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-2020.02.25.Tue

優秀な社員の流出を防止!リテンション施策とは?メリット・施策例

リテンション施策という言葉を聞いたことはありますか?

企業にとって人材不足・優秀な人材の確保は永遠のテーマです。

少子高齢化や団塊世代の退職・働き方に対しての考え方の変化など原因は様々ですがネットの普及による原因も深刻化しています。

働く人の生の声が簡単に聞けるようになったことで過酷な労働環境や低賃金などが問題になり、企業のマイナス部分が広く知られる様になりました。

多くの人(特に若者は)はきつい仕事を避ける傾向にあり、人材不足を加速させている原因になっています。

こういった様々な背景により、人材の新規獲得が難しい中で、人材流出を防ぐための対策として「リテンション施策」が注目されています。

 

リテンション施策とは?

リテンションの言葉には「維持」「保持」という意味があります。

つまりリテンション施策とは企業において人材(特に優秀な人材)を企業に留めておくための施策ということになります。

 

なぜリテンション施策が注目されているのか

現在、少子高齢化や団塊の世代の退職・働き方の多様化などにより人材不足が問題になっています。

時代の流れで働き方の考えも変化し、仕事環境や雇用条件が合わなければ転職すればいいという人が増え一般化してきています。

企業にとってこの考えは優秀な人材を流出させてしまうだけでなく、離職・採用に伴うコストの増加など様々なリスクを伴います。

そこで人材不足や優秀な人材流出を防ぐ対策としてリテンション施策が注目されているのです。

 

リテンション施策を実施するメリット

リテンション施策を実施するメリットについてここでは4つ紹介します。

 

離職率の低下

リテンション施策を実施することにより離職率を低下させることができます。

採用コストより離職コストの方が大きなコストがかかるといわれている中で、離職率を低下させることにより採用・離職に伴うコストも削減できます。

 

優秀な人材の確保

離職率が低下するということは、既存の優秀な人材の流出を防ぐことに繋がります。

優秀な人材が企業に残ってくれれば生産性の向上や活気がある職場の維持に繋がります。

リテンション施策をすることにより企業の安定的な成長が期待できるのです。

 

エンゲージメントの向上

待遇改善や職場環境の改善などを行うことにより、社員のモチベーションを上げることができます。

そうすると社員が会社に愛着を持つようになり、離職率の低下にも繋がります。

リテンション施策は社員に「この会社で働きたい」と思ってもらえるインセンティブになるのです。

 

企業の機密情報の流出防止

人材が流出するということは、企業の機密情報や顧客情報の流出に繋がるリスクがあります。

他企業に自社の機密情報が知られてしまうと、経営危機に陥ってしまう可能性も充分にあります。

リテンション施策を行い人材の流出を防ぐことは、安定した経営を守ることにも繋がるのです。

 

リテンション施策として行うべきことは?

リテンション対策として様々な対策があるかと思いますが、ここでは3つ紹介します。

 

コミュニケーションの活性化

上司や部下・社員同士の間などで何らかのコミュニケーション不足に不満を抱えている方は多いと思います。

人間関係の不満は精神的ストレスが大きいため、退職に繋がる可能性が高くなります。

人間関係に欠かせないコミュニケーションですが、コミュニケーションが3つに分けられることをご存知でしょうか?

ここでリテンション施策にも関連する3つのコミュニケーションについて説明したいと思います。

 

縦のコミュニケーション

経営者と従業員・先輩と後輩など役職や肩書きになどによって明確な上下関係がある人達のコミュニケーションのことです。

このコミュニケーションを円滑にするためには、役職など立場が上の人間から積極的に働きかける必要があります。

日常から仕事の話だけでなく、趣味やプライベートの話などをすることで上下関係があっても自然な姿で関われる様になります。

そうすることで信頼関係が生まれ、仕事上のトラブル・不安がでてきても相談しやすくなり良好な関係が築けるでしょう。

 

