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子ども向けの食事に関する教育として「食育」という言葉をよく耳にしますが、「大人は、正しい食育の知識があって、ちゃんと実践しているの?」と子供に聞かれたら、ドキっとしますよね。
ここでは、子供に質問されても恥ずかしくないように、食育の基本的な知識とオフィスでの実践方法について紹介します。
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目次
子供への教育としての「食育」が注目されていますが、実は、食育を教える親世代は食育の教育を受けてきていない人が多いのです。
「食育って好き嫌いせずに食べることだよね?」と思っている人、いませんか?
そういう人は、本当の意味で食育を理解していないかもしれません。
大人は自由に食べるものを選べるため、食育の知識が充分でないと、気が付かないうちに健康に悪い食習慣に陥ってしまうことがあります。
健康に悪い食習慣は、体調を崩しやすく、病気になりやすい体の原因となります。
ここでは、毎日忙しくオフィスで働く大人こそ、食育が重要である理由について紹介します。
農林水産省が定義する「食育」とは、『さまざまな経験を通して「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること』です。
しかし、食育を意識した食生活を送ろうとしても、
・残業が多くて決まった時間に夕食が食べられない。
・オフィスの周りの飲食店はランチタイムに混雑するため、昼食はコンビニで済ませてしまう。
といった状況で、本人が食育の知識を生かした食事を食べたくても、食べられない環境の人は少なくありません。
反対に、
・おやつはいつもスナック菓子。
・ランチタイムは、大好きなジャンクフード。
というように、食育自体に興味がない人もいるでしょう。
バランスのとれた食事を摂ることで、健康的になれることは誰しもが理解しているはずです。しかし実際は、そのような食事を摂る環境が整っていなかったり、誘惑が多すぎて実行できなかったりする人も多くいます。
デスクワークの多い従業員は、運動不足になりがちです。また、座りながら作業をするため、間食をしてしまうこともあるでしょう。
・ランチは「ラーメン・チャーハンセット」
・間食に「スナック菓子」
・眠気覚ましに「缶コーヒー」
といった食生活が習慣となっている方も多いのではないでしょうか。
栄養バランスの悪い食生活を続けていると、カロリーオーバーとなってしまい、内臓脂肪がたまって肥満やメタボリックシンドロームになる可能性が高まります。
従業員の健康が維持できないと、オフィスでの業務効率やパフォーマンスも下がる傾向にあるため、食育は企業にとって重要な要素と言えます。
従業員に対する食育を推進してこのような食生活を改善していくことは、企業にとってもメリットがあるのです。
6種類の「こ食」をご存知でしょうか。
一昔前までは、家族全員で同じものを一緒に食べることが当たり前でしたが、現代ではライフスタイルの多様化によって、家族と一緒に過ごす時間が減ったり、一緒に食事をする機会が少なくなったりしています。
このような現代のライフスタイルが、6種類の「こ食」を生み出していると言われているようです。
・「孤食」一人で食べる家族不在の食事
・「個食」家族それぞれが自分の好きなものを食べる
・「固食」自分の好きな、固定のメニューしか食べない
・「小食」食欲がなく、食べる量が少ない
・「粉食」パンやパスタなど粉製品を好んで食べる
・「濃食」味の濃い物を好んで食べる
当てはまる「こ食」が多いほど、栄養バランスの偏った食事になりやすいととも言われています。
オフィスでの食事でも、いくつか当てはまる人がいるのではないでしょうか。
たとえば…
・忙しいという理由で、仕事をしながら片手間に一人で食事をとってしまう「孤食」
・行きつけの定食屋で、毎回同じメニューを頼んでしまう「固食」
・疲れやストレスなどから味の濃いジャンクフードなどを好んで食べてしまう「濃食」
オフィスで過ごす時間が長いオフィスワーカーこそ、6種類の「こ食」を意識して減らそうとするだけで、オフィスでの食事が変わるかもしれません。
村上農園が20~50代の働く男女400名を対象に実施した「食事と仕事に関するアンケート調査」では、栄養バランスの良い食事を摂れていると思っている人は3割程度ということが分かりました。
