福利厚生制度

-2020.02.20.Thu

福利厚生の代行サービスとは?詳しい解説とおすすめサービス紹介

福利厚生を代行サービスを活用して導入することは、大企業だけでなく中小企業でも、スタンダードとなり始めています。

代行サービスについて「どんなものがある?」「費用はどのくらいかかる?」「中小企業でも利用できる?」と疑問を持っている企業担当者もいるのではないでしょうか。

ここでは、多くの企業で福利厚生として活用されている代行サービスについてご紹介します。

 

福利厚生とは

福利厚生は、時代とともに変化してきました。

戦前は、労働力の確保を目的として社食や社宅を用意し、貧しい労働者の生活を保障することが一般的な福利厚生でした。

昨今では福利厚生は多様化し、従業員の生活の質や満足度を高めることを目的として導入される福利厚生もかなり増えてきました。また、今いる従業員だけでなく、就職活動や転職活動を行っている求職者にとっても、福利厚生は就職先を決める重要なポイントになっています。

そのような効果をもつ福利厚生ですが、より具体的に福利厚生を導入するメリットについてご紹介するとともに、一方でそういった福利厚生を自社の力で独自に導入することのリスクについて、詳しく見ていきましょう。

 

福利厚生を導入するメリット

福利厚生を導入する最終目的は「従業員が安心して働ける環境を作ること」です。

給料をもらえるだけでなく、

・ケガや病気にかかっても一定の収入が保障される傷病手当
・出産で仕事から離れても、職場に復帰できる産休育休制度

など、もしもの時に企業が生活を保障してくれるという安心感は、仕事への意欲へと変わります。

他にも、

・食事補助
・定期健康診断
・メンタルヘルスケア
・レジャー施設の利用割引
・自己啓発支援

などの福利厚生があると、より従業員のモチベーションは高くなり仕事へのパフォーマンス向上が期待できます。

また結果として業績アップにつながりますので、企業にとっても福利厚生を導入することで得られるものは大きいでしょう。

 

自社で独自に導入するのは大変

福利厚生を充実させることで、人材不足の解消を目指す企業は多いです。

しかし福利厚生を自社で独自に導入し運営することは、とても大変だと言われています。

例えば、レジャー施設の割引券を発行するという福利厚生を提供する場合、

・レジャー施設の選定
・契約

をすることから始まり、従業員から施設使用の届け出があると、

・従業員とのやり取り
・施設とのやり取り

をしなければなりません。

このように福利厚生のサービスを一つ利用するごとに、従業員や施設とのやりとりを1件ずつ行わなければなりません。そのため企業の規模が大きいほどその総数は多くなり、作業が煩雑になることが分かります。

また従業員にとっても、毎回届け出を行うこと自体が億劫になり、利用率も高くなりにくいでしょう。

もちろん何らかの手法によって効率化することもできるかもしれませんが、そのノウハウがない状態でいちから仕組みを組み上げるのは大変な作業になります。

この煩雑な作業にかかる人件費を削減し、かつ福利厚生の利用率を上げるために、代行サービスが利用されるようになってきました。

 

福利厚生の代行サービスとは

代行サービスが始まるきっかけとなったのは、バブル崩壊と景気後退の影響です。

企業はコスト削減のために、福利厚生サービスとして提供していた社宅や保養所などを手放し、低コストの福利厚生を模索するようになりました。

そこで、登場したのが福利厚生の代行サービスです。

代行サービスは、低コストで充実した福利厚生を提供でき、かつ煩雑な作業は全て委託できます。

今まで福利厚生の業務をしていた従業員を、他の業務への異動させることが可能です。

このように、代行サービスを利用することによって、直接利益となる業務に人材を集中させることができ、企業の生産性アップを目指せるようになりました。

 

福利厚生の代行サービスを使うメリット

代行サービスを使うことは、企業の規模に関わらずメリットが大きいです。

自社独自で福利厚生を提供すると、対象となる施設と従業員、双方と連絡を取らなければなりません。

しかし、福利厚生の代行サービスを利用すると、そういった作業を全てカットできます。

代行サービスのほとんどが、インターネットを利用して申し込みを行いますので、非常に利便性が高くなるのもメリットの1つです。

おのずと従業員の利用率も高くなるため、コストパフォーマンスが高い福利厚生となります。

このように、代行サービスを利用すると

・低コスト
・好待遇
・高い利便性

が望めますので、中小企業から大企業まで代行サービスを利用するメリットは大きいでしょう。

 