横のコミュニケーション

同じ部署内・同じ役職など同等の立場にある人達のコミュニケーションのことです。

このコミュニケーションを良好にさせるために大切なのは、お互いを理解し仲間意識を深めることです。

上下関係がない分、縦のコミュニケーションに比べ、コミュニケーションが図りやすくなります。

しかし、同等の立場にいるということは、評価される際には比較対象になりやすいということでもあります。ライバル意識が芽生え、意図的にコミュニケーションを図らなくなることもあります。

お互いの得意分野・長所だけを認めるだけでなく、苦手分野・短所も理解し補い合っていくことで円滑な人間関係を築けるようになるでしょう。

 

斜めのコミュニケーション

他部署の人や普段は関わることがない人達とのコミュニケーションのことです。

このコミュニケーションを良好なものとするために大切なのは、部署を超えたコミュニケーションが取れる機会を増やし、お互いの存在を認め合うことです。

普段関わることがない分、他部署間の意思疎通ができなくなり誤解を招きやすくなります。

社内イベントやフリーアドレス制度などを取り入れることで、他部署間とのコミュニケーションを取る機会を増やし、新たな人間関係が築けるようになるでしょう。

 

この3つのコミュニケーションの中でどのコミュニケーションに不満を持っているかに気づき、改善していくことによってリテンション施策である人材流出を防ぐことに繋がります。

リテンション施策を実行するには、社内における良好なコミュニケーションが重要となることは間違い無いでしょう。

 

待遇改善

給与増加や評価制度の見直しなどをすることによって、社員のモチベーション向上に繋がります。

有給休暇が取得しやすい環境か、労働時間は適切かなどが重要になってきます。

休暇をきちんと取れる環境にすることにより、肉体的疲労も少なくなりストレスも軽減します。

しかし休暇制度がきちんとしていても、職場環境が良好でないと周りの目を気にして休めなくなってしまう現状があるのも事実です。

待遇改善をすると同時にコミュニケーションを円滑にし、良好な人間関係を築いておくことが必要になってきます。

 

能力開発、教育制度

優秀な人材ほどスキルアップできる環境を重要視します。

また「仕事にやりがいを感じない」「この職場では成長ができない」などの理由で離職に繋がる場合もあります。

能力向上の機会として、マネジメント研修やスキルアップ研修などの研修制度を取り入れることにより社員の能力向上にも繋がり、リテンション施策である優秀な人材の長期的な確保にも繋がります。

 

退職の主な理由とは?

退職の理由は人それぞれありますが、主に「人間関係のトラブル」「待遇への不満」が上位に上がっています。

ここからは退職を防ぐために、どのようなリテンション施策を行えばいいのか考えていきたいと思います。

 

退職を防ぐリテンション施策の例

ここでは具体的なリテンション施策として4つの改善方法を説明したいと思います。

 

待遇の改善

待遇改善というと真っ先に給与増加を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

給与増加は即効性がある改善施策ですが、安易に増加してしまうと人件費増による圧迫や、より高収入を得られる会社への転職を考える人が増えてしまい人材の流出に繋がってしまいます。

給与の増加をする場合は給与が適切な評価に値するものか、社員が納得するものであるかを慎重に考えなければなりません。

ここでリテンション施策には、評価制度の改善が重要になってきます。

 

評価制度の改善

リテンション施策に繋がる評価制度について、2つ紹介します。

 

・タレントマネジメント

タレントマネジメントとはタレント(優秀な人材)が持つスキルや能力を把握し、適材適所の人事配置や研修などの人材育成を用いてタレントの能力を最大限に引き出すための取り組みのことをいいます。

現代では少子高齢化などにより人手不足が深刻な問題になっています。

そのため限られた人材の中からより優秀な人材を見出し、優秀な人材を最大限に活かす仕組みづくりができるかどうかが企業にとって重要になってきます。

タレントマネジメントはより有効的なリテンション施策に繋がるのではないでしょうか。

 

