社食(社員食堂)

-2023.06.10.Sat

【神奈川】で導入できる社食サービスを徹底解説!福利厚生の充実に

都道府県内で、企業数も経済ランキングもベスト5にランクインする神奈川県。

アフターコロナの今、神奈川県内の企業がオフィスを活性化させるためには、従業員に人気の高い「食の福利厚生」を充実させるのも一案です。

特に、神奈川県の企業ならではの「社食サービス」を導入すれば、ブランディングにもつながります。

しかし、簡単なネット検索では、神奈川県が対象エリアに該当するかなどの詳細がわかりづらいこともあるでしょう。

今回は、神奈川県で導入できる「社食サービス」についてくわしく解説します。

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置き型健康社食の『OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)』

話題の「社食サービス」とは?

社食サービスとは、「健康経営」の一貫でもある食の福利厚生の1つで、従来の社員食堂にくらべて手軽に導入できるところが話題を呼んでいるサービスです。

昨今は、弁当やビュッフェスタイルのデリバリー、オフィス内の省スペースに設置するタイプなど、さまざまな形態の社食サービスがあります。

自社に適した社食サービスを導入すれば、従業員の健康を管理しながらオフィス内の環境をより快適に整えることができるでしょう。

社食サービスの導入はメリットがたくさん!

