社食(社員食堂)
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「ブランド」というと、洋服や時計などを思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
「ブランド」とは商品やサービスにつけられ、その商品やサービスを提供する企業とそれらを購入するお客さんとの信頼を示すものです。
マーケティングの手法では、企業が商品やサービスを提供する際に企業イメージを打ち出し、それを世間や顧客に認知・定着させることを「ブランディング」と呼びますが、
この「ブランディング」は、企業そのものを認知させる場合にも使われます。
「ブランディング」には、企業のPRや「自社そのもの」を表すもので、企業イメージを向上させる「コーポレートブランディング」があります。
この中で、企業が人材を獲得する目的で、魅力的な自社のイメージを確立することを採用ブランディングといいます。
今回は、『採用ブランディング』につながる福利厚生についてご紹介します。
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目次
昨今では、終身雇用を意識して就職活動する就活生は昔ほど多くはないでしょう。
ですが、企業にとって、長期にわたって働いてくれる優秀な人材を採用することは、その企業の将来を大きく左右します。
日本のような少子高齢化社会では、今後ますます人材の確保が難しくなると言われています。
企業が欲しいと思う人材を採用・定着させることは、企業の生産性を向上させるためにも非常に重要です。
そのため、企業が採用活動を行う際には、人材採用について十分な戦略を立てましょう。
企業が採用活動をする際には将来のビジョンを考え、採用活動を行う理由を明らかにすることが大切です。
そのためにも採用ブランディングによって、どのような人材を採用し、今後どのような会社を目指していくのかを明らかにするとよいでしょう。
どんなに優秀な人材であっても、企業に入社してすぐに即戦力になるとは限りません。
特に、新人を採用する場合には研修などを通じて、じっくりと仕事を教えていくことが必要で、1人前になるまでにはそれなりに時間がかかります。
採用ブランディングが成功すれば、企業は採用活動で優秀な人材を得るだけでなく、企業のビジョンを明確化することができます。
そこで、採用ブランディングを成功させるために、下記の3つについて検討しておきましょう。
1)数十年先に企業が抱いている目標やビジョンと現状にはどのような違いがあるのか。
2)これから新しい分野に進出する可能性があるのか。
3)数十年先も創設者や経営者の理念や方針を引き継いでくれる後継者がいるのか。
これらを踏まえた上で、どのように採用ブランディングに取り組むのかを企業全体で考えていくとよいでしょう。
企業が採用ブランディングによって採用活動をする場合には、「新しく人材を採用する」ことのほかに、もう一つの側面があります。
それは、採用ブランディングとして企業が採用情報を発信することにより、世間がその企業に抱いているイメージを知る機会になるということです。
つまり、採用活動の情報を見て募集してきた就活生を通じて、世間がその企業をどのように思っているのかを知ることができるのです。
もし、その企業が打ち出したいと思っているイメージと世間の抱いているイメージとに落差があった場合には、採用活動で企業と就活生とがぴったりと引き合うまでに時間がかかってしまいます。
企業が採用活動を行う際の採用ブランディングでは、会社の打ち出したいイメージと世間が抱くイメージとを合致させなければなりません。
「ブランディング」という言葉はよく耳にしますが、改めて「採用ブランディングとは何か?」と聞かれると、きちんと説明できないという方もいるのではないでしょうか?
