福利厚生制度
転職者の注目を得るには?押さえておくべき福利厚生のポイント
昨今は、建設業や運送業などの「2024年問題」が話題を呼んでいます。 実際、人手不足を解消し業務の効率化を図るべく、転職者を自社に迎え入れたいと考えている企業も …
日本企業の労働環境が大きく変わってきていることは、みなさんもよくご存知でしょう。
大手企業に入社して定年まで勤め上げる、という時代は終わり、転職をあたり前に考えるようになってきました。
また、日本では働き手の不足も問題になっています。
それにより、企業では優秀な人材を確保するのが大変で、かつ確保した後は、辞めてしまわないように労働環境を整える…と、これまでの企業手動の環境から、労働者が手動の環境へと、大きく変わっていこうとしています。
そのような状況の中で企業が注目するのが「従業員満足度の向上」です。
今回は、この従業員満足度を向上させると言われるオフィスコンビニについて、詳しくご紹介していきます。
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置き型健康社食の『OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)』
目次
オフィスの一角に冷蔵庫や専用ケースを設置して、そこにちょっとした食事やドリンクを定期的に配達してくれることで、いつでも購入ができるというサービスを「オフィスコンビニ」といいます。
低価格で利用開始ができることや、必要なスペースが少なくて良いこと、従業員が手軽に利用できることから満足度も高い、ということもあり、今多くの企業で導入が進んでいます。
食のサポートといえば社食がメジャーでしたが、社食を作るためにはかなりのコストと場所が必要になります。
現在はベンチャー企業やスタートアップ企業など、少ない従業員人数の企業も増えてきているため、小規模で、かつローコストで利用でくるオフィスコンビニの需要はどんどん高まってきているのです。
現在ではオフィスコンビニも様々な種類があります。
取り扱いメーカーが豊富なドリンクやお菓子が楽しめる軽食タイプや、大手コンビニチェーンの商品がオフィスにいながら買えるもの、さらにお惣菜やお弁当などの食事を提供することができるタイプのオフィスコンビニもあります。
オフィスの近くにコンビニがない場合や、忙しい仕事の合間に手軽に利用したい場合など、従業員や会社のニーズに合ったオフィスコンビニサービスを選ぶことができます。
冒頭にも少し触れましたが、ではなぜオフィスコンビニが従業員満足度につながるのでしょうか?
その理由を考えてみましょう。
そもそも従業員満足度とは何を指しているのでしょうか。
企業によってはES(=Employee Satisfaction)と呼んでいることもあります。
これは、企業で働く従業員の総合的な満足度のことをいい、給与などお金の面だけではなく、例えば従業員同士の関係性は良好か、自分の仕事に満足できているか、労働時間や労働環境に不満はないか、福利厚生は充実しているか、などが関わってきます。
この従業員満足度が向上することで、ひとりひとりのパフォーマンスが上がり、結果的に企業の業績にも跳ね返ってくるということが見えています。
そのため、経営指標のひとつとして、従業員満足度の向上は重要視されているのです。
従業員満足度が高まると、企業にとっても「生産性が向上する」「顧客満足度が向上する」「優秀な人材の確保や流出の防止ができる」などのメリットがあります。
従業員満足度の高い企業は従業員のモチベーションが高いため、仕事に対しても積極的に取り組みます。
気持ちが前向きな従業員は、主体的に行動するため自然と仕事の無駄が省かれます。
そのため、仕事の生産性が向上するのです。
また、従業員満足度が高い企業は従業員間の人間関係も良好な場合が多く、コミュニケーションも円滑に行われます。コミュニケーションが円滑に行われることで仕事の質が上がり、モチベーションも向上します。
従業員満足度の高い企業で働く従業員は、自社のサービスや製品をより深く理解するように努力します。また、顧客に対して高い価値の提供を目指し、丁寧かつ親身に対応するため印象も向上します。
かつては、従業員満足度を犠牲にして顧客満足度を向上させようとする企業が多く存在しました。しかし、従業員を蔑ろにしていては顧客満足度は上がるはずありません。
従業員満足度の向上はすぐに結果として得られるものではありませんが、企業が努力を続けることで、その先にある顧客満足度の向上にもつなげられるのです。
従業員満足度の向上は、優秀な人材の確保や流出の防止にも貢献します。
従業員満足度の高い企業には、多くの従業員が長く働きたいと感じる職場環境が整っています。
そういった職場環境は、良い条件を求める求職者にはとても魅力的です。
また、余計な採用活動や人材育成の必要がなくなり、人材確保のコストを最小限に抑えられることも従業員満足度の向上のメリットとなります。
従業員満足度を向上させる要素とはどのようなものがあるでしょうか?
