福利厚生制度
企業の健康経営
-2022.12.22.Thu
オフィスにリフレッシュルームを設置するメリットとは?必要な設備も解説
皆さんは、「リフレッシュルーム」という言葉を聞いたことがありますか。
社員のモチベーションや生産性を上げるために、各企業ではさまざまな取り組みがなされている中、リフレッシュルームが近年人気を集めています。
リフレッシュルームには、導入によってオフィスの環境が良くなるだけでなく多くのメリットがあるとして、各社工夫を凝らしたリフレッシュルームを取り入れる企業が増えています。
本記事では、リフレッシュルームの概要や導入する場合のメリット、設置する際に気をつけるべきポイントを解説します。
目次
リフレッシュルームとは
リフレッシュルームとは、主として社員が気分転換するためにオフィス内に設置される多目的スペースのことを言います。
単に社員が仕事中に休憩するための従来型の休憩室とは異なり、リフレッシュルームはより多くの用途に使えるのが特徴です。
リフレッシュルームは休憩室としての利用のほか、会議室に行くほどではない簡単なミーティングの場としても利用できます。
設置する設備によっては、トレーニングルームや読書スペース、ゲームコーナーにもすることができます。
また、新入社員の入社時には社内研修を行ったり、歓送迎会シーズンにはケータリングを活用してパーティーの開催も可能です。
ルーム内は社員の人数やスペースの広さによって自由にアレンジできるのも魅力と言えるでしょう。
オフィスにリフレッシュルームを導入するメリットとは
リフレッシュルームを導入するのには当然コストや手間がかかりますが、長期的に見るとそれ以上のメリットがあります。
ここからは、オフィスにリフレッシュルームを導入するメリットを4つご紹介します。
コミュニケーションの活性化
リフレッシュルームでは、社員同士が気軽にコミュニケーションを取れるメリットがあります。
業務スペースで仕事をしている場合、話す相手はデスクの近い人や同じ部署の人たちに限定されがちです。
また、最近では会社の飲み会が減ったことやテレワークの普及によって、部署内でのコミュニケーションが取りにくくなっていることも問題視されています。
社内のコミュニケーション不足は、社員のモチベーションを低下させ、思わぬミスやトラブルを誘発する恐れがあります。
リフレッシュルームがあれば社内のさまざまな部署の人が集まり、部署を超えた交流が期待できるでしょう。
上司や同僚、異なる部署の人と自由に交流することで、新しいアイディアが生まれたり、今まで話したことのない人と交流できるメリットもあります。
気分転換に活用できる
リフレッシュルームの最大の魅力は、気分転換に活用できることです。
どんな人でも一日中デスクで仕事をしていると集中力が途切れてしまうため、効率的に業務を行うためにも適宜休憩を取ることが大切です。
オフィス内にリフレッシュルームがあると、気軽にオンとオフの切り替えができ、業務の効率アップやモチベーション向上にも繋がります。
社員が気軽に利用できるコーヒーマシーンなどのドリンク設備やお菓子などの間食、雑誌や新聞を置くと良いかもしれません。
リフレッシュルームには、社員なら誰もが利用できる福利厚生としての側面もあります。
導入後は掲示板や社内報等で周知を徹底し、社員の積極的な利用を促しましょう。
オフィス環境の充実をアピールできる
オフィスにリフレッシュルームがあると、取引先など社外に対してもオフィス環境の充実をアピールできます。
最近では就職先や転職先を選ぶ際に、待遇面に加えて福利厚生の一環としてオフィス環境を重視する人も多いようです。
つまり、おしゃれで働きやすいオフィスは採用活動でのアピールにもなり、優秀な人材獲得にも効果があると言えます。