栄養バランスの悪い食事を摂っていると思う理由の多くは、「外食やコンビニの利用が多いこと」や「栄養バランスを考える余裕が、精神的にも経済的にも持てないこと」のようです。
また、仕事に対して「高い成果を出せているか?」という質問に対しては、バランス良く栄養が摂れていると思う人の方がそうでない人より、高い成果を出せていると感じている割合が20ポイント以上多いという結果になりました。
食育の知識をもって食事選びをしている従業員は、自己評価も高い傾向にあるということなのでしょう。
オフィスでの食事によって従業員のパフォーマンスや満足度が変わり、結果として業績アップにつながるのであれば、企業が食に関するサポートをするメリットは大きいと言えます。
企業が従業員のためにできることは、食育情報の提供と、栄養バランスの良い食事を習慣化できるオフィス環境を作ることです。
アンケート結果からもわかるように、食育の知識を身につけたとしても、オフィスで栄養バランスまで配慮する経済的・精神的余裕がなければ、バランスのとれた食事を習慣にするのは難しいでしょう。
身につけた食育の知識を行動に移すためにも、企業は「食育を意識した食生活を送れるオフィス環境」を整えることが大切と言えます。
参考:https://www.murakamifarm.com/otona/report/2018_01/
オフィスでも自宅でも、食育を実践するための食事選びや食事のタイミングにはポイントがあります。
ここでは、日々の献立の選び方、食べる量、健康的な食習慣を、具体的な実践方法と一緒にご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
食生活指針とは 、一人ひとりの健康増進、生活の質の向上、食料の安定供給の確保などを図ることを目的として、平成12年3月に当時の文部省、厚生省、農林水産省が策定した指針です。
全部で10項目 あり、分かりやすい言葉でまとめられています。
1、食事を楽しみましょう。
2、1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
3、適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を。
4、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
5、ご飯などの穀類をしっかりと。
6、野菜・果物、牛乳・乳製品、豆腐、魚なども組み合わせて。
7、食塩や脂肪は控えめに、脂肪は質と量を考えて。
8、日本の食文化や地域の産物を活かし、郷土の味の継承を。
9、食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を。
10、「食」に関する理解を深め、食生活を見直してみましょう。
どれも「普段の食事に取り入れるのが理想的」と思える項目ばかりですが、実行することはなかなか難しいのが現実でしょう。
企業は、食育情報を提供することに加え、従業員たちが意識しなくても実践できる「オフィス環境」を用意することも大切かもしれません。
食育の知識があっても、毎食の栄養バランスを考えながらメニューを決めることは、意外と大変です。
オフィスでの食事はもちろん、自宅での食事のために「今日は炭水化物がごはんで、たんぱく質は魚にして、明日は・・・」とメニューを決めていると、だんだん考えるのが面倒になってくるものです。
そんな時は、旬の食材を選ぶようにしましょう。
旬の食材は一番おいしい時期であると同時に、もっとも栄養価が高く、価格が安い時期でもあります。
コンビニ弁当であっても、食育の知識を生かして旬の食材が入っているものを選びましょう。スーパーでも旬の食材を中心にメニューを考えることで、食育を実践することができます。
厚生労働省と農林水産省が推奨している「食事バランスガイド」は、駒の上を人が走っているイラストで1日の食べる量が分かりやすく表現されています。
・主食(ごはん、パン、麺)
・副菜(野菜、キノコ、いも、海藻料理)
・主菜(卵、肉、魚、大豆料理)
・牛乳、乳製品
・果物
と大きく5つの料理グループに分かれており、駒を回す紐は「お菓子や嗜好品」、駒の軸は「水、お茶」を表しています。
ちなみに、駒の上で走っている人は、運動量を表しており、走ることによって駒が回り、摂取したカロリーが消費されていることを表現しているそうです。
食事バランスガイドでは、独自の単位(SV)で各グループの食べる量を表しており、
・主食 5~7つ(SV)
・副菜 5~6つ(SV)
・主菜 3~5(SV)
・牛乳、乳製品 2つ(SV)