そもそも「ブランド」、「ブランディング」とはどういう意味なのでしょうか。
ブランドとは一般的に、「商品やサービスを競合他社の商品やサービスと区別するための言葉やデザイン、それらを組み合わせたもの」とされています。
自社の製品と他社の製品を区別するために必要なもの、その製品のイメージといったところです。
また、ブランディングとは「企業が意図したイメージを周知し、定着させていく活動」のことを指します。
採用ブランディングの場合は、「この製品が欲しい」ではなく「この会社に入りたい」と思ってもらうために、他社との違いを訴求し、自社のイメージを確立していきます。
同じような言葉にコーポレートブランディングがありますが、こちらは会社全体のイメージアップやアピールのことを指します。採用ブランディングは「採用に特化」している点が大きく異なります。
ブランドもブランディングも元々はマーケティング用語ですので、採用ブランディングとは、採用マーケットを調査して自社の魅力を求職者へ向けてアピールすること、と言えます。
例えば、自社の福利厚生を利用してブランディングしたい場合は、求職者が求める福利厚生を調査してアピールすると効果的です。
求職者が求める福利厚生と自社のアピールしようとしている福利厚生に乖離がある場合は、アピールする福利厚生を変更したり、社内で取り扱う福利厚生メニューを見直すとよいでしょう。
採用ブランディングには、次のような役割があります。
競合企業との差別化
採用における競合企業と差別化を図るために採用ブランディングは有効です。
採用ブランディングを的確に行えば、「福利厚生が充実している企業」や「10年後の成長が期待できる企業」など、自社の魅力をアピールできます。
「どれも似た企業で違いが分からない」と思っている求職者に対して、自社の魅力を伝える、他社と差別化するのです。
自社の採用ブランドを知るきっかけになる
一方、既に働いている社員は、採用ブランディングを通して自社の採用ブランドを再認識することができます。
入社して時間が経つと、入社した時のフレッシュな気持ちが薄れてくる場合もあります。
改めて自社の採用ブランドを知ることで、社員として目指すべき方向性や企業が求めるべき姿を正しく認識することができます。
採用ブランディングによって社員の目指すべき方向性を示し、求職者のみならず、社員に対しても、自社イメージを浸透させることができるのです。
採用ブランディングの一番の目的は、自社の求める人材を確保するためです。
採用活動のために多額の広告費用をかけなくても、採用ブランディングで企業の理念や経営方針、入社する場合のメリットなどを世間に向けて長期的に発信し、就活生に対して、この会社にこそ入りたいというブランドを築き上げることができます。
これまで特に世間に知られていない企業であっても、その会社の良さや魅力をブランドとして構築して管理すると、会社の認知度も上昇するでしょう。
昨今のような情報社会では、業種や職種などについてインターネットで検索する就活生は非常に多くなっています。
採用ブランディングを行う際には、インターネット上の様々なツールを使って、ブランドについて発信していくとよいでしょう。
具体的には、会社のホームページ上でブランドに関するメッセージを発信したり、社内の雰囲気がわかるようスタッフブログを掲載したり、フェイスブックやLINEなどのSNSを使って情報発信を行うことなどが効果的です。
これらのツールをうまく使って採用ブランディングを実施することで、会社の認知度が上がり、求人広告費や人材派遣紹介の業者などにかけていたコストも削減できます。
採用ブランディングが成功すれば、多額の広告費をかけなくても企業の求めている人物像を理解した上で応募してくる就活生が多くなります。
採用ブランディングが十分に成功していると、就活生にとっても、競合他社との違いが明確になります。そうすると、「多くの企業の1つ」としてその会社を選ぶのではなく、「この会社でこそ働きたい」という強い思いで募集に応じる可能性も高くなります。
このように、採用ブランディングをうまく活用することで、就活生と採用する企業側とのミスマッチを減らすことができます。
採用ブランディングは、企業にとって多数のメリットがあります。
採用ブランディングを行うと、「魅力的な企業」としての認知度が高くなります。
自分の働く企業の魅力が社内外に発信されると、社員の帰属意識やモチベーションのアップに繋がります。
「魅力的な企業」であると認識することで、社員は誇りを持って働くことができます。
求職者だけでなく、既に働いている社員にとっても、「魅力的な企業」で働いていると認識することは効果があると言えます。
採用ブランディングは、自社の魅力やイメージを求職者へ向けて発信するものです。
そのため、正しく採用ブランディングを行っていれば、入社後に「イメージと違っていた」となることを防げます。
例えば、「福利厚生が充実していること」をアピールしていても、入社後に「自分の使える福利厚生があまりなかった」と思う人が出てくるかもしれません。
「食の福利厚生が充実」や、「住宅補助の福利厚生が充実」など、分かりやすいキーワードを使って採用ブランディングをすることで、入社前後のイメージの乖離を減らすことができ、早期離職の回避に繋がります。
実際に働いてみないと分からないことも多いですが、採用ブランディングによって事前に自社の魅力やイメージを正確に発信することができれば、入社前と入社後のイメージの乖離を最小限に抑えることができるでしょう。