社食サービスを導入するメリットは、たくさんあります。

福利厚生の充実につながる

社食サービスを導入すると、福利厚生の充実につながります。

企業が自由に設定できる法定外福利厚生のアンケート(2015年/マンパワーグループ)でも、食事関連は「あったらよいと思う」福利厚生の第2位(33.9%)でした。

毎日に欠かせない食事関連の福利厚生を充実させると、従業員は食費を節約できます。

実際、「外食市場調査」(2018年6月度/株式会社リクルートライフスタイル)でも、社食を使いたい理由の第1位は「安さ」(47.2%)でした。

2023年は食品の物価高騰も激しく、毎日の食費をどう節約するか頭を抱えている人も少なくありません。

社食サービスで食の福利厚生を充実させ、安価に利用できれば従業員満足度も向上するでしょう。

また、自社に適した社食サービスの導入は、ブランディングや社外へのアピールにもつながります。

健康経営の推進につながる

社食サービスの導入は、健康経営の推進にもつながります。

健康経営とは、経営的な視点で従業員の健康管理をとらえて健康維持や増進を図り、企業の生産性を向上させる経営手法のことです。

具体的には、長時間労働や生活習慣の見直し、運動不足の解消、食生活の改善などがあります。

特に、ここ数年のコロナ禍でリモートワークに移行した企業が多いなか、運動不足やコミュニケーション不足による従業員の心身的ストレスは、深刻な問題です。

ほかにも、この時期に就職・転職した従業員が、「うつ病」や「燃え尽き症候群」に陥る症例も少なくありません。

政府においても、スポーツ庁が「スポーツエールカンパニー制度」を設けるなど、企業に対し従業員の健康維持や増進を推奨する動きがあるようです。

昨今の社食サービスは、安価なだけでなく、厳選食材の使用や管理栄養士の監修によって栄養バランスを考慮しているものも多くあります。

健康志向の高い社食サービスを導入すれば、従業員の健康意識を高め、健康経営を推進する際の施策として活用できるでしょう。

社内コミュニケーションの活性化

社内コミュニケーションの活性化も、社食サービス導入のメリットの1つです。

昨今、リモートワークを導入した企業では従業員同士のコミュニケーション不足が課題となっています。

アフターコロナで出社日が増えている今こそ、仕事の合間に交わす雑談に留めず、企業は従業員同士がコミュニケーションを図れる環境を作るべきでしょう。

2022年にHR総研が実施した社内コミュニケーションに関するアンケートでは、9割以上が「社内のコミュニケーション不足は業務の障害」であると回答しました。

また、7割以上が「自社の社内コミュニケーションに課題あり」と考えており、社内コミュニケーションは、企業にとって優先すべき改善事項の一つといえます。

企業が自社に適した社食サービスを導入し、コミュニケーションを図れる場を提供すれば、従業員同士の会話が弾み、新規アイデアの創出や意見交換の場にもなります。

知っておきたい社食サービス「3つの分類」

社食サービスを導入する際は「3つの分類」について知っておくと検討する際に役立ちます。

設置型

設置型とは、オフィスの専用スペースに冷蔵庫や電子レンジを設置することで、従業員がいつでも利用できる社食サービスのことです。

従来の社員食堂のように調理場や調理員を調達する手間がなく、人件費も節減できます。

配達エリア内であれば簡単に始められるところがおすすめのポイントです。

配達型

配達型は、事前に弁当を予約注文して配達してもらう社食サービスです。

ビュッフェスタイルで温かいスープなどを届けてくれるケータリング型も、これに含まれます。

設置型社食サービスとの違いは、事前に予約して決まった時間内での利用に限られることです。

こちらは設置型よりも対応エリアが限定されるケースがあるため、導入する際は自社が対象エリアかどうかを確認しましょう。

飲食店利用型

飲食店利用型も、社食サービスの1つです。

オフィス近隣の加盟店を社食として利用できるようになります。

この飲食店利用型は、利用料金を現金の代わりにプリペイドカードでの支払いや電子決済ができるのも特徴です。

また、オフィス近隣での利用に限らず、神奈川県外に出張した先の加盟店で利用できるものもあります。

神奈川県内でおすすめの「設置型」社食サービス

この章では、神奈川県内でおすすめの「設置型」社食サービスを4つご紹介します。

オフィスでやさい・オフィスでごはん

オフィスで野菜

株式会社KOMPEITOの提供する「オフィスでやさい・オフィスでごはん」は、目的に応じて2つのプランを選べる「設置型」社食サービスです。

・「オフィスでやさい」:軽めの食事やおやつにピッタリ
・「オフィスでごはん」:しっかり食べたい時におすすめ

「オフィスでやさい」は、フレッシュな野菜や果物を使用したスナックやサラダ・ドリンク類が中心です。

「オフィスでごはん」は、管理栄養士の監修のもとに考案されたメニューで、主菜や副菜を自由に組み合わせて専用の電子レンジで加熱すればすぐに食べられます。

新鮮と安全をモットーに食材にこだわり、メニューも年間60種類と豊富です。

いずれのプランも日本全国対応可能で、神奈川県も対象エリアに含まれます。

【対応エリア】

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の配達方法には、配達員が届ける方法と、ヤマトクール宅急便を使って届ける方法があります。配達員が届ける場合、オフィスの専用冷蔵庫内への補充や管理などを行ってもらえます。

・神奈川県内で配達員によるお届けに対応しているエリア

 横浜市(港北区・神奈川区・⻄区・中区)

※上記以外のエリアは、ヤマトクール宅急便での配達となります。

他県の対応エリアについては公式サイトをご覧ください。

【公式サイト】

https://www.officedeyasai.jp/lp/l19/

TukTuk

「TukTuk」は、株式会社ReLicが運営するコンビニタイプの「設置型」社食サービスです。

オフィスに専用の冷蔵庫を設置すれば、従業員はランチタイムに限らず、おやつや小腹が空いた時にカップ麺などの各商品をいつでも食べられます。

利用する際は、アプリから商品を選んでQRコードを読み取り、鍵を解錠して購入商品を取り出すだけです。

【対応エリア】

神奈川県では横浜市に対応

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部にも対応

【公式サイト】

https://tuktuk-convenience-stand.com/

パンフォーユーオフィス 

「パンフォーユーオフィス」は、株式会社パンフォーユーの提供する「設置型」社食サービスです。

本サービスを導入すると、独自の冷凍技術を活用した最大8種類のパンを月替わりで配達してくれます。

オフィスの冷凍庫で保存してレンジで約40秒加熱すれば、いつでも焼きたてのパンを食べられる手軽さが人気です。

【対応エリア】

神奈川県を含む日本全国に対応

【公式サイト】

https://office.panforyou.jp/

オフィスグリコ

「オフィスグリコ」は、江崎グリコ株式会社の運営する「設置型」社食サービスで、スタッフ訪問型とセルフサービス型の2種類あります。

取扱商品は、自社で製造するお菓子やスナック・アイスクリームが中心で、休憩中やおやつにピッタリのサービスです。

【対応エリア】

神奈川県では、横浜市・川崎市に対応

他県の対応エリアについては公式サイトをご覧ください。

【公式サイト】

https://www.glico.com/jp/shopservice/officeglico/

神奈川県内でおすすめの「配達型」社食サービス

神奈川県内でおすすめの「配達型」社食サービスは、主に4つです。

フレッシュランチ39

「フレッシュランチ39」は、株式会社美幸軒の運営する「配達型」社食サービスで、川崎店・神奈川店・磯子店・ベイサイド店があります。

Aランチのほか会議用弁当やオードブルを提供し、ランチメニューは専属栄養士の監修のもと、月ごとに変更されます。

利用の際は、Aランチは当日午前9:30まで、会議用は4営業日前までの予約が必要です。

【対応エリア】

神奈川県は以下エリアに対応

川崎市:

川崎区、幸区、中原区、高津区、宮前区

横浜市:

鶴見区、神奈川区、西区、港北区、緑区、磯子区、中区、戸塚区、港南区、金沢区

その他エリア:

横須賀市、鎌倉市、船橋市、市川市、浦安市

他県の対応エリアについては公式サイトをご覧ください。

【公式サイト】

https://www.fl39.com/

ハートランチ

 「ハートランチ横浜」は、神奈川県内にあるwarakuグループの横浜地区事業所が提供する事業者向けの「配達型」社食サービスです。

メニューは年間300種類以上で、毎朝、画像とスペシャルコメントを見ながら日替わり弁当のメニューを選べます。

同店の弁当は、惣菜の煮方・焼き方・上げ方・ソースなどに工夫が凝らされているのも特徴です。

配達エリアは、神奈川県内の横浜市を中心に9区・12市町に対応しています。

但し、区の一部や市の一部のみが対象となっている場合もありますので、神奈川県内の企業でも、導入時は自社が配達エリアに含まれるかどうかの確認が必要です。

本サービスは、神奈川県内の横浜営業所で「ハートランチ横浜/試食フェア」を実施していますので、導入前に参加するのもよいでしょう。

【対応エリア】

神奈川県の以下エリアに対応

・旭区、泉区、磯子区、瀬谷区、都築区、中区全域

・港北区(新吉田町)、青葉区(鴨志田周辺)