福利厚生の代行サービスの種類

福利厚生の代行サービスには大きく分けて、

・選択型の福利厚生代行サービス
・特化型の福利厚生代行サービス

の2種類があります。

ここでは、これらの福利厚生代行サービスについて紹介します。

 

選択型の福利厚生代行サービス

複数のメニューを用意し、従業員が選択して利用する代行サービスには、

・パッケージプラン
・カフェテリアプラン

という2種類のサービスに分かれています。

ここでは、それぞれの代行サービスについて紹介します。

 

パッケージサービスやカフェテリアプラン

このプランは、たくさんあるメニューの中から、従業員が使いたい福利厚生を選ぶシステムの福利厚生代行サービスです。

あらかじめパッケージされた「パッケージサービス」と、ポイントが付与されその中で自由に選ぶ「カフェテリアプラン」の2つのサービスがあります。

 

【パッケージサービス】

パッケージサービスは定額制となっており、従業員一人当たりの費用を払い、パッケージサービスとして提供されているすべてのものが利用可能となります。

従業員は、提携しているサービスの中から利用したいものを選択するシステムです。

例えば、「今日は子供と遊園地に行くから、割引券が欲しい」という時は、WEB上で申し込みをすると割引券が発行され、受付で提示して、割引価格で入場券を購入できるという利用方法です。

選択型の代行サービスでは、申し込み後すぐに利用できることが多いため、とても利便性が高い点が魅力でしょう。

 

デメリットとしては、利用できるサービスを検索しなければならず、同時に出費が伴う点です。

例えば、

・利用したいレジャー施設の割引制度がなかった。
・割引されるとしても、お金を払ってまで利用したいとは思わない。

という場合、次回利用されるどころか、検索すらしてもらえない可能性があります。

 

【カフェテリアプラン】

カフェテリアプランは、従業員一人ひとりにポイントが付与され、ポイント内であれば自由に利用する福利厚生を選択できる、という仕組みです。

例えば、「実家暮らしだから、住宅手当よりスポーツジムの割引券を使いたい」など、選択の自由度が高いことに加え、「ポイントは使わないともったいない」という心理も働き、従業員の利用率が高くなる傾向があります。

また、企業は福利厚生のメニューを自由に決めることができるので、ニーズの低いメニューは新しいものに入れ替えをすることが可能です。

ニーズが高いものだけを提供することで、費用対効果の高い福利厚生が期待できます。

デメリットとしては、福利厚生の利用率を維持・向上するために、定期的にメニューを見直す手間がかかる点でしょう。

またパッケージプランと比べると、費用が高くなる傾向にある点は、デメリットと言えます。

 

特化型の福利厚生代行サービス

選択型の福利厚生代行サービスと違い、特化型の代行サービスは特定の分野だけを扱ったサービスを提供しています。

どのようなものがあるかというと…

・オフィスに看護師や臨床検査技師が来て、血液検査など簡単な検査を行う「オフィスde健康チェック・プラス」
・従業員の健康目標や健診結果などを管理できるアプリサービス「KENPOS」
・企業に訪問してプロの施術師が従業員のマッサージを行う「オフィスdeリラックス」
・インストラクターが出張して、ヨガやストレッチなどをレッスンする「オフィスでフィットネス!運動教室」
・1時間1,000円から利用できるオンラインベビーシッターを提供する「キッズライン」
・健康を意識した食事を提供する「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」

などなど、ごく一部の紹介だけでも、これだけの種類があります。

特化型の福利厚生代行サービスを利用する時は、アンケートなどで聞き取りを行い、従業員のニーズに合わせた代行サービスを選ぶことをオススメします。

 

おすすめの福利厚生代行サービス

福利厚生代行サービスは、たくさんの企業が提供していますので、どれを選べばいいのか、企業担当者は迷うところではないでしょうか。

まずは、従業員のニーズを把握することが大切です。

年齢や家族構成、男女比など、さまざまな角度からニーズを考えることで、利用率の高い代行サービスを選定することができます。

ここでは、福利厚生代行サービスの中でも、従業員の満足度が高い人気の代行サービスについて紹介します。

 