・果物 2つ(SV)
を1日でバランスよく食べることを推奨しています。
オフィスでこのようなバランスを意識しながら食事を摂ることは難しいかもしれませんが、食育の知識があるかどうかで行動は変わってきます。
「主菜より副菜は多めに食べた方がいい」
「乳製品や果物も1日2回は食べないと」
といった食育情報があるだけでも、オフィスでの食事に変化が現れるかもしれません。
食育を推進するためにも、まずは「1日3食をなるべく同じ間隔・同じ時間帯に摂ることが、健康的な食習慣には大切」ということを従業員へ広めましょう。
食事と食事の間隔が開き過ぎてしまうと、空腹を満たすために、一度にたくさんの量を食べてしまったり、早食いになってしまったりして、1日の摂取カロリーがオーバーしてしまうことがあります。
早食いやドカ食い防止策として、理想の食事間隔は「4~5時間以内」です。
しかし「オフィスでのランチタイムは12時で、夕食は19時~22時」という人も多く、オフィスワーカーにとって、この間隔で食事を摂ることは難しいかもしれません。
そこで、オフィスでも実践可能なドカ食い早食い防止策を紹介します。
それは、適切な時間に適切な量の間食をすることです。
小腹が空くかも…という時間帯であるランチから3~4時間後が間食にぴったりの時間帯です。
間食は、1日で合計200カロリー以内になるようにしましょう。
ただし、スナック菓子のような炭水化物や脂質の多いものだと血糖値の維持が難しく、すぐにお腹が空いたり、カロリーを摂りすぎたりするかもしれません。
急激な血糖上昇を抑え、空腹を満たしてくれる食材がよいでしょう。
例えば、食物繊維の多いフルーツや野菜、たんぱく質の多い大豆製品やヨーグルトなどがオフィスでの間食におすすめです。
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。
経済産業省では、健康経営を実践している企業の中から「健康経営銘柄」を選定しており、従業員の健康管理を積極的に行っている企業が、社会的に評価を受けられるように環境整備をしています。
オフィスでの食に関するサポートも健康経営のひとつです。
食生活改善や食育情報について啓発・共有し、理想的な食生活を実践することにより、従業員は心身ともに健康になれると考えられます。
結果として、仕事のパフォーマンス向上が期待できるので、社内で従業員の食育を進めることは、健康経営につながると言えるでしょう。
食育を推進するために、企業が従業員に向けてできることは、大きく分けて2つあります。
1.自然と健康的な食事を選ぶようなオフィス環境にする。
2.食育の知識を深めるためのセミナーを行う。
ここでは、この2つについて紹介します。
昨今、小腹が空いた時に食べられる「おやつや軽食」をオフィスに用意している企業が増えてきました。
もし、オフィスで提供している食事補助が、カップラーメンやスナック菓子だったら、忙しい時は食事をカップラーメンで済ませ、間食にスナック菓子を食べてしまう従業員がいるかもしれません。
そこでおすすめなのが「オフィスで提供するおやつや軽食を健康的な食材にする」という食育の実践です。
「新鮮な野菜やフルーツをオフィスで提供できるようになった」と想像してみてください。
オフィスの隅や休憩スペースに、小さな冷蔵庫を用意して、そこにはいつも新鮮で瑞々しいフルーツや野菜が、ハンディサイズで置かれています。しかも1個100円程度で購入することができる…。
従業員は、ついつい手を伸ばしてしまいそうですね。
お菓子ではなくフルーツや野菜ですから、「また間食しちゃった」という罪悪感も起こりにくいです。
食育の知識があれば、むしろ「今日1日分のフルーツ、ここで食べちゃおう」と思うかもしれません。
そんな食育を意識した食事補助が提供できる「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」については、このあとの項目で紹介したいと思います。
ヘルスリテラシーとは「健康になるための、または維持するための情報を積極的に収集して活用する能力のこと」で食育に関する知識の1つです。
健康に関するあらゆる情報は、インターネットや書籍などで集めることができますが、それらの情報を「正しく理解すること」「信頼できる情報かどうかを見極めること」は、食育を実践するための大切なスキルです。
オフィスや自宅で食育の知識を生かした食生活をすることで、従業員の健康維持・向上が期待できます。