・金沢区(鳥浜/福浦/幸浦)横須賀市(久里浜)

・鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、平塚市、寒川町

・大和市、綾瀬市、座間市、海老名市、伊勢原市

・厚木市(戸田/長沼/落合/岡田/愛甲/森の里)

【公式サイト】

https://waraku.net/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81/

一心屋

 株式会社一心屋の提供する「一心屋」は365日、朝・昼・晩に対応し、毎日メニューの違う弁当を提供する「配達型」の社食サービスです。

生産地との共同開発による「特A」ブランドの米や食材にこだわり、素材を活かして惣菜の調理方法を変えています。

神奈川県の配達エリアは、川崎市と横浜市の一部が対象です。

なお、下記のエリア以外でも対応可能な場合もありますので、神奈川県内で上記エリア外に所在する企業は問い合わせてみましょう。

【対応エリア】

川崎市:

高津区、中原区、幸区、川崎区

横浜市:

中区、西区、南区、金沢区、神奈川区、鶴見区、港北区

【公式サイト】

https://www.isshinya.co.jp/

社食DELI

「社食DELI」は、ワオ株式会社の提供する「配達型」社食サービスです。

累計販売食数8000万食、上場企業をはじめ官公庁など、導入企業500社以上の実績があります。

導入プランは、下記の3つです。

・販売スタッフプラン:テーブル1台の省スペースでの直接販売
・注文配達プラン:配達員によるオフィスへの配達
・カスタマイズプラン:販売方法・メニュー・決済・冷凍弁当など要望に合わせて対応

毎日選べる日替わりメニューの弁当は、和・洋・中に加えてエスニックやヘルシーなど、平均で40種類と豊富です。

【対応エリア】

神奈川県は販売スタッフプランと注文配達プランの両方に対応

・販売スタッフプラン:神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県
・注文配達プラン:神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・愛知県・広島県・宮城県・福岡県


【公式サイト】

https://www.shashokudeli.com/

神奈川県内でおすすめの「飲食店利用型」社食サービス

神奈川県内でおすすめの「飲食店利用型」社食サービスは、3つあります。

社食シェアリングサービス green

株式会社タベルテクノロジーズの運営する「社食シェアリングサービス green」は、飲食店を社食として利用できる「飲食店利用型」の社食サービスです。

本サービスを導入すると、全国17,000店舗の加盟店が共同開発した、お店では食べられないユーザー限定のオリジナルメニューを注文できます。

【対応エリア】

全国17,000店舗で利用可能

【公式サイト】

https://lp.green.work/

チケットレストラン

「チケットレストラン」は、約30年前から株式会社エデンレッドジャパンが提供している「飲食店利用型」の社食サービスです。

日本全国で約15万人、導入企業2000社以上の利用実績があります。

加盟店は全国約25万店以上で、多くは飲食店やコンビニなどです。

専用アプリで神奈川県内の加盟店を検索すると、利用できる店舗の詳細をすぐに確認でき、利用後は、店舗内に備え付けの装置に「ID」をタッチするだけで会計できます。

ランチだけでなく、会議での利用や休憩時のおやつを購入するなど、さまざまなシーンで活用できるのも本サービスの特徴です。

アフターコロナの今、神奈川県外の企業との会議や会食を行う際に利用するのもよいでしょう。

【対応エリア】

全国対応

対応飲食店があれば利用可能なため、神奈川県内でも利用可能です。

【公式サイト】

https://ticketrestaurant.jp/

びずめし

Gigi株式会社の提供する「びずめし」は、企業が毎月の昼食代の支給を決定すると、加盟店舗との金銭のやり取りを全て代行してくれる「飲食店利用型」の社食サービスです。

本サービスには、レストランだけでなくコンビニやカフェも多数加盟しています。

導入すれば、神奈川県内に限らず、日本全国に拠点する20万店舗以上の加盟店で利用可能です。

但し、神奈川県外で利用する際は、目的のジャンルについて加盟店の事前確認をおすすめします。

【対応エリア】

全国対応

対応飲食店があれば利用可能なため、神奈川県内でも利用可能です。

【公式サイト】

https://bizmeshi.jp/

まとめ

アフターコロナも、企業によっては、在宅と出社の両方を取り入れたハイブリッドワークを継続することになるでしょう。

今後、従業員に帰属意識を実感させ、自社を活性化できるかどうかは、各企業の施策が大きく影響します。

オフィスへの出社が増えつつある今、従業員同士のコミュニケーションのきっかけ作りとして、神奈川県内でもさまざまな種類が利用できる社食サービスをぜひ取り入れてみませんか。

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