採用ブランディングによって、魅力的な企業であることが発信されると、社員は「魅力的な企業で働いている」と認識することができます。
企業の良いイメージの共有は、社員の自己肯定感に繋がり、企業で働く喜びや個々の成長に繋がることが期待できます。
個々の社員が成長することは生産性の向上につながり、将来的には企業価値の向上が期待できるため、大きなメリットといえます。
このように、採用ブランディングは採用時のみならず、入社後の社員に対しても効果を期待できるため、企業にとってメリットが大きいと言えるでしょう。
採用ブランディングを成功させるためのポイントは何でしょうか。
まず1点目は、採用ブランディングにどのような効果があるのかを十分に理解した上で進めることです。
下記のように、採用ブランディングを軌道に乗せると、主に5つのメリットがあります。
1)求人広告などの採用コストを削減できる。
2)会社とのマッチ度の高い求職者が応募する状況を作りやすい。
3)社内で働く社員のモチベーションをアップできる。
4)企業に関する認知度を上げることで求職者が増加する。
5)競合他社との違いを明確にできる。
つぎに2点目として、採用ブランディングによるメリットを最大限に活かすために、以下の3つの点を明確にしておくことが重要です。
1)どのような人物像をイメージして発信するのか。
2)会社というブランドにどのようなイメージを持ってもらいたいのか。
3)どのように発信・拡散していくのか。
企業が採用ブランディングを進める上で、就活生が就職活動をする際に企業のどこをみているのかを認識することも大切です。
2018年(平成30年)に実施された「就活生の働き方」に関する意識調査によると、会社のどこに魅力を感じるかという問いでは、「社内の雰囲気がよい」「成長できる環境がある」「将来性がある」「給料が高いこと」が過半数を占める結果となりました。
このデータから言えることは、就職する際には安定した会社よりも将来性のある会社を就職先の選定基準としているということです。
特に、将来性のある会社を選んだ人は前年よりも上昇しており、企業の将来性をアピールできることが就活生に対する採用ブランディングを成功させるためのポイントになると言えそうです。
さらに、「働き方で気にしているポイント」についての問いでは、2人に1人が長時間労働やサービス残業の有無、有休休暇取得の可否、結婚後の待遇・働き方などに関心を持っていることがわかりました。
日本では「働き方改革」が進められていますが、企業が採用ブランディングを進める上でも、「働きやすい環境づくり」をしっかりとアピールできているかは重要なポイントです。
参考:http://offerbox.jp/company/info/13856.html
就活生がどの企業で働きたいのかを決める選定基準は、福利厚生がどれだけ充実しているかということも指標になっています。
もし、複数の企業で仕事の内容や給料が同じ場合には、福利厚生の内容がより充実している企業の方がより働きやすいと感じ、会社への満足度はアップします。
この福利厚生には、法律で定められている「法定福利厚生」と企業によって付け加えることのできる「法定外福利厚生」とがあります。
このうち、「法定外福利厚生」は必ずしも設定しなければならないものではないため、その内容は企業によって様々で、就活生が働く上で企業の選定ポイントに挙げているのは「法定外福利厚生」です。
企業が採用ブランディングを行う際には、この「法定外福利厚生」をどれだけ充実させることができるかがカギとなります。
採用ブランディングに活用できる福利厚生ですが、採用ブランディングをより効果的に発信するためには、福利厚生を整備するだけではなく、適切に情報を公開することも重要になります。
求職者用の採用ウェブサイトへの記載はもちろんですが、採用情報のリリース発信なども効果的です。
情報発信の際には、自社の発信ししたいポイントを明確にしておくことが重要です。
例えば、「働きやすい企業」をアピールしたいのであれば、「福利厚生が充実していて長く働きやすい企業」など、なぜ働きやすいのかを明確にしておきましょう。
採用ウェブサイトには、魅力ややりがい、アピールしたい福利厚生などをまとめ、他社との差別化を意識して情報を公開します。
また、情報を公開する際は、ターゲットを明確にしてから情報公開を行うことが重要です。
今自社に必要なのはどのような人材なのかを明確にし、「自社に必要な人材」をターゲットとして、伝えたい自社の魅力や福利厚生を発信します。
ターゲットが普段使っているメディアを通して情報を公開することも効果的です。
FacebookやInstagram、Twitterなど、ターゲットが使っているSNSで自社の魅力やイメージを発信することで「こんな福利厚生のある会社で働きたい」と思ってもらえるきっかけを作ります。
福利厚生を採用ブランディングにうまく取り入れて、自社の魅力を発信していきたいですね。
福利厚生を採用ブランディングにつなげるためには、下記の3つをおさえておく必要があります。
1)施設の利用やサービスの割引利用などプライベートを充実できる。
2)育児休暇・産前・産後休暇など労働環境をよくする。
3)会社独自の内容によって仕事の満足度を上げる。
企業がこのような法定外福利厚生を充実させることは、採用面だけでなく、様々なメリットがあります。