昨今人材不足に悩む企業が多い中、企業のブランディングにも役立つとして、ユニークなリフレッシュルームを用意する企業も増えています。
来客時の対応に会議室ではなくおしゃれなリフレッシュルームを活用すれば、好印象を与えられるのもメリットの一つです。
社員の満足度が高まる
リフレッシュルームの設置は、福利厚生の一環とも言えます。
福利厚生としてオフィス環境を充実させると、社員の満足度向上に繋がるでしょう。
社員の満足度を上げると離職率の低下や業績効率の向上に繋がるなど、さらなるメリットがあります。
近年離職率の高さや優秀な人材の流出に悩む企業にとって、リフレッシュルームの導入は状況を打開するカギとなるかもしれません。
リフレッシュルームにドリンクや軽食、その他気分転換になる設備を置くと、社員の満足度もさらに高まるでしょう。
リフレッシュスペースに必要なポイント
リフレッシュルームは多目的スペースとして、さまざまな用途に利用できるのが特徴です。
そして、その内容は企業によって自由に決められるのも魅力の一つです。
しかし、社員に利用されなければ、リフレッシュルームの設置にかかるコストや手間が無駄になってしまう恐れもあります。
ここからは、社員が利用したいと思うリフレッシュルームにするために必要なポイントを3つご紹介します。
リラックスできること
リフレッシュルームにとって最も重要なのが、社員がリラックスできる環境であることです。
普段仕事を行う業務スペースには、無駄を省き、機能性を重視したデスクやオフィスチェア、その他オフィス家具が必要です。
対して、リフレッシュルームには業務スペースとは異なる家具を置いたりレイアウトを工夫したりすることで、リラックスできる空間を作りましょう。
業務スペースとの違いを明確にするためには、木目調で落ち着いた色合いの家具や、カラフルなカラーでデザイン性の高い家具などを選ぶと良いでしょう。
靴を脱いでくつろげる畳スペースや、芝生のようなラグを敷いたスペースを設けるのも面白いかもしれません。
業務スペースと雰囲気をガラッと変えることで、気分転換しやすくなります。
よりリラックスできる環境にするには、観葉植物を置いたり本格的なカフェスペースを用意したりするのもおすすめです。
他社のリフレッシュルームの事例を参考に、企業のカラーや社風を活かしたスペース作りをしてみてください。
人が自然と集まること
リフレッシュルームがあっても、業務スペースから遠くて行きにくいと、「わざわざ行くのが面倒」などの理由で思うように活用されない可能性もあります。
リフレッシュルームを設置する際は、社員の往来が多く、人が自然と集まり、交流が活性化するような場所を選ぶと良いでしょう。
おすすめは、誰もが通るオフィスのエントランス付近や、多くの部署が集まるエリアです。
ただし、業務スペースの近くにリフレッシュルームを設置すると、業務中でも話し声が気になってしまう恐れがあるため、間仕切り壁や遮音性の高い壁で囲うようにしましょう。
用途が明確になっていること
リフレッシュルームを導入する際は、まずは社員にアンケートを取るなどして、スペースの用途や目的を明確にしておきましょう。
用途によって、リフレッシュルームの広さやレイアウト、設置する家具なども変わってきます。
休憩スペースとして設置するのであれば、仮眠スペースを作ったり、くつろげるソファを置いたりすると効果的です。
コミュニケーションの場としての役割を期待するのであれば、スペースを広めに取り、カフェスペースを充実させると良いでしょう。
また、来客など社外の人も利用できるようにするのか、社員専用にするのかによってリフレッシュルームの設置場所や内容が異なってきます。
企業のブランディングの一環としてリフレッシュルームを開放するのであれば、エントランス付近に設置し、金銭の管理などセキュリティ面に配慮するようにしましょう。
リフレッシュルームには何を置くべき?