主要な要素を4つご紹介します。
まず1つ目は、企業の持つビジョンへの共感度です。
従業員満足度の向上を決定づける大事な要素は「企業での働きがい」です。
顧客に対してどのような価値を提供するか、どのように社会に貢献していくかなど企業の方向性を従業員に示すことで、企業の一員であることに誇りを持つことができるといった効果が期待できるでしょう。
2つ目の要素は、社会や企業の業績への参画度です。
自分が働くことで社会にどれだけ貢献できるか、企業の業績にどの程度影響を与えることができるか、また、自己の成長を実感できると共に、今後のキャリアについてイメージができるかどうかという点は、従業員満足度を左右する要素です。
3つ目の要素は、企業から受けるマネジメントの納得感です。
日常的に企業に管理されている従業員が、会社の中で受けるマネジメントに対し納得しているかどうかも、従業員満足度を決める要素となっています。
上司から認められていると実感するだけで、従業員のやる気は格段と上がります。
4つ目の要素は、職場環境の整備です。
職場環境も従業員の生産性やモチベーションに影響します。
充実した就業環境とサポート、従業員が活用しやすい福利厚生、ワークライフバランスが取れる就業規則と労働条件など、他の企業にはない独自の福利厚生を打ち出すことも優秀な人材確保や人材定着に有効です。
人材が長期間定着することも従業員満足度を高めることにつながるのです。
ではこの従業員満足度の向上を視野に入れた際に、オフィスコンビニにはどのようは効果があるのでしょうか。
いくつか見ていきましょう。
前章でもお伝えしましたが、オフィスコンビニとは、さまざまな「食」の要素を従業員に提供するサービスであり、これは企業の福利厚生として取り入れられています。
福利厚生は、従業員満足度を上げるための要素のひとつですが、その中でも「食事補助」は満足度が高く、人気上位のサポートです。
食にまつわるサポートは、従業員のお財布事情にダイレクトに響くものであり、かつ誰もが毎日必要になる要素のため、満足度が高い傾向にあるようです。
また、オフィスコンビニの場合、商品代金の一部が企業から補助されるかたちになるため、例えば普通のコンビニやスーパーで同様の商品を買うよりも、安価に利用ができるのです。
このような理由もあり、従業員から支持されるようになりました。
現在の企業では、無駄な作業を省き、より効率的に仕事を進められることが重視されるようになりました。
また、働き方の多様化から、育児をしながらの時短勤務や、残業を減らし、プライベート時間を充実させるよう、意識も変化してきました。
そのような状況もあり、例えば移動時間や待ち時間など、無駄な時間が多いことにストレスを感じる人も増えてきています。
食事ひとつをとっても、コンビニでお弁当を買いに行ったり、外食したりする場合には、オフィスを出て移動する必要があります。
ランチ時の混雑した時間帯であれば、行列に並ぶ時間も出てくるでしょう。
数十分のことかもしれませんが、これが毎日のことになると、けっこうな時間になってきます。
その点オフィスコンビニであれば、オフィスのフロア内で食事を購入できるため、移動時間も並ぶ時間も最小限で済みます。
もちろんたまには外食したいこともあるでしょうが、オフィスコンビニがあることで、状況によって使い分けができる点も満足度向上につながっていくのです。
オフィスコンビニは、従業員が時間や天気を気にせずに24時間利用することができます。
決まった時間に昼食を食べられない忙しい職種でも自分の仕事の都合や場所に合わせて自由に利用できるので導入する職種を選ばないのもオフィスコンビニ魅力のひとつです。
利用時間が決まってしまっている社員食堂や飲食店などの外食では、突然の会議で昼食を食べ損ねることがありますが、オフィスコンビニは利用時間の制限はありません。
オフィスコンビニは、従業員全員が利用しやすいことから従業員満足度の向上も期待できます。
従業員間での会話が多いことや、意思の疎通がとれる環境は、従業員満足度も上がりやすくなります。
オフィスコンビニがあることで、その周辺には人が集まり、息抜きのついでに雑談時間ができたり、多くの人と顔を合わせる機会が持てるたりするため、普段の仕事では関わらない人とも言葉を交わす機会が生まれていきます。
企業によってはオフィスコンビニの近くにカフェスペースを設けていることがあるため、お茶をしながらちょっとしたブレストをしよう、というケースも生まれるでしょう。
毎日デスクに向かってひとりで悶々としているよりも、適度にリフレッシュができて、気楽に会話ができる環境は、従業員満足度も上がりやすいと考えられます。
では、オフィスコンビニを使って、より効果的に満足度を向上させるためには何が必要なのでしょうか?
