福利厚生制度
あると嬉しい福利厚生第一位は「食事補助」!手軽な導入方法まとめ
福利厚生は社員のモチベーションアップや人材の定着率アップを促し、また求職者が会社を決める際にみるのは給与の次に福利厚生とも言われてています。 人材確保の際にも重 …
社会で働く人々の多くは、健康的な生活を送りたいと思っていても、運動不足や食生活の乱れなど、常にコンディションを良好に整えるのは難しいのが実情です。
コンビニなどで手軽に食事を摂れる便利な社会にはなっていますが、栄養バランスの取れた食事が毎日摂れているでしょうか。
実際、日本人はビタミンや食物繊維の摂取量が目標値には足りていない、つまり野菜や果物の摂取量が不足しているということが調査によって明らかになっています。
このような背景もあって、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は、従業員に対して食事補助の必要性を感じる企業に導入いただくケースが多く、特に「従業員に少しでも野菜を食べて欲しい」という思いを持った企業が増えています。
今回は、従業員に対して食事補助の必要性を感じ、実際にOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入された成増幼稚園にて、園長の田中泰彦さんと副園長の田中圭子さんにお話を伺ってきました。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は導入現場ではどのような食事補助の役割を果たしているのか、導入によってどのようなメリットがあったのか、インタビューを通して現場の声をご紹介します。
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目次
インタビューの前に少し、企業における「食事補助」の必要性について考えてみましょう。
食事補助は企業の福利厚生として提供されることが多いですが、福利厚生の中でも「食」へのサポートは需要が高く、従業員満足度も高い傾向にあります。食事は毎日のことなので、恩恵を感じやすいというのがその要因です。
食事補助は従業員側のメリットにフォーカスされやすいですが、実は導入する企業にとってもメリットの多い福利厚生です。食事補助を導入することで、企業にとっては以下のようなメリットが期待できます。
・「健康経営」の推進
・従業員のコンディションアップ
・業務効率化の向上
・従業員満足度の向上
・企業イメージの向上
従業員を大切にし、より良い環境で働いてもらうことは、企業ブランディングや売上アップに繋がる可能性があります。食事補助は企業の課題を解決する手法のひとつとして注目を集めているのです。
食事補助には多くの種類があります。社内に食堂を設置する「社食」、「弁当宅配」、食事券等を従業員に配布する「チケットサービス」、お菓子やお惣菜を社内に置いて低価格で提供する「設置型」など多種多様です。
どの食事補助も従業員にとってはありがたいサポ―トですが、特に設置型サービスは、規模に関わらず導入しやすく、企業側にかかる導入の手間も少ない、そして従業員が手軽に利用できることから、注目が集まっています。
今回お話を伺った成増幼稚園でも、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を選んだポイントのひとつに、手軽に導入できる「設置型」という点がありました。
では、実際の導入現場では設置型の食事補助がどのように活用されているのか、お話を伺っていきましょう。
<成増幼稚園園長 田中泰彦さん>
―本日はよろしくお願いいたします。まずは成増幼稚園について詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか。
成増幼稚園は昭和40年に創業、2019年で創業54年目になります。父が創業し、私でニ代目です。
従業員数は先生とドライバー等も入れて全36名、多くが女性の職員で、男性職員は6名です。在園児は現在300名です。
私たちが目指しているものは「子供たちが好きなことを見つけられる環境」です。
保育は子どもたちが初めて出会う学校なので、授業内容はひとつのジャンルに特化するのではなく、様々なものごとをバランス良く取り入れることを念頭に置いています。
例えば英語の授業では学期に一度はネイティブ講師を呼んで授業をしたり、スイミング練習ではコナミスポーツまでバスで通い授業を行ったりしています。音楽教育にも力を入れていて、運動会では鼓笛発表を行っています。
ほかにも、園内に重要文化財に指定された古民家があり、園で所有しているため自由に行き来ができるのですが、古民家の中でご飯を食べたり、古民家の前にある畑で体験農園をしたり、お泊まり保育や保護者会を開催したりと、教育に活用しています。
<園内にある古民家と、体験農園を行っている畑>
体験農園は食育の一環として行っていて、子どもたちが自分で野菜の種をまき、植物の成長を観察し、収穫して家に持ち帰ったり、収穫した野菜でカレーを作ったりしています。栽培するのは大根やラディッシュ、ジャガイモなどその年によってさまざまです。
「食育」という観点ではそのほかにも取り組みを行っていて、例えば年末には近所の住民の方と一緒に杵と臼で餅つきをすることで、伝統的な食文化を感じられる機会もつくっています。
また、お弁当と給食の頻度を半々にしているのですが、給食を導入することによって子ども達が全員で同じものを食べる機会を作れるので、それにより好き嫌いをなくすような働きかけも行っています。
こういった様々な教育を通して、子ども達に色々なことに触れてもらい、好きなことや得意なことを見つけて、自信に繋がるような教育をすることを心がけています。
成増幼稚園では、従業員への食事補助としてOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入いただいています。
導入に至る背景や決め手にはどのようなものがあったのでしょうか。
<成増幼稚園副園長 田中圭子さん>
―なぜOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入しようと思ったのですか?