リフレッシュルームを導入する際、何を置いたら良いかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
最近では社食サービスやドリンク設備のレンタルサービスなど、リフレッシュルームで利用できるサービスも充実しています。
他社の例も参考にしながら、リフレッシュルームの用途や広さ、レイアウトによって何を置くか決めると良いでしょう。
置き型の社食・間食サービス
福利厚生サービスとして近年注目を集めているのが、置き型の社食・間食サービスです。
置き型の社食・間食サービスは、オフィスの一角に専用の什器を設置し、そこからいつでも好きな時に商品を購入できるサービスで、近年注目を浴びています。
商品の内容はドリンクからお菓子、お弁当など、サービスを提供する会社によってさまざまで、社員の好みに合ったサービスを選ぶのがポイントです。
リフレッシュルームに社食・間食サービスを導入すると、忙しくてオフィスを出られない時やちょっとお腹が減った時に利用できるため、社員の満足度向上が期待できるでしょう。
置き型の社食・間食サービスであれば、従来型の社食に比べて低コストかつ省スペースで設置できるため、企業にとってもメリットがあります。
コーヒーマシーンや自販機などドリンク設備
リフレッシュルームには、コーヒーマシーンや自動販売機、電気ポットといったドリンク設備もおすすめです。
ドリンク設備があると、オフィスにいながらにしてカフェ気分が味わえるため、リフレッシュに効果的です。
オフィス街のカフェは特に混雑しがちですが、オフィス内のカフェスペースであればわざわざ行って並ぶ手間もなく、時間の節約やカフェ代の節約にもなります。
最近では、本格的なコーヒーマシーンのレンタルサービスやメニュー豊富な自動販売機など、サービスも多種多様なため、ぜひ比較検討してみてください。
遊び心のある設備
リフレッシュルーム内には、単なる気分転換のためのスペースだけではなく、遊び心のある設備や備品を用意するのも良いでしょう。
例として、ボードゲームやカードゲームで遊べるスペースや、トレーニング設備や健康器具を使えるスペース、雑誌や漫画などの本を自由に読めるスペースなどがあります。
ソファに加えてマッサージチェアを置いたり、日替わりや週替わりのお菓子を置いたりするのも良いでしょう。
ただし、ゲームやトレーニング設備を設置する場合は、特に防音性に配慮し、一定時間の利用を促すようにしましょう。
おすすめのリフレッシュルーム設備「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」
リフレッシュルームの設備でお悩みの場合におすすめなのが、設置型社食サービスの一つであるオフィスコンビニです。
オフィスコンビニはオフィスに設置した什器からコンビニのように自由に商品を購入できるサービスで、リフレッシュルームに軽飲食できるスペースを設置する場合に良いでしょう。
今や多様な福利厚生サービスがある中で、特に人気なのが社食や食費補助といった食に関する福利厚生ですが、従来型の社員食堂よりも低コストかつ簡単に導入できるのがオフィスコンビニの特徴です。
オフィスコンビニを導入すると、社員の経済的負担が軽くなり、社内コミュニケーションが活性化するなど多くのメリットがあります。
オフィスコンビニと一口に言ってもさまざまなサービスがあります。
なかでも健康的なメニューを提供するOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は、社員の健康維持や健康増進にも効果があるとして近年人気を集めています。
オフィスコンビニの多くは甘いお菓子屋やスナック菓子などで構成されるのに対し、「オフィスで野菜」では、安心安全の国産野菜で作るサラダやスムージー、ヘルシー志向の軽食、無添加のお惣菜、フルーツなどを中心に提供しているのが特徴です。
忙しかったり面倒だったりして食事を抜いてしまう人も多い昨今、不足しがちな野菜中心の食事をオフィスで手軽に取れるとして、2,500以上の拠点で導入されています。
福利厚生の一環としてリフレッシュルームの導入を考えている場合は、設置型社食サービス「オフィスで野菜」の導入をご検討ください。
まとめ
日々業務に追われる中、オフィス内にリフレッシュルームがあると仕事中の気分転換になるだけでなく、多くのメリットがあります。
人材不足や離職率の高さに悩んでいる企業にとって、オフィス環境の改善はそれらの改善に繋がるかもしれません。
リフレッシュルームを導入する際は、社員アンケートなどを実施し、社員が求める設備やサービスを充実させると良いでしょう。
リフレッシュルームの導入後も、そのままにしておくのではなく随時社員の意見を取り入れ、より社員がリラックスできるリフレッシュルームにしていきましょう。
コストを抑えて福利厚生を充実!新しいオフィスコンビニ
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