満足度に寄与する3つのポイントがあります。
オフィスコンビニといっても、その種類はさまざまです。そして、従業員が求めるものもさまざまです。
このニーズがマッチしていないと、いざ導入しても満足度はあがりません。
そのため、オフィスコンビニを導入しようとする際には、まず従業員が何を求めていて、自社でサポートしたいものは何なのかを整理するようにしましょう。
オフィスコンビニには、お菓子やドリンク、パンやおにぎりなどの軽食、カップラーメンやお弁当など種類が豊富にあります。
例えば、近くにコンビニや飲食店がなく、ご飯ものに困っているのであればお弁当系のオフィスコンビニが良いでしょうし、お弁当の持参率が高い場合にはお菓子やドリンクの比重を上げた方が良いパターンもあります。
また、単にお弁当といってもラインナップはいくつもあり、揚げ物中心のボリュームたっぷりなものから、野菜や栄養バランスに特化したヘルシーなものもあります。
従業員のニーズとこれらのラインナップがしっかりマッチするよう、導入前には社内でアンケートをとってみても良いですね。
オフィスコンビニを設置したとしても、誰にも広報せずに人目のつかない場所にあれば利用理率はあがりませんし、満足度向上にも寄与できません。
オフィスコンビニを従業員満足度向上のために活用したいのであれば、誰もが利用したくなる工夫と、それをきっかけに会話が生まれるような仕掛けを企業側が考えなければなりません。
まずはオフィスコンビニ周辺の環境づくりです。
前章でも話しましたが、オフィスコンビニの利用をきっかけに、会話やコミュニケーションが生まれることで、満足度の向上につながります。
そのためは、コミュニケーションがとれる場所を作っておく必要があります。
また、オフィスコンビニが会話のネタになるような工夫もおすすめです。
例えば、新商品が入荷したらお知らせメールを送る、商品ラインナップを目に留まりやすいい場所に掲示する、ラインナップに対するオーダーを従業員からとるなど、会社の文化として根付いていくような工夫をすることで、満足度はより向上していくでしょう。
オフィスコンビニにも健康的なラインナップがあるとお話しました。
オフィスコンビニは企業の福利厚生として取り入れることになるため、健康を意識したラインナップにすることで、企業は従業員の健康のために投資をしてくれている、と見られます。
従業員にとって職場とは、一日の大部分を過ごすものですし、その職場環境が従業員に配慮されているものであれば、満足度は自然と上がっていくものです。
また、オフィスコンビニを使った健康増進への取り組みが定着すれば、社外へのアピールや採用面での強みにもなるため、副次的効果も大きいのです。
では、オフィスコンビニの中でも健康増進に強いサービスとはどのようなものがあるのでしょうか?