ベネフィット・ステーション

ベネフィット・ステーションは、福利厚生の代行サービス業界でもトップを争う大手企業です。

11,180社以上、856万人の導入実績があり、東証一部シェア率48.4%、中小企業の導入割合86%(2019年4月時点ベネフィット・ステーション調べ)となっています。

ベネフィット・ステーションの導入によって、モチベーションの向上や採用強化につながるなど、課題解決のきっかけとなっているそうです。

 

ベネフィット・ステーションではカフェテリアプランサービスを提供しています。

費用はポイント利用額と管理費用の二つに分かれており、従業員100人で65000ポイント/人を付与する場合、

・ポイント付与額:65,000円×100人
・ポイント管理委費用:月額320円/人×100人×12か月

で、年間予算は688万4,000円です。

このポイントを利用して、

・人間ドック費用補助
・スポーツクラブ利用補助
・住宅費用補助
・レジャー&エンターテイメント補助
・育児費用補助

など、ポイント内であれば従業員が利用したい項目を選ぶことができます。

 

福利厚生倶楽部

業界大手のリロクラブが運営する福利厚生倶楽部は、パッケージサービスを提供。

導入企業数10,800社、会員数690万人という実績(労務研究所発行「旬刊福利厚生」2018年5月)があり、業界でもトップクラスです。

月会費や入会金は従業員の人数によって変わります。

大きな特徴は、「子育てや介護をする従業員をサポートするためのサービス」が充実している点です。

他にも、自己啓発や健康増進、マネープランや住宅相談など、ライフプランに関連するサービスも提供しています。

 

WELBOX

WELBOXは、株式会社イーウェルが提供するパッケージ型の福利厚生代行サービスです。

専用WEBページやガイドブックを使って、提携先の施設やサービスを検索し、いつでも利用することができます。

利用料金は従業員数によってプランが違い、見積もりを請求すると具体的な料金を提示してもらえます。

WELBOXの大きな特徴は、WELBOX for Freshersという無料オプションで、入会金・年会費無料で、内定者が入社前に利用できるオプションです。

・無料eラーニングでビジネスマナーの先取り学習
・スーツや名刺入れ、靴、バックなどの仕事着を購入
・引越しや新居の家具購入など、新生活の準備
・国内・海外旅行のパッケージプランやレンタカーなどを利用して卒業旅行

などを目的に、入社前からサービスが利用できますので、人材募集で企業のアピールポイントにもなります。

 

「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」

最後に、特化型の福利厚生代行サービスとしてご紹介するのは、健康を意識した食事を提供する「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」です。

設置型の食事補助のサービスであるOFFICE DE YASAIは、オフィスに専用の冷蔵庫(冷凍庫)を設置するだけで利用準備が整うという手軽が魅力の福利厚生です。

従業員の健康意識を高めつつ、新鮮なサラダなどを楽しめるということで人気を集め、サービス開始から約6年間で1,500拠点以上に導入されています(2020年2月時点)。

価格もリーズナブルな設定となっており、オフィスへ直接商品を配達してくれる仕組みです。

・「オフィスでやさい」
・「オフィスでごはん」
の2プランが提供されており、自社のニーズに合わせて導入することが可能です。

 

【オフィスでやさいプラン】

・企業負担額:40,000円/月~
・従業員の購入価格:1個100円~(税込)
・週に2回〜商品をお届け

 

【オフィスでごはんプラン】

・企業負担額:25,200円/月~
・従業員の購入価格:1個100円~(税込)
・月に1回〜お惣菜をお届け

「オフィスでごはん」には、3つのコースがあり「無添加コース」「基本コース」「吉野家コース」から選択することができます。

 

支払い方法は、現金支払いと「YASAI PAY」という電子決済アプリの両方があり、併用が可能となっています。

 

まとめ

福利厚生の代行サービスは、さまざまな種類があり、その利用料金も数万円から数百万円と幅広いです。

「年間に数百万円も福利厚生に投資はできないが、月額で数万円なら可能」という企業は多いのではないでしょうか。

「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」はそんな中小企業の悩みに応えるプランを用意しており、リーズナブルな価格で従業員の満足度をアップさせ、健康のサポートまでできます。

企業にも従業員にも満足度の高い「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を試してみてはいかがでしょうか。

 

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