家の味が楽しめる吉野家コースの3つから選択可能
・従業員の購入価格は1個100円~
・企業の月額負担額は25,000円~
・初期導入費は50,000円

 

どちらのコースも、導入時に専用の冷蔵庫または冷凍庫が支給されます。

「オフィスでやさい」については、導入後も商品の補充等を専門の配達スタッフが行ってくれるので、運用の手間もかかりません。

1個100円~とリーズナブルな価格で健康的な食事を手軽に購入可能となれば、社員の満足度向上にもつながりそうですね。

「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、カフェテリアプランのなかでも特に人気のある食事補助を、月額数万円~と低コストで導入可能な福利厚生です。

 

まとめ

多くの企業が採用している福利厚生のカフェテリアプランについて解説してきました。

カフェテリアプランは自由度が高く、従業員の満足度向上も期待できる福利厚生ですが、一方、他の福利厚生サービスに比べてコストが割高になる場合があります。

あまりコストを掛けずに従業員の満足度を高めたい企業は、まずは人気の高い食事補助の福利厚生から導入することをおすすめします。

中でも、手軽にオフィスに健康的な食事を置くことができる福利厚生「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を一度試してみてはいかがでしょうか。

 

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