今回はおすすめのオフィスコンビニをご紹介します。
オフィスコンビニの中でも、野菜を中心としたメニューが特徴なのが「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」です。
専用の冷蔵庫または冷凍庫を設置し、週に1回(最大5回)定期的に内容が補充されます。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」では2つのコースを用意しているため、それぞれの特徴をまとめてみました。
【オフィスでやさい】
「オフィスでやさい」では、従業員の購入価格は1個100円~、パッケージングされたざく切り野菜やカットフルーツ、おとうふやサラダチキン、フルーツジュースやスムージーといった野菜・フルーツ類や、ボリュームたっぷりの惣菜も提供しています。
年間で60種類以上の商品が変わっていくため、メニュー内容にも飽きがこず、長期で継続しやすい内容となっています。
【オフィスでごはん】
こちらも従業員の購入価格は1個100円~、無添加や国産野菜にこだわったラインナップで、冷凍で届けられるため3ヶ月以上日持ちがする点もおすすめです。
お惣菜を中心として、主菜・副菜・ごはん物のメニューもあるため、これだけで食事が完結できる嬉しいサービスとなっています。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、累計10,000拠点以上(2024年2月時点)の導入実績を持ち、サービス利用率は脅威の90%以上と、多くの企業に満足度高く支持されているオフィスコンビニです。
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を利用する企業では従業員の健康課題を抱えているケースが多く、少しでも企業でサポートできないかという思いから導入されているようです。
人気の秘密は、野菜を中心としたメニューラインナップだけではなく、産地直送や無添加にこだわっている点もあげられます。
全国各地から厳選されたメニューは、コンビニやスーパーでは買えないような商品が多く、かつそれを福利厚生価格でリーズナブルに購入できるため、従業員の注目を集めるサービスとなっていきます。
また、珍しい商品やここでしか買えないものがあることで話題のネタになりやすく、その結果、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を中心とした会話が生まれやすくなるため、従業員同士のコミュニケーションを増やすきっかけにもなっていきます。
オフィスコンビニで従業員満足度を上げるためには、コミュニケーションが生まれやすい環境を作ることが大事、とお話しましたが、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」はその要素をしっかりと押さえたサービスとなっているのです。
最近では働き方改革の主要テーマのひとつに「生産性の向上」があります。この「生産性の向上」に向けて、従業員の健康管理を経営の視点から行う「健康経営」が注目されています。
「健康経営」や「生産性の向上」を推進するためには、従業員満足度が大切です。
従業員満足度を上げる1つの方法として、オフィスコンビニを導入する企業が近年増加しています。それに合わせて、オフィスコンビニの種類も増加し、様々なサービスを展開しています。
その様々なオフィスコンビニの中でも、ストック型のオフィスコンビニサービスである「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、不足しがちな野菜を手軽な価格で提供し、従業員の栄養不足を解消することを目的としています。
さらに、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、季節に合わせた野菜や果物が提供されるだけでなく、毎月届く商品のラインナップが変わるため毎日利用しても飽きることはありません。
新鮮で季節の旬な野菜や果物を食べることができる「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は従業員満足度の向上が期待できるサービスなのです。
さらに、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を導入することで健康的な食事が提供され、従業員の健康の維持や食生活が改善されるだけでなく、「健康」について興味関心を持つことも期待できます。
福利厚生として食事提供型のオフィスコンビニを利用することにより、従業員満足度が向上し、「生産性の向上」や「健康経営の推進」につながるのです。
日本では、今後も労働人口が急激に増加することはなく、転職ニーズもさらに増えていくことが予想されます。
そのような状況を見越すと、従業員の満足度を高め、良い人材に長く働いてもらうことは企業にとって重要なポイントになっていくでしょう。
そのため、従業員満足度の向上を目指すということは、これからも重視されていくはずです。
今回は、オフィスコンビニを起点に従業員満足度を上げる施策をご紹介しましたが、大切なのは、単にオフィスコンビニを入れれば良いということではなく、何のために、どのようなラインナップのオフィスコンビニを取り入れるか、ということです。
自社で働く従業員はどんなことに困っているのか、企業は従業員にどうなって欲しいのかをしっかりと見極めて、それぞれの企業にあったオフィスコンビニを導入するようにしてください。
社員の健康改善につながる新しいオフィスコンビニ
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