・ノーレイティング

ノーレイティングとはこれまで日本の企業が多く取り入れてきたレイティング(社員をランク付けする制度)と半期・年単位の評価サイクルを廃止する動きのことです。

時代の流れにより働き方に対する考えが多様化する中で、成果主義を前提としたレイティングは機能しなくなっていると指摘されています。

ランク付けをするのではなく、リアルタイムの目標設定とフィードバックをする中でその都度評価を行います。

ノーレイティングは上司と部下の1対1の対話が主流になりますので、コミュニケーションの活性化にも繋がります。

上司とリアルタイムに目標設定を行い評価を受けることにより、自分の頑張りが認められていると社員の納得感が高まりモチベーション向上に繋がります。

 

他にも様々な評価制度はありますが、自社にあった評価制度を選択し組み合わせて実施することでより効果的なリテンション施策に繋がるのではないでしょうか。

 

ワークライフバランスの改善

仕事とプライベートとのバランスも重要です。

特に、育児や介護などが必要になったとき、ワークライフバランスを調整して働きやすい環境をつくることができるかは、長く働き続けられるかどうかに関わってきます。

育児や介護が必要となっても継続して働き続ける事ができるように「育児休暇」や「介護休暇」などの制度を充実させることによって、社員は仕事とプライベートを両立させることができます。

企業にとっても社員の離職を防ぐことがリテンション施策となり、企業の長期的な成長・発展に繋がります。

 

 コミュニケーションの活性化(人間関係の改善)

退職理由の上位にも上がる人間関係の問題はリテンション施策にとって欠かせない課題ではないでしょうか。

人間関係が良くなるかどうかは、日々のコミュニケーションが十分にとれているかどうかにあります。

そのため社内コミュニケーションを活性化させる仕組み作りが、リテンション施策には大切になってきます。

例えば、社員食堂やカフェの設置・部活動の活用・研修会の開催・歓迎会や親睦会の開催などがあります。

企業によっては「コミュニケーション費用の補助」という制度があり、歓迎会や親睦会などにかかる費用の一部または全額を企業が負担するというものです。

これにより他部署のメンバーとの仲が深まり、業務もスムーズにできる様になるなど様々な効果が報告されています。

 

しかし、直接コミュニケーションを図ることは効果は高いものの、頻繁に行うことが困難なのも事実です。

そこで重要となるのが、社内報・社内web・メール・SNSなど社内メディアの活用です。

社内メディアは便利な反面、使い方を誤ると重大なトラブルに繋がってしまうリスクがあります。

各メディアの特性を活かしつつ、取り扱いに注意しながら上手く活用できればリテンション施策に欠かせないコミュニケーションの活性化に繋がるのではないでしょうか。

 

野菜でリテンション施策?

手軽に活用できる「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」

OFFICE DE YASAIでは企業向けに低価格で手軽に食べられるカット野菜やカットフルーツ・フルーツドリンクなどを提供しています。

コミュニケーションの活性化の例で挙げた「社内食堂や社内カフェを設置」をするとなると場所の確保やコストの問題などが発生するので、なかなか取り入れるのは難しいです。

その点OFFICE DE YASAIは冷蔵庫を設置するだけなので、場所の確保も簡単ですし低コストで設置できます。

社内で食事をすることで社員のコミュニケーションの場を設けることができ、コミュニケーションの改善にも繋がります。さらに、社員の健康もサポートできて一石二鳥です。

リテンション施策のひとつとして取り入れてみてはいかかでしょうか?

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

少子高齢化や働き方の多様化などにより、人材を新規獲得するのは難しくなってきています。

企業にとって人材流出を防ぐ事が企業経営を守る第一歩なのではないでしょうか。

リテンション施策をいくつか紹介しましたが、まずは自社の社員の状況をきちんと把握し、自社にあった取組みやすいリテンション施策から実行していくことが重要になってくるでしょう。

 

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