まず、長くやりがいを持って働けるよう環境を整えることで会社の魅力がアップし、離職率を下げることができる点です。
つぎに、会社が社員の健康づくりをサポートできるという点です。
このように、採用活動にも会社にもメリットの大きい法定外福利厚生を充実させ、採用ブランディングに活用しましょう。
採用ブランディングにつながる福利厚生は、多くの社員に求められるものでなければなりません。
「会社の福利厚生として良いと思うもの」に関するアンケートでは、1位が住宅手当や家賃補助、2位が社員食堂や昼食補助、3位が健康診断との結果があります。
採用ブランディングに活かすために、まずはこの3つの福利厚生を充実させましょう。
具体的には、家賃補助などの住宅面では、住宅手当や社宅の借り上げ、土地や建物を会社が保有する社有社宅、持家補助などが考えられます。
昼食補助などライフサポート面では、オフィス内での社食販売や食事券、飲み物やお菓子などを無料で提供することなどが挙げられます。
そして健康診断などの医療面では、健康診断の費用を負担したり、人間ドックの補助費用などがあります。
参考:https://www.manpowergroup.jp/client/jinji/surveydata/150422_01.html
企業が採用ブランディングにつながる福利厚生を考える上で大切なことは、社員が気軽に利用することができて満足を得られるものが何かを知っておくことです。
社員が利用しやすく、満足度の高い福利厚生としては、食事補助など食にまつわる福利厚生が挙げられます。
食事補助サービスは、社員にとって経済的に大きな手助けとなりますし、健康づくりのサポートにも繋がります。これらによって会社に対する満足度も高まり、採用ブランディングにもつながります。
ここまでで、多くの社員に求められ、利用率の高い福利厚生を導入することは採用ブランディングにつながることがわかりました。
そこで、食の福利厚生としてオススメしたいのが、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」です。
昨今では、「自分の体を作るものは食べ物である」との考えから健康志向も高まっており、食事に気を遣う人も増えています。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を導入すると、このような健康志向の人も満足できる社食サービスを提供することができます。
この「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」には、日頃から補いたいビタミン・ミネラルや食物繊維の豊富な野菜やフルーツを摂取できる「オフィスでやさい」と、管理栄養士が栄養バランスを考慮し、こだわりの食材が使用されているお惣菜が食べられる「オフィスごはん」の2種類があります。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は専用の冷蔵庫・冷凍庫を設置すればすぐに始められ、食べやすいハンディサイズのサラダやフルーツ、お惣菜などをいつでもオフィス内で食べることができます。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」をオフィス内に設置すると、社員同士の交流や会話が増え、職場でのコミュニケーション活性化につながります。
実際に「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」の新商品やおいしかったメニューなどをきっかけに会話がはずむこともあるようです。
社内でコミュニケーションが活性化すればオフィス内の雰囲気が明るくなり、風通しもよくなるでしょう。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、採用ブランディングのポイントである「働きやすい環境」を整えるのにぴったりの食の福利厚生といえます。
食の福利厚生として「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を導入することは、社員の健康を企業が管理するということです。
食の福利厚生は、企業の健康経営としても取り組みやすいことの1つであり、社員が健康であれば企業の労働生産性も上がります。
会社が健康管理をサポートすることを採用ブランディングとして発信すれば、就活生にもしっかりアピールできるでしょう。
就職活動中の人に向けて、イメージしてほしい自社の姿を採用ブランディングとして確立することは、求めている人材をミスマッチすることなく、効率的に獲得するためにとても有効です。
この採用ブランディングを成功させるためには、会社が働きやすい環境にあることをアピールすることが最も重要であり、食の福利厚生として毎日、社員が利用できる社食サービスを取り入れることは、手軽でありながらも利用率や満足度の高い福利厚生を実現させることに繋がります。
社員のコミュニケーションを活性化してオフィス内の風通しをよくし、働きやすい環境にするためにも、採用ブランディングに取り組む際には、社食サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を検討してみてはいかがでしょうか。
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