成増幼稚園では、以前からお菓子系の設置型サービスや福利厚生価格で買える自動販売機は設置していましたが、提供できるものは甘いものばかりで野菜が少ないことは気になっていました。
園にいる先生達は、月曜・火曜日は幼稚園で注文する仕出しの弁当を食べますが、水曜日は幼稚園がお昼に終わるためご飯を園では用意していません。
そして木曜・金曜日は園児がお弁当持参の日なので、先生達も自分でお弁当を作って持ってくることになっています。
ただ、どうしても時間がなくて先生が自分のお弁当を作れない日もありますので、その場合にはどこかで購入することになるのですが、幼稚園の周りにはお店がないため、カップラーメンなど簡単なものになってしまうことも多いのです。
「従業員のためにももっと野菜が食べられる環境を作れると良いな」と思っていたところで、ちょうどOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を見つけ、連絡してみたのがきっかけです。
―OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の決め手はどのような点ですか?
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を選んだ理由は、やはり従業員の健康のためです。
近隣にお店がないこともありサラダなどの野菜系はわざわざ買いに行くこともないため、少しでも野菜を食べるきっかけになればと、思い導入することに決めました。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入したあと、従業員の方々の反応はどうだったのでしょうか?
実際に利用してみた感想を伺ってみましょう。
―導入されてから先生達の反応はいかがでしたか?
みんな、「お店で買うより安い!」と喜んで食べています。
お弁当を忘れたときや、園が午前中で終わっても午後仕事があるとき、あと職種的に子ども達と一緒にご飯を食べない職員もいるので、手軽に購入してご飯が食べられるのは便利なようです。
―特に人気の商品はあるのでしょうか?
どの商品が入ってもまんべんなく人気がありますね、今はまだ職員数に対して入荷する数が少ないため、完売することも多く、買えたらラッキーという状況です。
そのため、もう少し入荷数を増やそうかどうか検討している段階です。
野菜やフルーツが摂れる点も健康的で良いと喜ばれています。
それと、飲み物類は私(園長)もお気に入りで、従業員からの人気も高くすぐなくなりますよ。
自動販売機でジュースを買うこともできるのですが、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)には果汁100%ジュースもあるので、やはり「ものが違うな」と感じます。
―先生達はどのような時間帯に利用することが多いですか?
お弁当を忘れた日のお昼ご飯用に買う人もいれば、おやつ代わりに食べる先生もいますし、朝から帰りの時間まで好きな時間に買っていますね。
子供達がいる時間はゆっくり休めないことも多く、近くにお店などもない環境なので、園が終了した後にそっと手を伸ばせる食事補助環境があることはとても助かっていますね。
従業員の健康を重視してOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入いただいている成増幼稚園ですが、食事補助だけでなく労働環境全般への取り組みに力を入れているようです。
成増幼稚園の”働きやすい環境づくり”への取り組み内容を詳しく教えていただきました。
―従業員へ向けた労働環境作りはどのようなことを行っていますか?
伝統的な慣習は常に見直すようにしており、できるだけ業務をスリム化するように努めています。
例えば「保育日誌」です。
どこの幼稚園にも当たり前にありますが、毎日書くだけでもかなりの時間がかかるため、保育日誌にかかる負担をできるだけ軽くするようにしています。
「去年がそうだったから」「伝統だから」という前提はなるべく崩したいと思っており、常に先生達の意見を聞きながら業務改善を行うようにしています。
―先生の皆さんの勤務体系はどのようになっていますか?
業務はシフト制で行っており、さらに分業制でポジションによって業務内容をきっちり分けるようにしています。
例えば園庭の掃除はバス乗務員がやるですとか、通園バスにはクラス担任以外が乗車するなど、仕事内容が各ポジションで混在しないようにしています。
分業化を進めることのメリットは「仕事内容を整理することができる」ことにあります。
ひとりで複数の業務を担当しないことにより残業を減らすことができるため、従業員がなるべく早く帰宅できるように体制を整えています。
また水曜日は従業員が早く帰れる日にしております。
午後当番の先生もいますが、当番ではない先生は、何もなければ水曜日はミーティング後14時過ぎに帰宅できます。
園の周りには何もなく、休憩時間も取りづらいため、子供が帰った後にはできるだけ自由にできる時間を確保してあげるように心がけていますね。
―食以外の福利厚生はどのようなものがありますか?
毎年職員旅行に行っています。
1年おきにディズニーランドへ行きオフィシャルホテルに泊まることもありますし、バスツアーに行くこともあります。
年に1回ボーリング大会を行うこともありますし、年度の終わりにはちょっと高級なお店で食事会をすることもあります。これらは基本的にはすべて園の負担で行っています。
このように従業員が働きやすくなる環境づくりを進めることで、結果的に離職する方が減り、従業員のチームワークの向上にもつながっているように思います。
私たちも特に厳しいことは言わないようにしていますし、できるだけ従業員の意思を尊重するように努めています。
成増幼稚園では、近隣に食事ができる場所やご飯を購入できるお店が少ないこともあり、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の手軽さと、野菜やフルーツなどのラインナップによって健康的な食事補助ができるという点に、メリットを感じていただいていました。
今回の成増幼稚園の事例のように、労働環境や食環境の課題に対して対策を行い、職場の満足度を高めることで、従業員が健康で活き活きと働ける環境づくりに繋がります。これは企業にとっても大きなメリットがあることです。
働き方改革の実施に伴い、働く環境の見直しを始めた企業も多いかと思いますが、「健康的な食生活」という視点では、課題が残る企業も多いでしょう。
従業員の健康は企業の未来を作ることにもつながります。ぜひ一度自社の環境を振り返ってみて、従業員の健康づくりにつながる食事補助の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
社員の健康改善につながる新しい福利厚生
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