従業員の体調が良好に保たれれば、仕事で最大限のパフォーマンスを発揮できるようになり、結果として企業の業績アップが見込めます。
そのような効果を期待して、食育を推進するためにオフィスでヘルスリテラシーのセミナーを行う企業が増えてきました。
オフィスで気軽に食育を実践できる野菜やフルーツ、惣菜が食べられる「置き野菜」サービスを提供する「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」。
「従業員の食育」「オフィスでのコミュニケーション活性化」「人材採用につながる自社のブランディング」などに効果的な「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」について、詳しく紹介します。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」が提供する「オフィスでやさい」は、オフィスに冷蔵庫を設置し、週1回(最大週5回)、新鮮な野菜やフルーツなどをお届けします。
ざく切り野菜やピクルス、カットリンゴやカットフルーツなどの季節の食材をオフィスで楽しむことができます。また、食材には保存料を一切使用していません。
普段の生活で不足しがちな野菜やフルーツを提供するため、さまざまな栄養素を補うことができます。
商品は全て片手で食べられるハンディサイズですので、仕事をしながら、または仕事の合間に、小腹を満たす間食として最適です。価格も従業員は1個100円〜と気軽に購入できる金額です。
食育の知識が少ないために、3時のおやつにスナック菓子やアイスなど、あまり健康的ではないものをオフィスで食べていた従業員も多いでしょう。
そんな従業員が、オフィスに1個100円で購入できるフルーツや野菜を見つけたら、ついつい手が伸びてしまうかもしれません。
食べきりサイズなので、食べ過ぎてしまうことも防げる点は、カロリーを気にする方にも魅力的です。
野菜やフルーツ以外にも、オフィスで食べるお弁当に1品追加できる惣菜や、コーヒーやお茶の代わりに飲めるフルーツジュースやスムージーなども用意しています。
これらの商品が年間60種類以上入れ替わりますので「毎回、同じ商品ばっかり…」と飽きることがなく、むしろ「今週はどんな新商品が入るかな。」と楽しみにするユーザーも多いです。
オフィスでも「この商品が美味しかった」など話題になることも多く、自然とコミュニケーションの活性化につながります。
オフィスでのランチタイムや息抜きタイムにコミュニケーションを取ることは、リフレッシュにもつながりますし、ちょっとした雑談から新しいアイデアが生まれるかもしれません。
オフィスのコミュニケーション活性化にはさまざまな効果がありますので、コミュニケーションのきっかけを提供することも大切ですね。
食育情報を従業員へ啓発させるために、オフィス内でセミナーを開催する企業も多いでしょう。
ここでは、「オフィスでできる食育サービス」に特化した食育マルシェについてご紹介します。
株式会社VACAVOが運営する食育マルシェは、オフィスで行う食育サービスを提供しています。
お昼休みや終業時など約30分間で、食育セミナーや野菜マルシェをオフィスで開催。
生活に活かせる参加型の野菜クイズや、産地直送野菜を福利厚生価格での販売を行っています。
毎月5社限定の無料ミニ体験会を実施しているので、「オフィスでできる食育」として試すのも良いかもしれません。
今回は、働く大人にこそ重要な「食育」について紹介しました。
健康的な食事が摂りにくい環境で働いている人や、食育の知識不足により偏った食事をしている大人は多いかと思います。
従業員のために企業ができる健康サポートは、食育情報を発信しながら、学んだ知識を実践できるようなオフィス環境を整えることです。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」などの食育を意識した社食サービスを利用して、オフィスでの食生活をサポートすることは、意識せずに食生活を改善できる方法の1つです。
それに加えて、食育マルシェなどの食育サービスを導入することで、従業員の意識改革をすることも、健康経営のためには重要なことでしょう。
オフィスでの食生活を無意識に改善できる環境を整えながら、食育の知識を深め、私生活での食事や健康に活かしてもらうことが、本当の意味での従業員の健康サポートになるのかもしれません。
社員の健康改善につながる新しいオフィスコンビニ
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